人魚日記

装飾塗装や空間デザインなどを手がけるユニット「ステンシルラボ」の代表MICHICOが創っているページです。
俳号、尾崎人魚から「人魚日記」と致しました。

 

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ジョン・ルーリー展/ドローイング:ワタリウム

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               写真:ワタリウム展覧会資料

画家 「ジョン・ルーリー」を知っていますか?
かく言う私は、知りませんでした。

たまたま立ち寄ったワタリウムの書籍売り場で、平置きにされた画集。壁には同じ絵のレプリカが有る。

パラパラとページを繰る・・・バスキアみたい・・・ちょっと良いじゃない?!
1階に上がってやっと気がついた。なんて間抜けなんだろう・・・開催中の展覧会の図録だったんだ・・・見なくちゃ!!

次の予定もあるけれど、今日は時間を気にしなくても良い身♪チケットを購入。

ワタリウムのチケットは、パスポート制で、期間中何度でも入館できるのが嬉しい。

プロフィールを読む。
ん?
俳優?ミュージシャン(サックス奏者)?
出演映画「ストレンジャー・ザン・パラダイス」「ダウン・バイ・ロー」記憶を手繰る
・・・確か観たはず・・・でも、内容は全く思い出せない。
難病にかかり、音楽、俳優活動を停止し、絵を描き始めたのだそうな・・・

そして、バスキアとの共通点があって当然。一緒に描いていたと言うのだから。

絵日記の様なドローイングは、ユーモアや皮肉、そして、哀しさと苛立ちを伴って、あるときは饒舌に、またあるときは静かに語りかけてくる。
存在、生命、神への畏敬?・・・呟き、あるいは、主張する絵達は彼そのものであって、技や計算は無い。

会場では、サックスを演奏する彼の映像が流されている。
サックスから流れ出す音符を そのまま紡いだような絵に音が重なり心地よい。

毎日繰り返し聞いている、「アルチュール・アッシュ」(フランス人ジャズシンガー)
と重なった。

「骨は外にある」と、題された魚の絵が欲しい。

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投稿者:ningyomn

和のしつらえ

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我家は、ごく普通のマンション住まい。
和といっても、畳の部屋がひとつあるだけなのですが、一般的に言われる「和物」へは少しこだわりが有ります。
和箪笥、壷、鉄瓶、火鉢、代わり映えはしませんが、お気に入りをいつも同じ場所に置いています。
お正月や お節句には、そのお気に入りたちを追いやり、季節のしつらえをします。

さて、上の写真、
常用しているサプリメントの会社から商品とともに小冊子が送られてくるのですが、昨年末号に「江戸凧」の記事が有りました。
凧職人さんの後ろにかけられた「武将凧」がなんとも美しく、大掃除の途中送られてきた冊子をペラッと見るつもりが、記事を熟読し、ちょっと思いついて、正方形に凧を切り取りました。
大掃除はそっちのけで、
以前、和紙にマーブリングをした残りがあったはず・・・
切り抜きより、ひとまわり大きく正方形に切り、絵手紙用の葉書きに貼って・・・ミニ掛け軸は何処だったかな・・・・で、出来上がったのがこのお正月用のしつらえです。

なかなかの出来栄えで、お気に入りの仲間入り。
また、何か思いつくまでは、このままになりそうです。

思い付きをもうひとつ。
火鉢、昔は一人一膳銘々に火鉢を置いたので、古い家を処分した際、漆塗りのお膳や火鉢が数十出てきました。
小さな火鉢も捨てがたかったのですが、かずが揃っているほうが良いといわれ、派手な柄の1対だけを残し、お膳と一緒に手放しました。

いまごろになって、手放さなければよかったと、後悔する物も色々有りますが、種々事情も有りますしね?
モダン、カントリー、西洋アンティック・・etc・・・好みも色々変わりました。
そこで、感じるのが、和洋を問わず、本物は良い。本物は一緒に置いても喧嘩しない。(置き方もありますが)
そして、古いものは変わらず良い。

なのに、あの掛け軸?
なのですけれど、ずうずうしくも、自作は「本物」の仲間なのです。
切り抜きでもね(笑)

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対でとり置いた この火鉢は、大正か昭和初期に流行った柄で、安物を扱う骨董店で、よく見かけます。
若かったので、こんな柄が良く見えたんです。今でも嫌いではないですけれどね?
ひとつは、こうして鉄瓶などを置いていますが、もうひとつは、鉢カバーにしたり、金魚を入れたりと、良くある使い方をしていました。
が、夏のしつらえに使っている硝子の大皿(いつも置き場に困ってました)をちょっと置いた時に思いついて、テーブルにしてみました。

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こんなふうにドイリーと花などを置いていますが、ソファーでコーヒーブレイクの時に、とても使い勝手が良いのです♪

夜は、こんなふうにロマンチックになりまあす。
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「和のしつらえ」なんて、文字にするとたいそうな事の様に思えますが、こんなふうに肩肘張らずに楽しんでいます。


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投稿者:ningyomn

柴田是真の漆X絵in三井記念美術館

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三井記念美術館:柴田是真の漆X絵 2月7日まで

「是真」の名と、いくつかの作品の写真を見たことはあったが、これほどとは・・・・・・展示ケースのガラスに何度も眼鏡や額をぶつけた。

各作品の説明を一文字も逃さぬようにに読んだ。
読んでは確かめ、確かめては読み、センスと技とエスプリに酔いしれた。
見ている人たちの執拗さと熱気にも当てられ、最後の作品を見終えたときには、すっかり疲れ果ててしまった。

展覧会では、気に入った作品を後戻りして見る事を常としているが、最後の部屋の2点を振り返るのがやっとだった。
もう一度見に行こうか・・・拡大鏡持参で・・・?

 一般に漆器というと、椀や、重箱などを思い出すが、是真の作品は、生活用品、内装、装飾用品・・・etc・・・全てにわたっている。
漆器は製作工程の複雑さから分業化が進んだのだが、是真は全てを自らが創造する。

是真は、デザイナーであり、彫刻師であり、絵師であり、蒔絵師であり、塗り師でもあり、全能の職人。
否、真のアーティストなのである。

 会場では、作品のひとつひとつのデザイン性の高さに先ず驚かされる。
フォルム、色、文様の配置。何処にも隙は無く、心地よい緊張感をもって迫ってくる。

しかし、確かな伝統的技術に裏書された、想像力と奇知に富んだ作品は、高尚な芸術作品の様に重厚な緊迫感によって観る者を拒む事はない。
「触れたい」「傍におきたい」そう思わせる楽しさがある。

私ごときが言葉を尽くしても、その素晴らしさを伝える事は出来ない。

是真」見るべし!




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投稿者:ningyomn
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