2005/7/26

嫌がらせの犯人は・・・C  探偵業務日誌

■調査終了■

同様の調査5日間を終えクライアントに報告をした。

犯人は内部の住民である事、雑巾を持って掃除のフリをするなど

巧妙である事、ピンポンダッシュを不特定の部屋に行うなど、

個人的な攻撃というより、むしろマンション全体へのイタズラ

である事をわざとアピールしているコト・・・。

そして何より犯人は隣の

「大家さんの娘」

であるという事・・・。

正確には義理の娘なのだが・・・

実は大家さんの敷地内にこのマンションは存在する。

クライアントの希望としては、とにかくこの下らない

イタズラ騒ぎが収まって、無事平穏に暮らせればいいとのコトだったので、

仲裁役を買って出た・・・(元来探偵の仕事ではないのだが・・・)

こんな状態を素人に無事平穏に解決出来るはずないと思ったし、

なにせ依頼者は若い女性(下心なんてないよ!)

交渉事も苦手だろうと思ったからだ・・・。

■数日後■

犯人が犯人だけにワシも考えた、直談判は犯人を刺激しすぎて

依頼者探しが始まるはずだし、旦那に交渉しても犯人である妻を責めるか、

かばうかは五分だ、そう!ここは大家である親に直談判するしかない!

そして直談判、丁寧にいきさつを伝える・・・イタズラがマンションで

横行しているコト、その事を調査したコト、犯人がお嫁さんであるコト、

そして何より、依頼者は無事平穏が取り返せればイイ!

と切に願っているコト等・・・。

しかし、親である大家さんも気が動転していたのか、不動産屋と相談して

連絡しますと、半ば門前払い・・・。

しかし、数時間後に不動産屋から連絡があり、大家さんを交え

話が聞きたいとのコト、日時を決め再度話す事に・・・

続く・・・
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2005/7/25

嫌がらせの犯人は・・・B  探偵業務日誌

■二日目■

ある種の確信を持ったワシは、イタズラの対象者と思われる住民の

ドアとフロアーを中心に撮影しつつモニタリングを開始する。

11:00

依頼者が出掛ける。

今日はドア周りのチェックをしてもらい、即連絡をもらう事にした・・・

タイムラグが生じては、イタズラの犯人が特定出来ないからだ。

異常なしとの報告を受けた。

そしてそろそろ正午になろうかというその時!

対象者が「出てきた!」

何やら自宅のドア周りをしきりに確認している、

5〜6分経過した時・・・

「!」

依頼者のドア前に立ち何やらしている・・・

よくモニターをチェックすると、手には雑巾を持っている・・・

「!」

やはり!

おわかりでしょうが、対象者は雑巾を持って掃除をしているのではない!

何かを付けているのだ!

何故なら、依頼者に出掛ける際ドア周りをチェックしてもらった時には、

何も異常はなかったからだ!

だがその映像だけでは何かを付けているのか、ただ掃除しているのかは

依頼者のチェック、報告なしでは判断出来ない・・・。

だが対象者の行動はそれだけではなかった。

依頼者宅を訪ね、依頼者の母と話し始める、10分程会話していると

「!」

会話の途中に階下に下りて行き、ある住民宅の呼び鈴を押し

すぐさま依頼者母がいるフロアーへ駆け上がっていく!

「ピンポンダッシュだ」

半ば呆れたような声を他の調査員と漏らしてしまう・・・。

しかも、こんな下らないイタズラの犯人である住民は驚くべき

人物だった。

続く・・・
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2005/7/19

嫌がらせの犯人は・・・A  探偵業務日誌

■調査初日■

クライアントの自宅であるマンション付近にて

張り込み&撮影を開始する。

エレベーターはなく、階段は一箇所の四階建てのマンションだ。

幸いにも、大通りに面した場所から全フロアーのドアと階段を見渡せる。

撮影しながらモニタリングをし、、不審な人物をチェックする・・・

開始して一時間後にはクライアントが出かける、クライアントには

出かける際、入念にドア付近のチェックをしてもらっている。

11:00を過ぎた頃にクライアントの隣の住民が出て来て、

雑巾を持ってドアの掃除を始める・・・。

ほどなく雑巾をもったままクライアント宅を訪ね、クライアントの母と話し始める、

20〜30分ほど話し、お互い自宅に戻る・・・。

隣の住民は大家であり、同様にイタズラされているのはクライアントから

聞かされていた、イタズラをお互い毎日報告しあって注意をしているらしい・・・

その後、クライアントの帰宅まで他の住民の出入りや外部の訪問者や、

郵便局員、宅急便等撮影し、本日の報告をするコトとなった・・・

不審な人物は映っていなかった事、母が大家と話ししていた事、だがその時

クライアントから、にわかに信じられない事を伝えられた。

「今日も私が出かけた後イタズラされてたらしいんですよ・・・」

「!」

撮影していた限りでは不審な人物(内部も含め)はいなかったはず!

そこでワシは瞬時にピ〜ンとキタ!

やはり内部の犯行か!?

続く
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2005/7/19

嫌がらせの犯人は・・・  探偵業務日誌

「憂さ晴らし」タイヤ刺した69歳男逮捕、余罪を追及

 車のタイヤに穴を開けたとして、警視庁中野署は18日、東京都中野区東中野1、無職田口宣郎容疑者(69)を器物損壊容疑で逮捕した。

 調べによると、田口容疑者は11日午前1時ごろ、同区東中野1の会社員男性(56)方の駐車場に止めてあった乗用車のタイヤ1本を、アイスピックのようなもので刺して破損させた疑い。

 田口容疑者は「自販機にお金を入れてもジュースが出なかったので、憂さ晴らしにやった」などと供述している。

 現場周辺では、今年5月初旬にも車のタイヤに穴を開けられる事件が十数件発生。同署で付近にビデオカメラを設置して警戒していたところ、田口容疑者が犯行に及ぶ様子が映っていた。

 今月10日夜から11日未明にも十数件の被害があり、同署は余罪を調べている。
(読売新聞) - 7月18日20時5分更新

という今日のニュースを見て思い出した・・・。

こんな身勝手な憂さ晴らしやら嫌がらせって、結構身近に存在するものなんですよ!

ワシのトコにも毎月のように嫌がらせやらイタズラの相談がある。

今日のニュースでワシが体験した、ある変わったケースを紹介しよう。

数ヶ月前のある日、こんな相談を受けた。

「毎日自宅マンションのドアに異物を塗られたり、ピンポンダッシュを

されるんです・・・なんとか犯人を暴きたい!」

とのコト・・・。

前述した通り、このようなケースは相談も多いのだが、大概は依頼にならない

コトも多い・・・実は被害妄想だったりとか・・・そんな場合は相談電話の時点で

話したいコト(要は憂さ晴らし)が終わるとスッキリして問題解決してしまう。

だが、今回は違った・・・ホンモノは相談の時点ではもちろん問題解決はしない、

直接の面談時にワシは今回のそれがホンモノだと確信した!(詳細は伏せるが・・・)

とにかく、いたずらは間違いなく行われている!しかも毎日数回に亘ってだ!

異常を感じつつ違和感もあったワシは、ほぼクライアントとの面談の時点で

内部(同一マンション住民)の犯行である事を予感していた。

続く・・・。
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