2006/12/22
今ゲームの中でリセットという、日本語に訳したらやり直しという言葉がある。技術革新の中でも書きましたが、人生のやり直しや、いやなこと全部消しちゃいたいと思っている人たちはどれだけいるのだろう。
息子が19歳のとき、二十歳になったら今までのことは全部消してすべて新しく、何もかにも思い通りになるんだと言っていました。なぜそうなると思うのかと聞くと、友達が言っていたというのです。その友達は学生時代の友達で、今は立派な社会人、そしてお父さんにもなっています。
息子たちは中学卒業後5年制の学校に進学し、寮生活をしていましたから親よりも友達の方が強く影響を与えることもありました。私は直ぐには否定はせず、少し子供の様子を見ることにしました。
思春期の子供たちは、親が友達のことを否定することをとても嫌がります。まして家から離れて一緒に寮で暮らしている子供にはとても強いつながり、連帯意識をお互いに持っていたのです。
5年生でしたので息子の進路を決める時期でもありました。すべてが整い夏休みに入って親子で旅行に出かけたときにタイミングを見つけて話しました。二十歳になったらバラ色の人生が待っているのではなく、自分の行動にすべて自己責任として、守らなくてはならない社会のルールが付いてくることを話しました。そしてその中で自分のやりがい、楽しさを見つけ出していくこと、大人としての自覚を持って生きることなどを話しました。
答えはあっけないくらいに早く簡単なものでした。
「なんだーそうなのかー」と
少しは気づいていたようです。社会と切り離されている小さな空間で生活していることに親としては危機感を持ちました。これ以来さらに子供に対しても、周りに対しても気をつけて目を向けることにしてきたのです。
なにげない一言ですが実行すると大きな問題に発展してしまいます。子供のなにげない一言、気に留めてください。子供たちを取り巻く環境は決して良い状態ではありません。
わが子を犯罪の加害者にも、被害者にもさせない。そして私たち親がそれらの親にならないことが一番大事なことなのです。
Akiyo


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