八月はお茶会が少なくネタになるような話題も少ないので・・・と、前置きして弊社で使っている「ノギス」の話を。
ノギスというと、インターネットでも金属製のものは入手しやすいですが、木製でしかも尺貫法による目盛のついてものというと皆無ではなかろうかと思います。
一尺=30.3センチのものさし。あれば便利だし〜と思い近所の文房具店で取り寄せてもらえないかと相談しましたが、見つかりませんでした。
それぐらい「尺貫法」は時代遅れもいいとこなんですが、どっこい 生きてる 茶道具業界♪
写真の「ノギス」は木製なので商品に優しい作りになっていて、多分「尺貫法」を使っていけない昭和の時代にどこからかものさしを入手して手造りしたものではないかという話でした。
私は手が小さいので親指の爪の先から第一関節までが1寸。
親指から人さし指を伸ばした長さが5寸。
手を広げて親指から小指までが6寸。
肘から手首までがだいたい8寸。
これは、ざっくりとした寸法を測るとき目安になります。
あくまで目安なので、箱を作るときはノギスで測るわけですが、たわみによる誤差とか、ノギスの支持の方法、単なる目盛の読み違いなどが原因で変な箱が出来上がってくることも
「茶之湯道具寸法図会」(啓草社 昭和45年発行)は色々な道具の寸法が詳しくかかれていて、ボロボロになるほど活用している本なのですが、その本もメートル法でカッコ書きされているものの、尺貫法です。
平成になってからこのような寸法書が出ているのかは知りませんが、あれば一冊置いておきたいと思う今日このごろです。
