先日、高校3年生が2009年度から使う教科書の検定結果を文部科学省が公表したのですが、その中で学習意欲が低下が指摘されるなか、話題を呼んだトピックで関心を引こうとする工夫もいろいろな形でされているのご存知でした。
「千の風になって」英詩、旭山動物園の「行動展示」、高橋尚子選手のエッセーなど個人的にも関心のある話題が取り上げられているのですが、興味を引いたのが岡本太郎さんが原爆炸裂の瞬間を描いた巨大壁画「
明日の神話」が全教科書で登場しているということです。
この壁画は岡本太郎がメキシコ人の実業家の依頼を受け、メキシコシティのホテルのために1968〜69年というあの大阪・万国博覧会における<
太陽の塔>と同時代に制作された縦5.5m全長30mの巨大壁画です。
しかし、依頼者の財政悪化などにより設置の機会を得られないまま永らく行方不明になってしまい、2003年9月に30数年の時を経てようやく発見されました。
その壁画発見から修復・公開までの過程を描いた読み物として教科書では紹介されているみたいです。
私はまだこの壁画は見たことがなかったのですが、先日見学の時間をとることができたので東京都現代美術館で鑑賞してきました。