音を旅する〜大好きな音楽と汽車旅

旅と音楽…私にとっては、なくてはならない2つのアイテム

 

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みんな「イイ子たち」

高校生と日常触れ合うようになって2年と3ヶ月が過ぎた。
まぁ、ごくごく普通の高校生達と日々過ごしているのであるが、今でもたまに「?」とか「!」とか思う事がある。

授業中。
私の場合は当然の事として、次の様な事を「授業の約束事」として徹底している。
それは…。
@ ノートをキチンととる事
A 話をしっかりと聴く事
B 授業中の課題や宿題はキチンとやる事
である。
「この3つの事を真面目にやっていて『わからない』時は、教える側にも責任があるのだから、わかるまでとことん付き合う。ただし、この3つのうち、ひとつでも『出来ていない』と感じるのなら、それは努力不足。自己責任で処理して下さい。」
日々、そう言い続けている。
さらに「やらなアカン事、ちゃんとやっとかな、後で痛い目に遭うでぇー。経験者が言ってるんやから、間違いないって。」生徒達は笑っているが、私の場合は笑えない状況だったので、「ホンマに大丈夫かいな…」と心配になるときもあるが。

キチンと説明をすれば、いろんな意味で理解をするのだが、中にはこういう『最低限』のい事すらしないで、惰眠を貪るヤツもいる。
何をしに高校へきているのだろう?と思ってしまう。
しかし、それも『高校生だから』できる事なのであって、「あんたはどうやってん!」と突っ込まれれば、返す言葉はない。私も実際は、授業中何もしないで惰眠を貪っていたのだから…。

ある日、授業中に携帯電話を出して、メールを確認した子が居た。
本来なら「預かり」になる所だが、初犯という事で「すぐにカバンにしまいなさい。」と注意した。
ところが、である。何が気に入らないのか、携帯を机の上に放り出して、不貞腐れた態度で、ノートを閉じた。
そこでもう一度警告した。「机の上に出したままだと預からないとアカン。カバンの中にしまいなさい。」
すると更に不機嫌そうに「さわらへんかったら、ええんやろ!」ときた。
さすがに温厚な私も(『温厚』はウソだが)頭にきて「言ってる意味が解らんか?早くカバンにしまえ!」と大きな声を出した。
すると、「あーあ。おもんないわ。何やねん、ちょっと触った位でガタガタ言わんでもええやん。やる気なくなったわ。」ときた。
「おぉ、イッチョ前な事言うやんけ。やる気ないのも何もかも、人のせいかよ。大体、やる気あったら、携帯なんか気にならんはずや。そうやって何でも人のせいにして生きて行けるほど、世間は甘くないんやで。お前、可愛そうなやっちゃな。」
まぁ、こちらの発言も暴言といえば暴言なのだろう。それはわかっている。彼女は、キッとこちらを睨み返してきた。
睨み返すという反応は、決して悪いものではないと理解している。そこには、何かの『意思』が存在するからだ。
その反応を見て、私は「何か言いたい事があったら、言えよ。黙ってたら体に悪いで。」と言葉を返した。「今はいい。」とだけ言って、彼女は机に伏して目を閉じた。
「そうか。まぁ、いいたい事まとまったら、いつでも声かけえや」そう言って、私は授業に戻った。
このまま終わってしまえば、彼女自身もそれだけの人間なんだからしゃあないな、と思いつつ、その後2回くらいの授業では、用意はするものの、それを枕に寝る、という事が続いた。

その週の終わり、私が偏頭痛に苦しみながら、そのクラスの授業を終え、準備室に帰ろうとした時の事だ。その生徒が教室から私の後を追って出てきた。
「先生!」と呼ぶので「なんや。どうしてん。」と答えると、「この前の事やけど…」と言うので、本当は一刻も早く準備室に帰って休みたかったのだが「あぁ、言いたい事まとまったんか?」と答えた。
「うん…」
「なんや、歯切れ悪いなぁ。ちゃんと言ったらええやん。」
「先生、ごめんな、怒らせて。それだけ。」
「いや、こっちもなぁ、もっとちゃんと言ってあげられたらよかったなぁ、とちょっと反省しとってん。おっきな声出して悪かったな。」

その後、しばらくいろいろと話をしていたのであるが、結局の所、今までそういう形で怒られた事がなかったのだそうだ。だから、どういう態度をとっていいのかわからなかったとの事。
何でも、クラスの友達に「いつまでもそんな態度とってたら、アカンのちゃう?『言いたい事があったら言え』って事やねんから、ちゃんと話した方がええよ。」と言われたのだそうな。
彼女曰く「私、今まで、面と向かって『人のせいにばかりして、お前は可哀想や』なんていわれたことなかってん。あの一言は堪えたわ。3日程、真剣に悩んだもん。」と。
「ま、ちょっと言い過ぎたかもな。でも、今考えたんやったら、同じ事繰り返さへんやろ。繰り返したらアカンで。」
「わかった。ところで先生、顔色悪いけど、また偏頭痛?大事にせなアカンで」
「はいはい。大事にしますよ…。ご心配をおかけしてすんませんね。」

