◆神戸市灘区 吉野家で16品完食後8万円奪い逃走◆
吉野家で16品完食後「金出せ」…男が8万円奪い逃走
2009年10月21日 スポーツ報知参照
神戸市灘区の牛丼チェーン店「吉野家」フェニックスプラザ摩耶店で、19日午後10時25分頃、客の男が16品(4000円相当)を注文してすべて食べながら、代金を払わなかった上に、店の売上金約8万円を奪って逃げた。兵庫県警灘署は強盗事件として捜査しているが、吉野家は「16品も食べるなんて聞いたことがない」と困惑している。
食欲の秋とはいえ、いくら何でも食べ過ぎだ。灘署によると、客の男は19日午後8時30分頃入店。牛丼特盛(630円)2人前、カルビ焼定食(580円)2人前、豚生姜焼定食(500円)、ポテトサラダ、ごぼうサラダが2人前ずつ(各120円)、玉子(50円)にコーラ2杯、ウーロン茶、オレンジジュースなど16品を次々と注文。フードファイター並みの食欲で、締めて4000円相当をぺろりと平らげた。酒は飲んでいなかったという。
店内で食事をしている間は変わった様子はなかったが、食べるだけ食べた上に約2時間後、客が誰もいなくなったスキを見計らって伝票を持ってレジへ。会計中に突然カウンター内に入り、男性アルバイト店員(20)の胸ぐらをつかむと、はしのような棒状のものを突きつけ「金を出せ」と脅迫。厨房(ちゅうぼう)から出てきた別の店員と言い争いになったが、レジの現金を小銭まですべてズボンのポケットに入れさせ、満腹にもかかわらず軽快に走って逃げたという。店員3人にけがはなかった。
同店は24時間営業。車通りの多い国道2号線沿いにあり、ゲームセンター、ボウリング場、パチンコ店などが入ったアミューズメントパークの1階にある約30席の店舗。同署によると、男は30〜50歳ぐらいで、身長約170センチ。中肉中背のがっちりした体格で、一目見ただけでは大食漢には見えないという。また、灘署は店内に設置された防犯カメラに映った男の映像を公開した。
吉野家では7月に神奈川・厚木市の「吉野家246号線厚木妻田店」で牛丼の特盛、みそ汁を完食した31歳の男が牛刀を突きつけて現金7万8000円を奪われたばかり。同社の広報担当者は「そこまで食べるのは聞いたことがない」と驚くばかりだった。
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