奈良県と大阪府の県境に信貴山という山があります。この山は多くの人の信仰を集めています。今日この地を訪ねてきました。
寺への入り口、山門です。
でっかい寅と本堂です。

ところで信貴山の名前の由来をご存じでしょうか。
聖徳太子と深い関わりがあります。太子が16歳の頃、この寺で物部守屋を討伐のため戦勝を祈願をしたところ、毘沙門天が現れ戦法を伝授しました。これにより太子の軍は勝利をおさめました。太子は大変感謝し、「信ずべき貴ぶべき山」として「信貴山」と名づけ、自ら彫った毘沙門天像をおまつりしたといわれています。
で、毘沙門天が現れたのが寅年、寅の月、寅の日、寅の刻であったことから信貴山では「寅の日」は福が授かる福寅といわれ、縁日となっています。
ですからここでは寅がラッキーシンボルです。あちこちに寅がいます。

信貴さんともいわれるお寺の名前が朝護孫子寺といいます。その本坊の玄関先です。ここにも寅がいました。

これは玉蔵院にある参堂をまたぐ空中の廊下を両側から写しました。子供の頃、ここを渡りたくって仕方がなかったです。いまだにご縁がなく渡っていません。

この廊下、着物を着て静々と渡ってみたいです。

一番奥にある本堂です。本尊は三体ある毘沙門天。太子が彫ったという毘沙門天像は寅年にのみ公開される奥秘仏。厨子の中の中秘仏は毎年正月と七月に開帳されます。そして通常公開されているのがお前立(まえだ)ちの毘沙門天像。妻子と並んで安置されている様子は家族円満がなによりと私たちに教えてくれています。でも写真撮影は禁止ですので、ご紹介することができません。すみません、想像してください。

本堂の境内から大和盆地が見えます。

本堂から千手院へ向かう階段です。のぼりがあちこちに立っていて信仰のムードを盛り上げています。信貴山はこのような細い石畳の階段が、いたるところにあり、迷路のようで歩いていて楽しいです。

また寅です。これは寅の胎内くぐりといって、通り抜けできるようになっています。なかなか面白いでしょ。出口のほうも寅の顔です。両側か同じ寅の顔になっていて尻はありません。

本堂への参堂が途中で二股に分かれています。いつもどちらを通ろうか迷います。同じところに出るんですけどね。

またまた寅です。小さい寅です。子供が背中に乗ってよく写真を撮ってもらっています。

またまたまた寅です。大きい寅です。大人が前に立ってよく写真を撮ってもらっています。
信貴山、面白いところです。信仰のテーマパークのようです。夏は木々の間を風が抜け、涼しくて気持ちがいいです。

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