今日は北海道新聞のコラム欄に載っていた記事から抜粋。
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根室管内中標津町養老牛の十字路の角に、三角屋根のバス待合所がポツンと立つ。
網走管内清里町や釧路管内弟子屈町へつながる田舎道で、行きかう旅人を見守ってきた。
夏の間は木製のイスの上に一冊のノートがある。
持ち主は近所の「○○さん」(84)。
「このバス停に泊まる人が退屈だろうと思ってね」と、夜露をしのごうというバイクや自転車の旅人に向けて置いた。
もう何年続いたか。過去のノートは大切に保管している。
ノートを開くと「夜中は走り回るな」と同じライダーに呼びかけたり、「雨で困っていたところで、利用させていただきました」と感謝したり、いろんな声が詰まっている。
「こんな所にノートがあるなんて」とつづる人も。
○○さんは自家製のトマトを差し入れたことがあるが、「こんなバアさんがノートを置いたと分かったら、がっかりしりでしょ。だから黙ってるの」。
秋になれば自宅へノートを持ち帰り、旅人のつぶやきとゆっくり向き合うのが楽しみだ。「読むと若返る。返事を書きたくなるし、いつか会ってみたい気もするね」。
少女のような微笑みを浮かべた。
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何気ないお婆さんの行動
特にお金を使ったりお節介をやいたりした訳でもなく
ちょっとした、相手を想う心遣いが結果として「ライダーノート」に集約されているようで心温まる。如何にも北海道らしいエピソード。
このような行動がライダーハウスへと発展したのではないだろうか。
今夜、泊まる所がない?んじゃ、ウチの納屋にでも泊まってけ!
料金!?そんなもん要らんわぃ!困ってるんだべ?(笑)
何処からでも、そんな声が聞こえる北海道にしたいと思ってるのですがね。

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