どれを食べても『絶品だ〜!』と言うほどではないけれど、何を頼んでも『はずれた・・・』と言うこともない。黒豚のハンバーグに疑問符がついた日もあったけど、しっかりと美味しい日もある。
不思議と心惹かれるプチダイニング遊。
何故か足が向いている日がある。
なんなんでしょうかね? これが相性と言うものでしょうか。
今まで何度頼もうかと思いながらも、ちょっと怖くて頼めなかったスパイシーチキンカレーをとうとう食べました。
オーダーすると、白いお皿のご飯が盛られて出てきます。
後から別容器に入ったカレーが出てくる。洋食屋によくある銀食器の“ような”あれです。
カレールーを全てご飯の皿に移したところを写真に撮りました。
見た目は普通の良くあるカレーですね。
昔のラーメン屋さんで出てきたようなカレー。食堂のカレー。どこにでもあるカレー。
しかしながら、食べてみると食堂のカレーとは全く別物です。
クミンを主体としたスパイスの香がきちんとする。コリアンダーやカルダモンも感じます。でも全体的に丸くまとめ上げてありますので、スパイス香が鼻腔を刺激すると言う作り方ではありません。
なかなかスパイシーなカレーですが、ホットなカレーではありません。辛さはそれほどでもない。額に汗がにじんでくる程度なので、劇辛党には物足りないでしょう。
普通の人がやや刺激的に感じるくらいです。
味わいのある旨味。鶏がらの旨味と、野菜の甘味があります。しっかりとブイヨンを取っている。でも過剰に旨味を凝縮したような感じではなく、西洋料理で使う澄んだブイヨンを彷彿とさせます。優しい旨味と甘味。
その優しさを壊さないようにスパイスも辛味も抑えているのでしょう。神田神保町で食べるような辛さやスパイスの尖ったカレーではなく、スパイスを感じてもらいつつ、あくまでも優しくまとまっているカレーを目指している。
トロミもついているのですが、小麦粉をしっかり使ってドロリとさせたようなカレーじゃありません。野菜だけで出したのかと思うくらいのトロミで、このくらいのトロミならば食べたあとに胃がもたれる事はない。
庶民的な洋食屋のカレーだけれど、スパイシーな特徴を活かしたい。そしてキチンと手間をかけたブイヨンで柔らかな旨味を楽しんでもらいたい。
そんなカレーでした。
人によっては『なんだ、ククレカレーと変らないじゃないか』と感じる人がいてもおかしくないです。一口目はそう感じても仕方ないかもしれない。
ガツンとくるカレーじゃないですから。
なんたって、まとまりが良いカレーですから。
でも食べ進むうちに、ブイヨンの旨味と適度な辛さのバランスに気付いて頂けると思います。
物足りないと思ったのも事実ですが、これはこれで美味しいカレーだったのも事実。
ホッとする美味しさですね。
カレーを食べながら、この店のコンソメスープが飲んでみたいと思った。
使っている基本のブイヨンは同じはずだから、コンソメスープも期待して良いのではないかな。でもコンソメはとにかく時間と手間と材料費のかかるものだから、過剰な期待は禁物かも。
食べた途端に、それまでの膨らんだ期待がしぼんでしまうのが怖い。
期待が大きいばっかりに、美味しいはずのものもハズレと感じてしまうのが怖い。
また『頼むのが怖い、気になるメニュー』が出来てしまった。

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PS:この日、銀行にお金を下ろしに行ったのですが、昼飯のことばかり考えていたのでそのまま店に入ってしまった。食べ終わった後で『お勘定お願いします』とレジまで行って気がついた。
金がない!!!!
見事に空っぽの財布を奥様に見せて、銀行に行かせて頂きました。
無銭飲食で引き渡されることろだった・・・・・・

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