人間社会の中で生きる 南米アマゾン出身の
アオボウシインコのピー太郎(実は女の子だった)のライフスタイルを紹介しています。
みなさんからのコメントや感想、鳥ちゃんに関する情報などもお待ちしてます★

 ピー太郎のおしゃべりムービーのページを更新しました♪



ピー太郎のプロフィールはこちらから〜♪♪♪


2006/9/20 | 投稿者: Birdie

昨日の朝、投稿したピー太郎の家出2006 PT.3(最終回)の「続きを読む」の文章が全て消えてしまいました。

(5時間近くかけて書いた長文でした。・゚゚・(>_<)・゚゚・。)

なんとか文章を呼び戻すことは出来ないものかといろいろ調べてみましたが、復活させるのは無理でした。

悔しいけど、もう一度消えてしまった文章を書き直すことにします。

なので、これが本当に本当の最終回となります。


クリックすると元のサイズで表示しますピー太郎がいなくなって5日目の日は台風のような大雨が降りました。

もしピー太郎が今も生きているのなら、この雨は恵みの雨だと思いました。

ピー太郎が今どこで何をしているのかと心配でしたが、この雨ではとても探しには行けませんでした。

6日目になりました。

雨も止み、またいつもの熱帯の日に戻り、昨日の雨で印刷が消えてしまった迷子のビラを貼り替えに出かけました。

迷子のビラは6日間で100枚以上は貼ったと思います。

3日目までの目撃情報から、まったく進展がなく情報は途絶えたままでした。

私はローカルの情報誌にピー太郎の迷子情報を掲載することにしましたが、発行されるのは2週間以上先とのことでした。

とうとうピー太郎がいなくなって1週間目となりました。

その日の日曜日の昼頃、携帯に1本の電話がかかってきました。

電話の主はおそらく近所に住んでいるであろう年配の女性でした。

今日たまたま駅の方に行ったら、○○会館の入り口のドアに「迷子のインコを預かっています」という貼り紙があったのを見たので電話をくれたそうです。

私はお礼を言って電話を切り、すぐに地図で○○会館を探しました。

そこは家から1km離れた場所にありました。

ヒロさんと私はすぐに出かける支度をして、その**会館に向かうことにしました。

すると今度は違う方から自宅の方に電話がかかってきました。

(迷子のビラには携帯番号と家の番号を2つ載せていました)

その電話の主は男性でした。

その男性はいきなり
「インコを探していますよね?もう見つかりましたか?」と聞いてきました。

私は「いいえ。まだ見つかっていませんが、今さっき**会館に迷子のインコを預かっているという貼り紙を見たという情報があったので、今から向かうところです。」

と答えると

その男性は「いなくなったインコはシルバーの足環をしていますか?」
と聞いてきたのです。

「はい!足環をしています!右側の足にシルバーの足環を付けています!」
と答えました。

「足環の番号わかりますか?」と言うので、ピー太郎の足環の番号を言うと、

その男性は
「間違いないですね。そのインコ、うちで預かっています。4日間家にいますよ」
と言ったのです。

これで、さっきの電話の**会館の貼り紙はピー太郎ではなかったということがわかりました。

クリックすると元のサイズで表示しますその男性から詳しく話を聞くと、ピー太郎は4日目にマンションのベランダに飛んできて、ずっとベランダから飛ばずに居たので、家で保護したとのことでした。

どおりで4日目からの目撃情報がなかったはずです。

驚いたことに、その方は近所の有名な動物病院の先生でした。

ピー太郎が逃げ込んだマンションの部屋はその院長先生のご自宅だったのです。

場所は家から直線で2km離れた高級マンションの最上階の14階の部屋でした。

何を食べるのかわからなかったので、最初はパンと水を、途中から鳥のえさを買ってきて与えていたそうです。

ピー太郎の足環の番号から、私の住所を調べ、近くまで来たところ、ピー太郎の迷子のビラを見つけ、1枚はがして持ち帰ってきて、今日電話をしたのだと説明してくれました。

(足環の番号から飼い主の住所がわかるのかどうか定かではありませんが)

