はじめて、このおだんご頭と超ミニスカートのセーラー服を見たのは、アニメ誌の新番組情報ページにほんの小さく載っていたセーラームーンの紹介欄だった。
でも、ほんの小さくでていたその絵を見て、「ああ、これ絶対見よう!」と思ったのは、鮮明に覚えている。
今や伝説となったこの作品だが、当時、放映前に見開きでどーんと注目新番組としてアニメ誌で紹介されていたわけではないのだ。
放映開始当時の、この作品の扱いはそんなものだった。誰にも予想できなかったんだろうなあ。。。これがあんなことになるとは。
アニメのヒット作てのは、そういうのが多い気がしますね。宣伝に大金かけているような作品ほど、どこかで見たことのあるような新規性に乏しい作品で、実際に売れやしないものだ。
そんな業界人が見逃していると言うか、はなから売れねえと決め込んでいるが本当は売れたかもしれない名作が今でもどこかに埋もれているんじゃないかと思ったりする。
でも、今はもうそんなことは減っていくだろう。
ネット全盛のこの時代。自分の作品を発表するのにテレビや出版社なんか利用する必要もない。自分の作品力だけで勝負できる時代が近づきつつある。
でも、そんな時代を現実のものにするためには、ネットの発達を待つだけじゃ駄目だ。俺たちユーザー一人一人が、誰かが選んだ作品じゃなくて、自分の目で自分の好きな作品を選んでいくことをしていかなきゃ駄目なんだと思う。
出版社が選ばない作品の中にも、自分が気に入る作品はいっぱいあって、そんな作品が出版社の選んだ作品より劣っているだなんて誰が言えるだろう?そういう作品が捨てられてしまうメディアにもうかつての魅力はない。
