2006/11/20
私は先日、都会に住む息子の家族と久しぶりに会ってきました。二人目の孫を始めてこの手に抱いたのは、何と太陽の光の差し込まない部屋の保育園の中でした。夕方迎えに同行し、「お母さん、ここは太陽の光が差し込まないんですよ」と言うお嫁ちゃんの言葉に一瞬、次の言葉が出てきませんでした。そしてその部屋に居る子供たちや、保母さんたちの顔をまじまじと見てしまいました。
自分は毎日気に留めもしなかった太陽の光、いつも紫外線の害などを気にしているがここに居る小さな子供たちには健康に必要な太陽光さえも受けていない現実を見せられ、背中が寒くなりました。また私の上の孫も数ヶ月前まではここに通っていたのです。
両親が共働きなので、二人目の孫は生後7ヶ月からこの保育園でお世話になっているのです。上の子は今行っている保育園が歳が三歳で3箇所目です。最初は市の保育園で今とは比べられないほどすばらしいところで、園庭も広く2歳まで環境の整った保育を受けていました。
遠くで暮らしている私たち夫婦には、今回の息子家族訪問は驚きの連続でした。共働き家庭の子育ての厳しい現実が見え、今の子供社会のゆがみを考える起点になるのではと、自分ながら認識しました。
太陽の光は生命ある生き物にとっては絶対に必要なものです。この光を浴びてはいけない特殊な子供たちを除いて、皆太陽の光を求めて生きているのです。私の孫だけが一日も早く園庭の有る所へ移れることが出来れば良いという次元の問題ではないのです。上の孫がマンションの一階共用スペースで走っていることを聴いていたのですが、園庭もなく外気と遮断された部屋の中で人口の灯りだけで10時間もの長い間居るのかと、また自分には何もしてやれないのかと思うと悲しくなってしまいました。お天気の良い日は近くの公園へ出かけているようですが、先日保育園児の列に車が突っ込み4人の園児が亡くなっていますので心が痛みます。
私はそんな中で保育園を2箇所訪問しましたが、心救われたのはそこで一生懸命に働いている保母さんや保夫さんたちの明るい姿です。また、給食に関しても家庭ではお昼は手抜きになりがちですが、栄養のバランスを考えており、当日のお昼の見本が展示されておりました。
二箇所の保育園とも共通ですが連絡帳があって双方の意思の疎通が十分になされています。自分の子育てのときは幼稚園でしたが、自分が描いていた保育園というイメージとは違い、保育園というところは共働きの親には強い見方だと思えました。
一応保育基準を満たしていてもいつの時代でも共通することですが、親の望む保育環境は親が真剣に考え、子供を良い環境でと思うなら関係の方々と話し合いを持ちながら、協力して子供の幸せ、しいては親の幸せを作り上げていかなければならないと自分の子育てとダブらせて思いました。そして今、自分が地方で自然の恵みに囲まれて生活していることに感謝をしなくてはとあらためて思った次第です。


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