保護されたピー太郎は大人しく、院長先生の娘さんによく懐いていて、娘さんの肩にずっと乗っていると言ってました。

ピー太郎のことをとても人慣れしているインコだと感心していましたが、先生の家では一言も話をしないので、ビラに書かれていた人間の言葉を話すというのは本当なのかと少し疑っているようでした。

私は今からピー太郎を引き取りに行ってもいいかと聞くと、
「娘にとても懐いているので、今すぐに連れに来られると娘が寂しがるから、夕方以降にしてほしい」
という返事が返ってきました。

私は了解をし、先生からの電話を待つ事にしました。

正直なところ、私はピー太郎と会うのが少し怖くなってきました。

先生の娘さんにとてもよく懐いているというので、ピー太郎と1週間ぶりに再会して、もし知らん顔されたら‥と不安になったのです。

でもそれ以上にピー太郎が生きていてくれて、今夜には会えると思うとやはり嬉しくて、その気持ちの方がずっと大きかったです。

私たちはピー太郎をお迎えに行く支度をして、先生からの電話を待ちました。

夕方の5時を過ぎたころ、院長先生の奥様から電話がかかってきました。

いつでもお迎えに来て大丈夫ですよとのことでした。

私たちはピー太郎のキャリーにご飯と水を入れて、車で先生のご自宅まで向かいました。

先生の自宅のマンションは思っていたより遠くて、ピー太郎がこんなところまで飛んできたのが信じられませんでした。

丘の上にそびえ立つ高級マンションの最上階の14階に着き、下を覗いて見ると、あまりの高さに足が震えました。

こんな高い所まで飛んできたなんて、ピー太郎の飛行能力のすごさをあらためて思い知らされました。

最上階の一番奥が先生の部屋でした。

廊下を歩いていくと、一番奥の部屋の玄関の前で子供達が待っていました。

とうとう1週間ぶりでピー太郎と再会出来ると思うと、緊張して身体が震えてきました。

そして玄関を開けると、小学生くらいの女の子の肩の上に背中を向けたピー太郎がいました。

「ぴーちゃん?‥」

私は背中を向けたピー太郎に声をかけました。

ピー太郎はこちらを見ていましたが、鳴き声一つあげず、だまったまま無反応でした。

私が「ぴーちゃん、おいで」と手を差し出すと、
ピー太郎はすんなりと手に乗ってきましたが、何か様子が変でした。

なんだか私のことを覚えていないみたいなのです。

さすがにヒロさんも焦ったようでした。

私は悲しくなって
「ピーちゃん‥ かずリンだよ」(かずリンとはピー太郎が私を呼ぶ時の呼び名)と小さな声で言った時でした。


まるで魔法がとけたかのように、悲しい声で泣き始めました。

そして低い声で「よかった、よかった」といつもの調子で話したのです。

クリックすると元のサイズで表示しますピー太郎は私の手から肩に乗ってきて、ふくらました頭を私の頬にすり寄せて甘え始めました。

そしていつものように「だけどさ〜」などと話始めたので、これには先生のご家族の方達も驚いたようでした。

ピー太郎が懐いていた娘さんも「やっぱり本当の飼い主さんは違うね。よかった〜」とやっと納得してくれたようでした。

最後に奥さんが「なんだかぴーちゃんがいなくなっちゃうと淋しくなるわね‥」と言っていたのが印象的でした。

私たちはあらためてお礼を言って、ピー太郎をキャリーに入れ、ぶじ我が家に戻ってきました。

こうして1週間ぶりにピー太郎と再会することが出来たのです。

家に着いてすぐにキャリーから出たピー太郎が、大好きなブランコに飛んでいこうとした時でした。

ピー太郎は飛べなくなっていて、ブランコまで自分でたどり着くことが出来ませんでした。

私達はそれを見てショックをうけました。