それ以降、真面目に頑張ってる彼女の姿を見て、ちょっとばかり安心している。

こんな事の繰り返し。これからも多分。

でも、こういう事の繰り返しがあるからこそ、この仕事はやめられないな、と思う。
クラブでも授業でも、真剣にやればその気持ちは伝わるものだと思っている。

いろいろな子がいる。人の言葉を素直に受け止められない、人の神経を逆なですることを平気で言う、などなど。
でも、その子自身が悪いのかと言うと、そうではないと思う。いろいろな環境の下、何年間か生きてきた上で形成されたものなのだから、その時のその場の現象だけを捉えて「悪い」と言ってしまうのはちょっと違うような気がする。
どんな子だって、こちらが真剣に向き合えば、必ず応えてくれる。時間はかかるかもしれないが、根っからの悪い人間なんて絶対にいないのだ。
何かのタイミングが悪かったり、そんな事が偶然に重なっただけなのだ。そう思う。

「今の若い者は…」私達が高校生の頃にも言われた言葉だ。
要領よくやったり、既製品の如くやる事だけが良いのではない。
若いからこそ、いろんな回り道ができるのだ。
回り道をたくさん歩いて、いろいろな経験をつんだら、その分人生が豊かになる。

「今の高校生も、なかなかやるで。捨てたもんちゃうで!」

そう感じる、今日この頃だ。
投稿者:hiro40th

今年の夏も…

恒例となった「18キップの旅」を計画中。

   発駅   発      着  着駅  列番  列車名
1 長  尾 7:52……… 8:44 尼  崎 5429M 快速
  尼  崎 8:54……… 9:53 姫  路 3419M 新快速
  姫  路 9:59………10:40 寺  前 5623M
  寺  前 10:50………11:37 和 田 山 1231D
  和 田 山 12:02………12:33 豊  岡  429M
  豊  岡 12:56………14:16 浜  坂  173D
  浜  坂 14:31………15:17 鳥  取  535D
  鳥  取 16:03………18:55 出 雲 市 3431D 快速とっとりライナー

2 出 雲 市 8:43……… 9:00 宍  道  130D
  宍  道 9:04……… 9:37 木  次 1445D
  木  次 10:00………12:08 備後落合  8421 奥出雲おろち号
  備後落合 12:18………13:52 三  次  359D
  三  次 14:02………15:28 広  島 5869D 快速みよしライナー
  広  島 15:55………17:35 福  山 5364M 快速シティーライナー
  福  山 17:37………18:21 府  中  263M

3 府  中 8:17 ……… 9:58 三  次 1725D
  三  次 10:02………12:09 石見川本  444D
  石見川本 13:51………14:57 江  津  446D
  江  津 15:04………16:24 益  田 3455D 快速アクアライナー

4 益  田 7:39………10:02 新 山 口 2540D
  新 山 口 10:11………10:46 厚  狭  625M
  厚  狭 11:16………12:22 長 門 市  729D
  長 門 市 12:42………12:46 仙  崎 1625D
  仙  崎 12:52………15:00 下  関 1622D みすゞ潮彩2号
  下  関 15:08………18:52 広  島 3376M〜5376M 快速シティーライナー

5 広  島 10:06………12:28 三  原 8232D 快速瀬戸内マリンライナー1号
  三  原 12:31………14:10 岡  山 5346M 快速シティーライナー
  岡  山 14:12………15:17 相  生 1318M
  相  生 15:21………16:37 尼  崎 3276M 新快速
  尼  崎 16:46………17:32 長  尾 5502M 快速

この資料は表計算ソフトから貼り付けたものなので多少見づらいかもしれないが、性懲りもなく、またやってしまっている。

ちなみに、この経路で、毎日切符を買ったとしたら、合計で

 32,120円

になる。
それを、11,500円で乗る訳だから、何と

約2.8倍分

乗る事になる。

ちなみに、表定速度(1日の走行距離を、単純に乗車から下車までの時間で割った平均速度)は
1日目…40.7km/h
2日目…35.2km/h
3日目…28.3km/h
4日目…42.8km/h
5日目…52.6km/h
平均すると
39.8km/h
である。
ちなみに、1日の平均乗車時間は、連絡待ち等も含めて
約9時間30分
になるから、一日のうちの
約40%
にあたる。
睡眠時間を8時間として(実際にはそんなに寝ないだろうが)考えると、活動時間は16時間。
そこから割り出すと
活動時間の約60%
にあたるのだ。

