2008年10月。
誰もが驚いた松下電器産業の「パナソニック」への社名変更、ブランド統一。
あれから一年余り。
あれは…やるべきだったんだろうけど、やって良かったんだろうか。
やるべきだったんだろうけど。
◆
経営の神様、松下幸之助の威光は今も衰えず、
書店では幸之助氏の本が今も花盛りだ。
「松下」の名前はそんなに軽いものじゃない。
勿論、社名変更・ブランド統一にあたり大坪社長が何を考え、
過去90年と現在の世界市場を鑑みてどう判断したかは相当量勉強しているつもりだ。
MATSUSHITAが海外で通用しない事も、そのデメリットも判る。
◆
ただ、一歩…いや、十歩ぐらい引いて客観的に見たとき、
単純に「Panasonic」はスペルが長いんだ。
東電工が「SONY」に社名変更する際は
「どこの国でも読み方が変わらず」
「なるべく短くて覚えやすく」など
相当に知恵を絞ったという。
※読み方が変わる困った例:
DENON(でんおん・でのん)
NIKE(ないき・にけ)
Nestle(ねっする・ねすれ)
まあ読み方は良いとしても
ブランドとして浸透させるには
幼児でも覚えられるような短さが望ましいんだ。
「Panasonic」って、長いのよ。
(゜Д゜)
かと言って、今までに無い
全く新しいブランド名を生み出す事が正しいかと言うと、それも確かに…
「TECOT」とかね。
まあ無理があるよな。
相当な逡巡の中で、しかしやはり
「Panasonic」しか無かったんだろうなあ。
うーん。
※TECOTは初芝電器産業の新社名です。
島耕作ね。

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