すぐにピー太郎を手に乗せて、ブランコまで連れていきました。

よく見るとピー太郎の右の翼が下がっていることに、そこで初めて気が付きました。

体重を計ると、20gも減っていました。

ピー太郎はとても疲れていたので、その日はすぐに寝かせることにしました。

翌日、すぐに横浜の鳥の病院に電話で診察の予約を入れ、
ピー太郎はしばらく病院通いをすることになったのです。

以前のブログにも書いてあるとおり、今も痛み止めの薬を飲んでいますが、

容態はだいぶ良くなりました。

まだ以前のように飛ぶことは出来ませんが、おしゃべりもよくするし、よく笑うし、泣き叫びもするし、以前のピー太郎に戻ってきています。

というわけで長くなりましたが、これにてピー太郎の家出 2006の話は終わりにしたいと思います。

ピー太郎の家出の話が、迷子の鳥ちゃん探しに少しでも役に立てたら、うれしい限りです。

ここまで読んでくださった皆さんありがとうございました。

そしていつも書き込みしてくれるアオママさんも本当にありがとうです。

これからもピー太郎の日常的なことをブログに綴っていきたいと思っていますので
宜しくお願いいたします。

そのうち、ピー太郎の動画をアップしたいと思っていますので楽しみにしててくださいね☆

4

2006/9/19 | 投稿者: Birdie

クリックすると元のサイズで表示します2006年8月20日から1週間に渡るピー太郎の家出の話は、今回で終わりにしたいと思います。

ここからはPT.2の続きになります。

ピー太郎が家を飛び出してから4日目の夜8時過ぎに届いた目撃情報は、家から1km離れた住宅街からでした。

前日の朝方、庭で泣いていたピー太郎を見たという情報でした。

しかしすでに時は遅すぎました。

目撃情報の電話をもらってから、すぐに地図で場所を調べて自転車で向かったけれど
そこにはピー太郎の影も形も残っていませんでした。

翌日の朝、私たちはもう一度、その場所に向かい、付近の電柱に迷子のビラを貼りながらピー太郎を探しましたが何の情報を得ることも出来ませんでした。

ピー太郎が迷子になってから、最初の3日間は毎日目撃情報がありましたが、4日目以降から目撃情報が途絶えました。

死んでしまったのか、どこかの家に保護されているのかのどちらかだと感じていました。

4日間、毎日日中の気温が30度以上の暑さで雨も降らず、人間でもこの状況の中で飲まず食わずでいるのは耐えられないと思うので、正直なところピー太郎が苦しんでいるのなら楽になってくれた方がいいという気持ちにも襲われました。

1

2006/9/12 | 投稿者: Birdie

クリックすると元のサイズで表示します

先週に引き続き、横浜の鳥の病院に行ってきました。


先生の診察によると、1週間前と比べて腫はあまり引いていないとのこと。


思ったよりヒドいみたいで、毎日リハビリで10回くらいずつ羽根を引っぱったり伸ばしてあげるよう指示されました。


このシコリが取れないと痛みも取れないとのことで、2週間分の痛み止めのお薬をいただきました。


2週間後に診察の予約を入れてもらい、ラウディブッシュ社のメンテナンスタイプ・ミニとコンパニオンバード(鳥専門の情報誌)を買って帰ってきました。


さて話は戻り、先月の8月20日から1週間に渡るピー太郎の家出&迷子の続きを書きたいと思います。


前回の話では、ピー太郎がいなくなった2日目の朝、
家の近くでピー太郎の泣き叫ぶ声を聞き、急いで駆けつけた時には、
鳶(とんび)とカラスに追われて西の空に飛んでいったと
近所の目撃者の方々から聞いたというところまで書きました。


