2009/6/19
フランスでの輸入技工物問題 歯科医療
輸入歯科技工物をめぐる報道に対し,フランス歯科界が統一見解を示す
ある雑誌社が掲載した義歯の輸入に関するひとつの記事は,議論を巻き起こすのに十分であった。歯科界に対する弾劾であり,歯科医療に関わる人たちの心をかき乱す出来事がまたしても起こった。クラウンや義歯の価格に関するこの無益な論争に対して,歯科界として統一見解を示したい。
報道関係者からは長年にわたり,ときおり歯科補綴物の価格が高額であるとの非難を受けてきたが,昨年秋に新たな局面が加わった。Capital 誌が2008年11月号で「医療における詐欺行為」として,「鉛入り補綴物にご注意」という記事を掲載した。
歯科医師が中国,マダガスカル,タイ,モロッコなどで製作された低価格の補綴物を,フランスで製作されたものと同価格で患者に入れて,料金を請求していたというものだ。
さらに「補綴物の中には鉛が含まれているものもある。幸いにも少量で,陶材の中に隠されているのだが,それにしても……」という記載もある。労働力の安い国からの,義肢などの人工装具の輸入はすでに20年近く前から行われているのに,なぜか問題にされるのはいつも歯科なのだ。
Capital 誌が発売された後,日刊紙がこぞってこの問題を取り上げ,インターネットのサイトでも議論され,ラジオやテレビでも放送された。公共テレビFrance2は,まず11月3日にある番組で「危険な歯科補綴物にご注意」と題して取り上げ,その10日後に夜8時のニュースでも取り上げたが,そこでようやく歯科界を代表してフランス歯科医師会のHescot 事務局長が意見を述べることができた。
歯科界に対するこうした報道の攻撃に対して,フランス歯科医師会を含む歯科関連諸団体は,歯科医師の名誉を回復するため,11月17日にそれぞれの会長や事務局長名で,歯科医師を誹謗した虚偽の報道に対して断固抗議する共同声明を発表した。
「歯科医師は医療職の一つであって,その職務は様々な規範・基準によって規制された上に,安全基準を満たすことが要求されている。歯科補綴物の製作においてグローバル化の波は避けることができないとしても,歯科医師は補綴物全般に対して責任を負っており,患者の安全を何よりも優先する」。
さらに,歯科医師が医療者として患者に対して責任を取る決意をはっきりと示すために,同団体は憲章を作成するとともに,この問題に関する質問への回答集を作成し,11月25日,フランス歯科医師会の年次総会の記者会見の場で発表した。
「本憲章によって,歯科治療の透明性確保という点で,歯科医師,歯科技工士をはじめ各歯科医療従事者が患者に負うべき諸責任を明確に示した」とHescot 事務局長は強調する。この職業憲章は,すべての歯科医院に掲げられるべきである。
(フランス歯科医師会情報誌「infos」特集号,2009年1月)
アメリカのオハイオ州の地方テレビ局が作製した「海外技工物から鉛検出」と言う告発番組に端を発した「海外(輸入)技工物」の問題がフランスにも飛び火した形でしょうか?アメリカの話で不安になってフランスでも調べてみたら、ヤッパリポーセレンの前装部分から「鉛」が検出された。その上、国内の技工物よりも格安の技工料金で制作されているにもかかわらず、治療費は同一料金なのはどういうことだ?ってマスコミが煽ったわけだ。
それに対し、不満と抗議を示しながらも、業界を代表する者として、歯科医師会が憲章を発表し、患者さんに対し、「歯科治療の透明性を確保し、歯科医師始め歯科医療従事者が負うべき諸責任を明確にした」わけだ。
安全管理やトレーサビリティに関する記述は無いが、透明性を確保するってのはそう言ったことと思われる。しかし、輸入技工物に対する規制云々と言うのも書かれてはいない。最早、アメリカ同様に、国内技工士だけでは全てを賄えない状態になっているのか?患者さんにしても、安価な治療を目的に「メディカル・ツーリズム(治療を目的とした外国旅行」が行われるヨーロッパ各国にすれば当たり前の話なのかもしれない。
さて、日本はどうなるのでしょう?
