正直な話、なんか体が浮き上がりそうなんですな。いったい自分はどれくらいの間、身も心も沈み込んでたんでしょか。歩き出す道が見つかっただけでこんなにもドキドキするもんだとはね。初めてラジオ業界に入った18年前ってのは、もう考える間も無くADの仕事やって。生放送の準備やら取材の準備、でもって生放送中にやる作業に取材同行、すぐに街頭インタビューに出されるようになって・・・当然何の経験も無いし、他人との付き合い方も未熟だったから怒られてばっかりだったし。。。思えばしみじみ何かを考えるヒマあったんだろうかと思うくらい。それが経験と時間の中で仕事に対する楽しみも怒りも悩みも血肉をつけていった気がする。つまりまあ育ててもらったわけだし、一人の大人にさせてもらったんだと思う。で、結局ラジオの仕事からはなれることになった。ちょっとだけ振り返りついでに思い出すんだけど、高校の時は自分が野球やめるなんて思ってなかったな。中学の時にテレビでやってたある高校の野球部の特集。その数年後にまさかその野球部に自分がいるとは思わなかった。で、同じようにラジオの仕事してるとき、自分がラジオの仕事をしなくなるなんて夢にも思ってなかった気がする。夢に描いた場所にいけた、といえばそうなんですが、やっぱり今になって正直に思うのは、俺、一生懸命やってなかった時間が一杯あるのね。
そういや一所懸命って言い方あるわけじゃないですか、微妙な漢字の違いだけど。で、どっちが正しいのか両方ともある言葉なのかもしらんですが。
ひとつの場所で懸命に頑張らなかったからその所(場所)にいられなくなった。
そう思うとね、沈みましたな。でも、過ぎた時間は還ってこないし、やっぱりまだ自分は終わるわけにはいかないから。新しい仕事に就きます。作り手としてもういちど、ラジオとは違う新しい世界に行くことが正式にきまりました。
業界名も職名もまだ言えませんが、なんか今は頑張ることを想像するだけで楽しいです。勉強することが一杯あるって考えるだけで自分の体が浮くような思いです。ものすごく不安ですがウキウキしています。2005年は長く苦しい迷走の一年として一生忘れないと思います。ネット上で私に声をかけてくれた人達、燦舞をやろうと思わせてくれた人達に感謝しています。ほんとにありがとう。