その目撃者の一人の方の話だと、その日の早朝、池のある近くの公園で
カラスが異常な様子だったと聞きました。

また隣の家の方からは早朝の5時頃、変わった鳥の泣き声を聞いたと。。。

私たちは2日目の朝にピー太郎が近くにいたのは間違いないと確信しました。

ピー太郎は飛び出してすぐに出くわした鳶(とんび)に殺されなかったとわかっただけでも
気持ちが救われました。


クリックすると元のサイズで表示しますその日の午後、迷子のビラに載せた私の携帯電話にある男の方から電話がありました。


その人の話によると、河沿いの松林の公園の木に

「この公園でインコが泣いています。飼われていたインコのようです」
という張り紙が貼ってあるのを見たというのです。


その張り紙を見たのは昨日だったらしく、
たまたま今日こっちのスーパーマーケットに買い物に来た時にピー太郎の迷子のビラを見て、
もしかしたら‥とわざわざ電話をくれたとのことでした。


張り紙がしてあったという公園の場所を確認すると、
我が家からさほど遠くない、大きな河向こうにある松林の公園でした。

私たちはすぐに公園の場所を調べて、自転車で向かいましたが、
「インコが泣いています」という張り紙はもうありませんでした。


今朝ピー太郎を目撃した場所と、昨日張り紙がしてあったという公園は直線で結ぶと遠くない距離なので、家出から今朝までの二日間、ピー太郎は近くにいたようです。

ピー太郎の目撃情報は私にとって救いの電話でした。


まだ生きているという事がわかっただけで、探す気力が何倍にもなりました。

この時点で、1日目の朝は我が家から直線で300m離れた公園に、
2日目の朝は100m離れた近所に戻ってきたということまではわかりました。


その日はそれ以上の目撃情報はありませんでした。

毎朝泣き叫ぶピー太郎の声がすごく大きくて、人間の子供の声みたいなので、
比較的目撃情報が入りやすいようでした。

クリックすると元のサイズで表示します3日目になりました。

毎日残暑が厳しい中、飼い鳥のピー太郎は、野生の世界でエサを確保することも出来ず、何も食べず、何も飲まず、辛い淋しい思いをしているのかと思うと、涙が出てきました。


この日も朝からずっと自転車でピー太郎を探しまわっていましたが、手がかり一つなく、気落ちしながら家に戻りました。

4日目の夜8時を過ぎた頃、携帯に1本の電話がかかってきました。

それは、昨日の早朝に庭でピー太郎が泣いているのを見たという新たな目撃情報でした。

その目撃者の方は、すぐにインターネットで迷子情報を検索したけど、
それらしい情報も見つからなかったので、すぐに連絡が出来なかったと言っていました。

しばらく庭にいたピー太郎は泣きながら西の方に飛んでいったと教えてくれました。

その方はピー太郎を目撃した翌日、たまたまこっち方面に来た時に迷子のビラを偶然見て、すぐに電話をくれたようでした。場所を確認したところ、我が家からちょうど1km離れた住宅街でした。

その方から、迷子のビラを広範囲に渡ってもっと貼った方がよいということと、
インターネットの迷子情報にも掲載した方がよいというアドバイスを受け、
私はお礼を言って電話を切りました。

目撃されてから36時間くらい経ってから届いた情報でした。

せっかく目撃情報があっても連絡が来るのが遅すぎて
これでは、どうにもならないと感じていました。

時間はすでに夜の9時近くでした。

地図でだいたいの場所を確認し、私たちは自転車で最後の目撃情報があった1km離れた住宅街へと向かいました。

この続きは長くなるので、また次回に。。。

0

2006/9/4 | 投稿者: Birdie

クリックすると元のサイズで表示します

つい先日の8月20日に起きたピー太郎の2回目の家出&迷子の話を書きたいと思います。

2回目の家出は1週間という長い期間だったので、今もまだピー太郎は後遺症が残っています。。。

あんなに話好きで、いたずら好きで、運動神経、飛行能力ともに抜群だったピー太郎が
今は羽根繕いしたり、ぼーっとしています。

あんなにうるさかった泣き叫びもしません。

まだ右の翼が下に落ちている状態で、見ていてとても痛々しいです。

明日は先週に引き続き、横浜にある鳥の病院で診察の予定が入っています。

(写真は家に戻ってきて1週間後に撮影したピー太郎)

