今年の自由曲。
とても変わった楽譜で、実に様々な編成で演奏できるようになっている。
つまり…。
木管だけのバンドでも、金管バンドでも、金管+サックス群でも…。パート譜にパートがなくて、いろいろな組み合わせで演奏できるのが実に楽しい曲なのだ。
本校のバンドでも、ユーフォ2本が違う楽譜を吹いたり、バリトンサックス2本が違う楽譜を吹いたり、曲の場所によっては金管だけとか木管だけとか、サクソルン属だけとか、かなり自由にパートを組み合わせる事が出来る。
簡単に言えば、バンドの数だけ演奏パターンがあるというもの。
この曲を自由曲に選曲したY先生(私の師匠)といろいろ実験しながら、合奏を進めている。
師匠も私も典型的なB型人間。「よそと同じ事をするのはイヤ」なタイプなので、2人で合奏中に「あーでもないこーでもない」といろんな楽器の組合せを考え中である。
本来ならば、演奏会のアンコールなんかに向いてる曲だと思う。でも、こういう曲をあえてコンクールでやってしまおうという発想が私は好きだ。
もっと言えば、若いバンドの練習用の曲として取り上げれば、効果絶大だと思う。
この曲を作曲したヤン・バン・デル=ローストの真意や如何に?という所だが、この曲ほど指導者の力量とバンドの実力が「丸裸」になる曲はないと思う。
それだけに、師匠と私のタッグで、どこまで仕上げられるかを、これから綿密に相談し、バンドの方を練り上げて生きたいと思う。
演奏者の半分以上が1年生というとんでもないバンドである。その1年生も、最近メキメキ力をつけている。だから、学生音楽祭やコンクールまでには、何とかある一定の形に出来ると思っているが、これから仕上げが大変だなぁ、とも感じている。
コンクールなどで棒を振るのは師匠だが、練習では何回か棒を振る機会もありそうだ。
二人の目指しているところは同じだから、方針やアドバイスがぶれる事はない。
二人が別々のことをやっていても行き着くところは同じなので、ある意味自分の考えを前面に押し出した所で何も問題ない部分が多いのは、とても指導がしやすいという事だから、師匠がいる間に私ももっと勉強して、しっかりとしたバンドの基礎を築き上げたい。
あと数週間。
しっかりと頑張って行きたいと思う。
もちろん、コンクールはゴールではない。1年後、2年後を見据えた形で、じっくりと指導に取り組んで生きたい。
そういう事を考えると、今年の選曲は「ベスト」であると思う。
そう感じる今日この頃だ。

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