日々の診療の中で歯医者さんは何を思ふ・・・

2009/6/10

診療報酬1873万円不適切受給…大阪の164医療機関  医療問題

診療報酬1873万円不適切受給…大阪の164医療機関
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090610-OYT1T00658.htm

 生活保護世帯が全国最多の9万5000余を数える大阪市で2008年度中、医療機関側が生活保護受給者への架空の治療や施術を申告するなどして診療報酬を不適切に受給したケースが、860件計1873万円にのぼることが、市の調査でわかった。

 生活保護世帯の患者の医療費は、医療扶助で全額公費で賄われており、市は関与した164の医療機関・施術者に対し、全額を返還させた。

 同市は、増加傾向にある生活保護費の約半分を占める医療扶助費の実態を把握するため、市内約7000か所の生活保護法指定医療機関のうち約30か所を抽出、カルテと診療報酬明細書(レセプト)を照合点検する一方、同指定のあんま・マッサージ師や針きゅう師などの施術者らから聞き取り調査を行った。

 その結果、12の医療機関が90件計753万円、施術者152人が770件計1120万円を不適切に受給していたことが発覚した。実際の診療内容と異なるレセプトを作成するなどして約740万円を受け取った歯科医院や、不要な施術を繰り返すなどして約520万円を受給したマッサージ師もいたという。

 医療扶助は、生活保護世帯の患者が区役所で発行される医療券などを持参して受診すれば、全額公費負担となる。医療機関は「社会保険診療報酬支払基金」を通じ、自治体から報酬を受け取る仕組み。基金の審査はレセプトに記載された診療報酬点数の点検など簡易なものにとどまり、市が独自に点検を委託している財団法人「大阪市民共済会」でもカルテとの照合までは行っていなかった。一方、施術者は施術報酬請求書を直接自治体に送り、報酬を受給するが、市側は07年度まで請求書の点検だけで、施術者や患者への聞き取り調査はしていなかった。

(2009年6月10日14時48分 読売新聞)


調査対象が30ヶ所で、不正受給とされた所が164ヶ所って言うのは何か変な感じだが、記者のミスなのかな?

それより、もっとショッキングなのが、164医療機関・施術者で1873万円の不正受給額であるが、その内のおよそ2/3に当たる1120万円もの額を歯科医師とマッサージ師各1名で占めていることです。

医療機関で言えば、12件中でこの1件の歯科医院がほぼ全部と言ってよい額(740万円/753万円)を占めています。
マッサージ師の方は、152人中のこの1件で全体の45%くらいでしょうか?

このブログでも、過去に柔整の不正受給に関して書いたことがありましたが、「歯科にも、もっとエゲツナイ人がおりまんなぁ〜!」とか言われそうですネ。
この記事でも、額を除外して数だけ見れば、不正受給した所は圧倒的にソチラの方が多いんですけどネ。

これを機に、医療扶助に対するレセプトの点検強化がなされるのだろうか?

そう言えば、札幌の無料歯科診療所の話は、その後どうなったんだろう???
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