さて、家出の話に戻ります。

今年の夏は毎週末イベントの取材撮影に出かけ、
平日はその撮影した画像と映像の編集に明け暮れる毎日でした。

なのでピー太郎はかまってもらえず、お出かけも行かずだったから、かなりストレスがたまっていたはずでした。

ピー太郎が飛んでしまった8月20日も、夕方から江ノ島でイベントの取材撮影があり、
支度やら準備やらバタバタしていたので、ピー太郎は私が出かけることを知っていました。

出かけるのがわかると、2階だろうが、トイレだろうが、寝室だろうが、私の後を追っかけて付いてきます。

とうぜん出かける時も連れていけって感じで玄関で先に待ってます。

今日もお留守番はかわいそうだな〜と思い、少しゆっくり支度をしていたら
ヒロさんからの電話で「何してるの?みんな待ってるよ」と少しむっとした声。

機嫌悪そうなのですぐに出かけることにしました。

「ちょっと出かけて来るね。留守番しててね。いい子だからね〜」と言うと
ピー太郎はバタバタと玄関の方に飛んでから、そのまま2階に飛んで行ってしまいました。

2階にいるうちがチャンスだと、急いで玄関を出て、ドアを閉めようとした時でした。

ピー太郎がフェイントをかけてすごい勢いで飛んできて、ドアが閉まる瞬間に外に飛び出したのです。

あっという間の出来事でした。

玄関から外に飛び出したピー太郎は、そのまま家の裏の方に飛んで行ったと思ったら、
ギャーっというすごい声をあげて、その場でUターンして悲鳴を上げながら
今度は逆方向の道路の方に飛んでいきました。

ちょうど家の裏から鳶(とんび)がやって来たのです。

鳶はピー太郎の飛んでいった方向にゆっくりと飛んで行きました。

玄関からは隣の家の塀と屋根しか見えないので、その後の状況はわかりません。

私は急いで撮影道具を家の中に置いて自転車にまたがり、ピー太郎の飛んでいった方に行きました。

「ピーちゃーん!!ピー太郎ー!」

いくら叫んでもピー太郎の声はしません。30分近くピー太郎が行きそうな場所を探したけど、鳴き声一つ聞こえませんでした。

ヒロさんの携帯に電話をしても全然繋がらないので、探すのを一時中断し、江ノ島の撮影場所まで向かいました。

ヒロさんに事情を話すと、彼の顔色がみるみる変わり、今日の撮影は事情により中止だと関係者の方にすぐに伝えに行きました。

そして私たちはピー太郎が迷子になった場所へと戻り、ピー太郎の名前を呼びながら探し始めました。

しかし辺りが暗くなってもピー太郎の声を一度も聞くことができませんでした。

夜になって、私たちはピー太郎の写真入りの迷子のビラを作って数十枚を印刷し、
行きそうな場所の柱などにビラを1枚ずつ貼りました。

この行為は警察に見つかると大変なことになるそうですが、そんなことも言ってられませんでした。

ピー太郎の生命に関わる問題ですから。しかもこの迷子のビラの効果はかなり大きいです。

ピー太郎が飛んでしまってからとうとう1日目の朝を迎えました。

警察に届けを出し、近所のスーパーや駅付近などにもビラを貼らせてもらい、
1日中探しまわりましたが、結局その日はピー太郎の姿を見る事も、声を聞く事もできませんでした。

私は見つかるまで絶対に泣くまいと心に決めていたのですが、
その夜、我慢していた不安感が一気に溢れてきてしまい、大声で号泣してしまいました。

近所中に聞こえるくらい大泣きしたら、少し気持ちが楽になり、最悪の場合の覚悟も決めました。

そして朝方眠りについたのです。

夢の中で松の木のてっぺんにピー太郎がいました。

あぁ‥ピーちゃんが生きてた。。。でも高くて届かないよ。。ぴーちゃん‥

ピー太郎の声は夢ではありませんでした。

ピー太郎が泣き叫ぶ声でハッと目が覚めました。

今のは空耳なんかじゃない!確かに今のはピー太郎の鳴き声だ!

