デジタル一眼レフカメラはレンズ交換ができます。
それが最大のメリットといえるでしょう。
そういう意味では新しいカメラを買うよりも、交換レンズを増やす方がよっぽどデジタル一眼レフカメラを有効活用できるといえるのではないでしょうか。レンズの選択肢が増えれば増えるほど、そのカメラの楽しみ方も広がっていきます。
ところが、最近のデジタル一眼レフカメラの多くは、ワイドから中望遠までカバーする標準ズームをセットにした「レンズキット」や、さらに望遠ズームをプラスした「Wズームキット」なるものをラインアップしています。
メーカーとしては、「初めての方でもこれらのセットを買えば、すぐにデジタル一眼レフカメラが楽しめますよー」ということなのでしょうが、これがいかんのではないでしょうか。
Wズームキットなどを買ってしまった日には、広角から超望遠まで2本のレンズでカバーできちゃう。
だから、ユーザーとしては、「さらに交換レンズなどは買わなくてもいいやー」となってしまうような気がします。
結果的に、カメラは売れても交換レンズは思ったほど売れない。こういう現象になってしまう気がするのです。
(まあどれほど交換レンズが売れているのかというデータはありませんが、なんとなくそんな気がします)
昔は、初めて一眼レフカメラを買うときに、あわせて50mmレンズ1本を買ったものです。
レンズ交換ができるカメラにもかかわらず、50mm1本しかなかったんです。
そうすると、写真を撮っているうちに、もっと望遠が欲しいとか、広角の絵を撮りたいとか思いだして、
「135mmが欲しい〜!」となったり、「ワイドは28mmにするか、思い切って24mmにするか」などと悩み、カタログとにらめっこしたものです。
(まあ、全員がそうとは限らないでしょうが、そういう経験をしたのは私だけではないと思います)
で、交換レンズを1本買い、そして、またお金を貯めてさらに1本買う。そんなカメラライフでしたね。
ズームレンズも便利そうですっごく欲しくなって、買ってみました。
でも、その頃のズームはF値も暗いし、重いし、決してシャープで切れがあるとはいえないし・・・。
で、また単焦点レンズを買うわけです(笑)。
ズームが悪いと言っているわけではありません。
(特に最近のズームは素晴らしい描写性能を持っていますから、ズームだってキリッとした写真が撮れますからね)
ただ、手軽なズームキットが普及しすぎて、レンズ交換の楽しさを知らないまま、カメラライフを送っているユーザーも結構いるんではないかなーと思っているだけです。(だとしたら、とってももったいないですね。余計なお世話かもしれませんが)
安い単焦点レンズ1本でも買ってみると、きっとレンズ交換ができることの楽しさ、喜びが分かるんじゃないかなと。マクロレンズなんかをチョイスしてみるのもいいかもしれません。
便利さだけが最善ではないと思う今日この頃です。

パナソニックの
LUMIX GH1というカメラと一緒に14〜28mm相当の超広角撮影ができる
LUMIX G VARIO 7-14mm / F4.0 ASPH.というレンズが発売になりました。
このレンズ、G1&GH1ユーザーにはぜひとも使ってもらいたいレンズです。
周辺までバッチリと解像してくれるし、しかも超広角ズームって目で見えている景色と違う写真が撮れるので、スナップもすごく楽しいです。
まあ、使いこなしも難しいレンズですが、使う価値あり!って感じる1本です。
あ、LUMIX GH1はデジタル一眼レフカメラではなく、デジタル一眼カメラでしたね(笑)。
レンズ交換できるデジタルカメラ。
まあ、細かいことは抜きにして、交換レンズの選択肢が広がるのが嬉しいことです。

23