おまけの話で、日本歯科医師会雑誌のHPへのアップが早くなりましたネ。その上、総合版はカラーページ対応です。あとは「検索機能」が充実すればバッチリです。雑誌を電子化している会社は透明テキスト化もほぼ間違いが無く実用的な反面、検索機能などのデータベース構築力が弱い。まぁ、フジ・ゼロックスのように、透明テキスト化しない画像でのPDF化やテキスト化しても読み込みエラーが半端じゃない、検索機能はこれまた半端な数じゃないのが表示される、なんて所に比べれば、カワイイもんかも知れないけどネ。
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ある雑誌社が掲載した義歯の輸入に関するひとつの記事は,議論を巻き起こすのに十分であった。歯科界に対する弾劾であり,歯科医療に関わる人たちの心をかき乱す出来事がまたしても起こった。クラウンや義歯の価格に関するこの無益な論争に対して,歯科界として統一見解を示したい。
報道関係者からは長年にわたり,ときおり歯科補綴物の価格が高額であるとの非難を受けてきたが,昨年秋に新たな局面が加わった。Capital 誌が2008年11月号で「医療における詐欺行為」として,「鉛入り補綴物にご注意」という記事を掲載した。
歯科医師が中国,マダガスカル,タイ,モロッコなどで製作された低価格の補綴物を,フランスで製作されたものと同価格で患者に入れて,料金を請求していたというものだ。
さらに「補綴物の中には鉛が含まれているものもある。幸いにも少量で,陶材の中に隠されているのだが,それにしても……」という記載もある。労働力の安い国からの,義肢などの人工装具の輸入はすでに20年近く前から行われているのに,なぜか問題にされるのはいつも歯科なのだ。
Capital 誌が発売された後,日刊紙がこぞってこの問題を取り上げ,インターネットのサイトでも議論され,ラジオやテレビでも放送された。公共テレビFrance2は,まず11月3日にある番組で「危険な歯科補綴物にご注意」と題して取り上げ,その10日後に夜8時のニュースでも取り上げたが,そこでようやく歯科界を代表してフランス歯科医師会のHescot 事務局長が意見を述べることができた。
歯科界に対するこうした報道の攻撃に対して,フランス歯科医師会を含む歯科関連諸団体は,歯科医師の名誉を回復するため,11月17日にそれぞれの会長や事務局長名で,歯科医師を誹謗した虚偽の報道に対して断固抗議する共同声明を発表した。
「歯科医師は医療職の一つであって,その職務は様々な規範・基準によって規制された上に,安全基準を満たすことが要求されている。歯科補綴物の製作においてグローバル化の波は避けることができないとしても,歯科医師は補綴物全般に対して責任を負っており,患者の安全を何よりも優先する」。
さらに,歯科医師が医療者として患者に対して責任を取る決意をはっきりと示すために,同団体は憲章を作成するとともに,この問題に関する質問への回答集を作成し,11月25日,フランス歯科医師会の年次総会の記者会見の場で発表した。
「本憲章によって,歯科治療の透明性確保という点で,歯科医師,歯科技工士をはじめ各歯科医療従事者が患者に負うべき諸責任を明確に示した」とHescot 事務局長は強調する。この職業憲章は,すべての歯科医院に掲げられるべきである。
(フランス歯科医師会情報誌「infos」特集号,2009年1月)
アメリカのオハイオ州の地方テレビ局が作製した「海外技工物から鉛検出」と言う告発番組に端を発した「海外(輸入)技工物」の問題がフランスにも飛び火した形でしょうか?アメリカの話で不安になってフランスでも調べてみたら、ヤッパリポーセレンの前装部分から「鉛」が検出された。その上、国内の技工物よりも格安の技工料金で制作されているにもかかわらず、治療費は同一料金なのはどういうことだ?ってマスコミが煽ったわけだ。
それに対し、不満と抗議を示しながらも、業界を代表する者として、歯科医師会が憲章を発表し、患者さんに対し、「歯科治療の透明性を確保し、歯科医師始め歯科医療従事者が負うべき諸責任を明確にした」わけだ。
安全管理やトレーサビリティに関する記述は無いが、透明性を確保するってのはそう言ったことと思われる。しかし、輸入技工物に対する規制云々と言うのも書かれてはいない。最早、アメリカ同様に、国内技工士だけでは全てを賄えない状態になっているのか?患者さんにしても、安価な治療を目的に「メディカル・ツーリズム(治療を目的とした外国旅行」が行われるヨーロッパ各国にすれば当たり前の話なのかもしれない。
さて、日本はどうなるのでしょう?
おまけの話で、日本歯科医師会雑誌のHPへのアップが早くなりましたネ。その上、総合版はカラーページ対応です。あとは「検索機能」が充実すればバッチリです。雑誌を電子化している会社は透明テキスト化もほぼ間違いが無く実用的な反面、検索機能などのデータベース構築力が弱い。まぁ、フジ・ゼロックスのように、透明テキスト化しない画像でのPDF化やテキスト化しても読み込みエラーが半端じゃない、検索機能はこれまた半端な数じゃないのが表示される、なんて所に比べれば、カワイイもんかも知れないけどネ。
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日 米 同 盟 〇忠犬ハチ公「 HACHI 」
ターゲットは 久松篤子 〇裏容疑 捨110( 呆治長官 )
小泉純一郎 NO 再婚阻止 〇110( ウルマの仲良し ) ・ 共犯幇助 利犬サークル( 税A=NO協 「 百合子 」のドーピング道仲間◎ 税R:13 )