となりで寝ているヒロさんに「ねぇ!起きて!ピー太郎の声じゃない!?」と言うと
ヒロさんは寝ぼけながら目を覚ましました。

同時に玄関でドアをどんどんと叩く音がしました。

騒がしいなぁ、と玄関のドアを開けると、宅急便の配達のおじさんが荷物を届けに来たところでした。

今はこんなことしてる場合じゃない、一刻も早くピー太郎のところに行かなきゃいけないのに、と心の中で思いながら、荷物を受け取った時はすでにピー太郎の鳴き声は聞こえなくなっていました。

そしてすぐにヒロさんと外に飛び出しました。

ピー太郎の鳴き声が聞こえた方に走っていくと、近所の人たちがすでに集まっていました。

変わった鳥の鳴き声がしたので見にいったら、ピー太郎だったというのです。

私たちはピー太郎を目撃したという近所の人にその場所を案内してもらいました。

道路から細い路地を入ってすぐの松林に囲まれた古い家の前でした。

目撃者の人達の話しによると、ピー太郎はここの空中でクルクルとまわりながら泣き叫んでいたと言うのです。

どうやらこの松林に潜む大ヤマネコ(ハクビシン)に襲われたらしく、
空中で泣き叫びながら飛んでいたら、
今度はカラスや鳶がピー太郎の鳴き声に反応して集まってきて、
ピー太郎は追われて西の方に飛んでいったと。。。