毎年、「アホちゃうか」と思いつつ、ついつい計画して実行してしまう自分が恐ろしい。
まだまだ変更の余地はあると思うが、大筋はこんな感じだ。
まぁ、「『鉄』入り中年」の年に一度の楽しみなのだから、大いに「鉄チャン」しようと思う。
投稿者:hiro40th

演奏会を終えて…何でもやりまっせ

今年も2曲の演奏。
1曲目は、八木澤教司作曲「ぷれりゅーど〜ミュージカル『いちかわ・真夏の夜の夢より』」。
2曲目は、杉浦邦弘編曲「はとポッポの世界旅行!POPPO POPPO」。

メンバー達みんな、本番になると強い。これは、やはり「場数」を踏んでいるからだろう。当然私もそうだ。

最近は棒を振るのは年に数えるほど。専ら演奏する機会の方が多い。元々、演奏する際に「あがった」事などない私の事、今回も普段の実力が100%以上出せたと思う。思い込みだけかもしれないが。

しかし、この「本番に強い」というのは、何故なんだろう?と考えてみる。

仕事に就いてから、楽器を吹く時間はめっきり減った。いろいろと不安な面もないではないが、ここでモノをいっているのは「過去の練習」だろうと思う。
それと、「開き直り」。
更には「ハードルを無理に上げない」事か。
限られた時間の中で、いろいろとやらなくてはならない事も多い。だから、自分の出来る範囲でハードルの高さを調整する。設定する高さは、今の自分が何もやらないままで飛べる高さの2割増位の高さだ。
悔しいけれど、完璧に出来ない所もあったりする。調子の悪い時もある。
しかし、悪い時は悪い時なりに、上手く「かわす」事も必要だし、いい意味で周りのメンバーに頼ってしまうこともある。
しかし、頼りっぱなしではない。自分の得意な部分は周りのメンバーに頼られても大丈夫なようにしっかりとやっておくのだ。
こうやって、支えられたり支えたりしながら、普段ほとんど接点のない大勢のメンバー達と一つの音楽を創っていく。それがある意味「市民バンド」の楽しみ方なのだと思っている。

私の場合、楽器内での細かいパート(1stとか2ndとか)にこだわりはない。元々学生時代には2nd専門であった。ポップス以外は。ポップスの場合、馬力とかパンチとかが必要な場合もあるので、そういう時は1stを専門にやっていた。
今は「パート決め」の時、「何番やる?」と聞かれてもこう答えている。
「みんな好きな所取って。オレのパートは、みんながバランスなんかを考えて決めてくれたらいいわ」

と、今年になってから、1stが増えた。音域的には全然大丈夫なのだが、「あんまり年寄りにしんどい事やらしたらアカンで…」といいつつ、何でもOKしている。

要するに、吹ければ何でもいいという事だ。

パートに「重い」「軽い」はない。どのパートも重要なのだから、自分が必要とされている所でできれば、それで幸せなのだ。

だから、楽器の移動だって全然構わない。
要は、みんなで楽しく演奏できれば、それだけで幸せを感じているのだから。

投稿者:hiro40th

コンクール〜ウワサを信じちゃいけないよ

どうも、この時期になると、いろんなサイトなどで「コンクールネタ」が炎上というか暴走する。
中には、「まるで見てきたかのようなウソ」もあったりするから厄介なのだと思う。

私が、数年前から編曲や作曲の事、バンド指導の事で相談にのってもらっている、ある大学の先生がご自身のHPで、そういう「噂話」について、「実は違うんだよ」というコラムを書いていらっしゃる。
多分、「コンクールの迷信」で検索すれば、ヒットするはずなので、一度じっくりと読んでみてはいかがだろうか。

私も以前に一度だけ、ひょんな事から「審査」なるものをさせてもらった事があるが、とても疲れるのだ。
それは、頑張って練習してきた演奏を、集中して聴くからだと思う。どの審査員も同じだと思う。私の場合「現場の指導者として」だったから、採点もしんどかったし、審査コメントも、短い文の中にどのように凝縮して書けばいいのか苦しんだ。

その時、「今までいろんな事が言われてきたが、本当の所は違うのではないだろうか…」と感じた。

コンクールの敵はなんなんだろうか?
私は、第1番目に、こういう実しやかにささやかれている「迷信」をあげたい。
そして、本当の敵は「自分自身」だという風にも思う。
しんどい事にあえてチャレンジしているのだから、楽して結果は得られない。でも、楽をしたいという自分自身に、どこまで打ち勝つ事が出来るかだと思う。