長くなるので、続きはまた次回に書きます。

0

2006/9/1 | 投稿者: Birdie

クリックすると元のサイズで表示します

ピー太郎の家出の話はブログでは公開するつもりはありませんでした。

しかし今回ピー太郎の1週間の家出を経験し、
たくさんの方が迷子の鳥達のために悲しんでいることを知りました。

最後まであきらめずに探してほしい、見つかってほしいという気持ちから、
この経験が少しでも参考になれば‥と思い、ピー太郎の家出のことをブログに書きました。

2004年に起きたピー太郎の家出の話PT.1の続きになります。

ライトの光に驚いて、夜空へ泣きながら飛んでいってしまったピー太郎。

飛んでいった方向を追っかけて走っていったけど、
どんなに名前を呼んでもピー太郎の声は聞こえませんでした。

時間は夜11時をまわっていたと思います。

飛んでしまったのが夜だったので付近のカラスや鳶がいなかったのは不幸中の幸いでした。

というのもここは湘南地区なので、海がすぐ近く、周辺は松林。まさに鳶とカラスの巣だらけのところ。

ピー太郎にとってサバイバルの土地なのです。

一緒に探してくれた近所のみなさんにお礼を言って私たちは一旦家に戻る事にしました。

すぐにピー太郎の写真を使って迷子のビラを作り、数十枚印刷し、近所の電柱に貼りに行きました。

家から最寄りの駅までの道の途中、1枚ずつビラを貼り終えた時は、朝になっていました。

ピー太郎の鳴き声が聞こえるように家の2階の窓を開け、私たちは少し仮眠することに。。。

早朝の7時頃、小雨が降っていて肌寒い気候でした。

ヒロさんが網戸を開けて「今日は雨かぁ」と言った時です。

ピー太郎の鳴き声が近くで聞こえました。ヒロさんの声に反応したのです。

私たちはすぐに家を飛び出し、ピー太郎の声のする方に走っていきました。

ピー太郎は近所の大きな家の松の木のてっぺんに止まって泣いていました。

私はそこの家のチャイムを鳴らし、ピー太郎が庭の松の木にいることを伝え、庭に入れさせてもらうことにしました。

松の木の下で声をかけると、ピー太郎は大声で「おはよう」や「こんにちは」や「バイバイ」など自分の知っている言葉を話し始めました。

「ぴーちゃん!こっちだよー」と手を降ってみたけれど、自分で戻ってこれる様子はありません。

ヒロさんが近所の植木やさんに大きな脚立を借りに行く事にしました。

そのうちピー太郎の声に反応して1羽のカラスが飛んできました。

カラスはとなりの大きな松の木に止まりました。

カラスは警戒心が強いので人間がそばにいれば近寄ってきません。

ピー太郎がその場で飛ぶようなことさえなければ。。。

ヒロさんが大きなハシゴを抱えて戻ってきました。

松の木の脇に脚立をたててみたけど、ピー太郎の位置には届きません。

ヒロさんが松の木の枝に足をかけようとしたと同時に、私は大声をあげました。

「ダメーーー!!!カラスがそばにいるの。カラスが狙ってるから!!」

ヒロさんが松の木の枝を揺らしたのと私の叫び声は同時でした。

案の定、ピー太郎は飛んでしまいました。

その瞬間、カラスがピー太郎の後を追っかけました。

私は「ピー太郎!!!」と叫びながら、カラスが追っかけていった方に走っていきました。

その大きな家の庭をまわって、やっと道路に飛び出した時には
ピー太郎の姿もカラスの姿もありませんでした。

私はその場で泣き崩れました。

泣き声を聞いた近所の人が集まってきました。

ヒロさんに向かって「あなたがピー太郎を殺したのよ!」と泣き叫びました。

「あそこで松を揺らさなければ、ピー太郎は飛ばずにいたのに!!」

数羽のカラス達がギャーギャーと興奮して叫んでいました。

私たちは雨の中、何時間も探しまわりましたが、ピー太郎の声を聞くことはできませんでした。

家に戻った私は、ぴーちゃんごめんね、ごめんねと何度も言いながら泣き続けました。

どのくらい泣いていたのでしょうか。。。

外を見るとさっきまで降っていた雨がいつの間にか止み、空が少し明るくなっていました。

雲がまるでピー太郎を象っているようでした。

夕方の5時を過ぎた頃「もう一回探して来るよ」ヒロさんが外に出ていきました。

私は探す気力もなく、ピー太郎との思い出に浸ってずっと泣いていました。

外でヒロさんの探す声がかすかに聞こえました。

しばらくするとヒロさんが家に戻ってきました。

「ピー太郎の声がした!」とヒロさん。

「えっ?本当に?嘘でしょ?」と私は一瞬動揺しました。

もしかしたらぴー太郎がまだ生きているかもしれないという希望が見えたのです。

ヒロさんは「ピー太郎の声だと思う。でも場所がはっきりわからないから一緒に来てよ」

私は家を飛び出し、ヒロさんの言う場所に走っていきました。

「この辺で聞こえたんだよ」というので、「ぴーちゃーーん!!」と私は呼びかけてみました。

すると確かにピー太郎のひと泣きが聞こえたのです。

私は声のする家の庭に入っていきました。

ピー太郎の声は更に奥の家から聞こえました。

私たちはその場を離れ、もう1本先の路地に走り、ピー太郎の声がした家の前に来ました。

チャイムを鳴らすと、そこの家の方が出てきたので、事情を話しました。

その方はすでに迷子のビラを見ていたらしく私たちがピー太郎を探していることを知っていました。

「うちの庭にいるのかい?ならどうぞどうぞ中に入って探してください」

「ありがとうございます」

そこの家の庭はまるでジャングルの様でした。

生い茂った木とあちこちのクモの巣をかき分けて
ピー太郎の声がした方に入っていきました。

この辺だ。。。間違いない。

その場で「ピーちゃん!」と声をかけると、下の方から「グエ」とカエルのような鳴き声が聞こえました。

もう一度「ぴーちゃん?」と言うと、やっぱりピー太郎によく似た声で「グエ」という返事が返ってきました。

ここだ!間違いない。

暗闇の中でピー太郎の姿を探すと、大木の下の方の枝にピー太郎のような大きな鳥の姿が見えました。

恐る恐る「ぴーちゃん?」と手を差し伸べてみると、その鳥は私の手の上に乗ったのです。

私はその鳥を手にのせたままゆっくりと草むらの中から取り出しました。

その鳥は間違いなくピー太郎でした。。。

こうしてピー太郎は無事私たちの元へと戻ってくることが出来たのです。

ピー太郎が飛んでから20時間が経過していました。

幸いなことに、足にかすり傷が一つあるくらいで、身体や羽根などに異常はないようでした。

家に帰ってすぐに濡れた身体をドライヤーで乾かし、軽く食事をした後すぐに寝てしまいました。

翌日、横浜にある鳥の病院に連れていき、健康診断をしてもらった結果
特に問題ないということでひと安心しました。

同時に二度とこのような事をしてはいけないと深く反省しました。

その後、ピー太郎と出かける時はかならずキャリーに入れるようになったのです。

それから2年。。。

また悪夢のような出来事が起きてしまったのが、ついこの間の8月20日のことでした。

長くなるので、続きはまた次回に‥

3

2006/8/30 | 投稿者: Birdie

クリックすると元のサイズで表示します

夏の間は忙しくてなかなか投稿できませんでした。

じつは先日の8月20日の夕方17時頃、ピー太郎が自宅から飛んでしまいました。

最終的に我が家から2km離れたマンションの14階の部屋のベランダに逃げ込んだらしく、
そこで4日間保護されていたのです。

8月27日のお昼過ぎに、そのマンションの方から連絡をいただき、
その日の夜19時過ぎに私たちは再会し、ピー太郎はおうちに戻ってきました。

ピー太郎が迷子になったのはこれで2回目。

1回目は2年前の9月26日、ピー太郎が我が家に来てまだ9ヶ月目のことでした。

3人(ピー太郎も一緒)で夕飯を食べに行き、ヒロさんがピー太郎を肩に乗せて駐車場から玄関へ帰る途中、雨がポツポツと降ってきたのです。

一粒の雨がピー太郎の背中だか顔にあたった瞬間、飛んでしまいました。

あっという間の出来事でした。(もちろん今は肩に乗せて外を歩くことなんてしません)

先に家に入っていた私に「ピー太郎が‥いなくなっちゃった」とヒロさん。

「えっ?嘘でしょ。どこに?」と私。

「わからないよ。あっという間に飛んでいっちゃった‥」

さぁこれは大変な事が起きてしまいました。

ピー太郎の鳴き声がする方に走っていくと、近所の2階建ての高い屋根の上でピー太郎は泣いていました。

「ぴーちゃーん!こっちだよー」と叫ぶと、ピー太郎は鳴き声を上げて反応はするものの、
自分では戻って来れない様子。

近所の人達も出てきて「ピーちゃん!ぴーちゃん!」と大騒ぎ。

そのうち我が家の方向に飛んで、家の前の大きな木に止まりました。

そこでヒロさんが塀から木によじ登ってレスキューしようとしたとたん、また飛んで今度は隣の家の屋根に。。。

雨はどんどん降ってくるし、あたりは一層真っ暗になるし、本当に今夜のうちに戻ってこれるのかどうか心配になってきました。

ピー太郎はしばらく隣の家の屋根の上にいました。

私たちは居ても立ってもいられなくなり、屋根によじ登って、ライトで私たちの姿を照らし
隣家の屋根に近づき

「ぴーちゃん、こっちだよ。戻っておいで」と声をかけ続けました。

するとピー太郎は隣の家の屋根をテクテクと歩きながらこちらに近づいてきました。

しかし、もうすぐだ〜という時にライトの光が自分の方に向いたことに反応して驚き、
泣き叫びながら夜の空に飛んでいってしまったのです。

長くなるので、続きはまた次回に。

2




AutoPage最新お知らせ