コンクールの結果が、自分達の意にそぐわないものだったとしたら、まず、自分達がどういう事をやってきたのかという事を省みる必要がある。

去年も、ある人から、地区大会の結果について、私の現任校と他の有力校が同じ『銀賞』だったという事をうけて「審査がおかしい」みたいな事を言われ、とても残念な気持ちになった。
私は「審査がおかしいのではなく、演奏が音楽的にちょっと『?』だったんですよ」と言ったのだが、その方はいわゆる保護者みたいな方だったため、「あっちの高校の方が曲も難しかったし、それを演奏できたんだから、上手いに決まってるじゃない」と言われ、後は無視することにした。

「審査がおかしい」と言う様な人が周りにいるバンドは、その後決して伸びることは出来ない。

去年、直前の練習でその学校の音を聞いた。圧倒的な音量を聴いて「上手いなぁ・・・」と言ったウチの部員に言った。
「あの学校が金賞だったら、君らも金賞や。逆に君らが銀賞やったら、あの学校も銀賞やわ。」

その予言は的中した。理由は言わずともわかるだろう。

コンクールは、技術や音量のみを競う場ではない。そこに大きなウェートを占めるのは「音楽的かどうか」なのだと思う。
「音楽」を表現するために、様々な技術を磨くのであって、最初に技術や音量ありきではないのだ。

ウチの部員達は「音楽性」を磨くべく、毎日練習に励んでいる。
今年のコンクール、みんな万全の体調で、積み上げた練習の成果を存分に発揮して欲しいものだ。
投稿者:hiro40th

オーディションの結果

今日は、先日行なわれた、長男の「コンクールオーディション」の結果発表の日だった。
当の長男は「今日も朝練する」といって、早くに家を出た。

私が職場についてしばらくしたら、TG高校吹奏楽部顧問のF先生から、私の携帯に電話が入った。時間が時間だけに、長男が体調でも崩したか?と思って電話に出ると…。
「先日のオーディションの結果、コンクールに出てもらうことになったんですが、少し確認させていただきたい事がありまして…」という内容だった。

「練習の方が、高校生と一緒の扱いになりますので、体力的に大丈夫でしょうか?」
「大丈夫ですよ。もし、体力が無いとしたら、今の時点ですでに『SOS』が出てると思いますが、それもないですし。」
「かなりプレッシャーがかかると思うんですが…」
「あぁ、アイツはプレッシャーとは無縁です。そもそも、オーディションの日、終わってから『どうやった?』って聞いたら『今までで一番上手く出来た』って言ってた位ですから。」
「そうなんですか。いえ、エチュードなんか、なかなか立派なものでしたよ。音も大きかったですし、多分オーディションを受けたメンバーの中でも、一番堂々と吹いていたんじゃないかと思います。」
「まぁ、アイツの場合、失う物はないですから、開き直ってたんじゃないですか」
「もし、何か様子が変わったとかありましたら、連絡下さい。」
「わかりました。まぁ、唯一の心配といえば『勉強』の方です。今日帰って来たら、『頑張ってる周りの人たちに迷惑がかかるから、学習サポートにはかからんように』といって聞かせます。いい動機付けになります。」
「そう言って頂けるとありがたいです」
「足手まといにならないように、しっかりがんばれって尻叩いときます」
「わかりました。よろしくお願いします。」
「こちらこそ、よろしくお願いします。」

私が家に帰ると、私の母が「本人から電話があったで。『コンクールのメンバーに選ばれたから』って。」と言っていた。
発表された時の様子は、容易に想像がつく。多分、一人でニヤニヤヘラヘラ笑っていたんじゃないだろうか。

中1で高校のコンクールメンバーに選ばれるのは、管楽器では初めてのことらしい。
長男にとっては「夢への第一歩」を踏み出せたわけで、私もとても嬉しく思う。

そういえば、今日は私の誕生日だった。
とても大きなプレゼントをもらった気がする。

この先、長男自身も大変だろうと思う。いろいろと困ることもあるだろう。
その時は、「親」として、また「吹奏楽の先輩」として、いろいろとアドバイスしたり、しっかりサポートしていきたい。

長男はこんな事を言っていた。

「先輩の足を引っ張らないように、頑張る。先輩達が笑顔で引退できるように、まず僕が一番たくさん練習しないと。今のメンバーの中では僕が一番ヘタなんやから、先輩の何倍も努力しないとアカンねん。僕が入ったからレベルが落ちたとかそんなこと絶対にいわさへん!」

がんばれ長男!応援するぞ!
投稿者:hiro40th
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