風邪ひいて久しぶりに臥せっておりました。
書こうと思うことがいくつか溜まってしまいました。
西葛西の店もあるのですが、いろいろ食べてからじゃないとまとまりません。
なので忘れないうちにカレー屋巡りから。
新川、八丁堀、茅場町と言う辺りは、カレー屋のゴールデントライアングルになっている。
新川デリーは湯島デリーからの暖簾分け。
パルフェタムールは本来はバーなのだが、昼はカレー屋。
ダディーズテーブルと言う駄菓子食い放題の居酒屋もカレーを出す。
もちろんインド風カレーじゃなく、インド料理店も沢山ある。
お腹が空いてカレーが食べたいときには困らない地域だ。
ラティーノもゴールデントライアングルの中に入っている。
場所は八丁堀駅からも近い。
ラティーノ、カレーと言われて本所吾妻橋とか駒形を思い浮かべる人はかなりの通ですな。
あちらはカフェ・ラティーノ。
知る人ぞ知る、イチゴカレーや人形焼カレーを出す店。
こちらはCURRY BAR LATINO。
夜は、バーと言うより、ラテン系居酒屋。

ランチタイムは10種類のカレーとハヤシライスを出す。
テイクアウトも出来る。
入り口には立て看板があって、こだわりの食材なんかがサラリと書いてある。
ポークは鹿児島産黒豚。
ビーフは常陸牛。
米は筑波山麓の契約農家。
この辺は分かるんだけどチキンがメキシコユカタン産。
メキシコユカタン産の鶏肉って、何にこだわるとこういう選択になるのだろう?
聞いてみればよかった。
確かにメキシカンカリーなるものも出しているし、スパイスもいろんな国のものを使っていて、インドだけじゃなく、コスタリカやジャマイカのチリも使う。夜にはラテンなツマミも色々ある。
ラテンな料理には、ラテンな食材ということなのかな。
チリをいろいろ使うだけあって、辛さの調節も無限大まで。
甘口→中口→中辛→辛口→極辛→爆辛→超辛→痛辛→∞
無限大の辛さってどんなんだろう。
この日頼んだのはアベックB。
カレーは単品で10種類あるのだが、予め人気のカレーを組み合わたメニューもある。
アベックAがビーフとカシミール。
アベックBがカシミールとベンガル。
ウルトラ Dとかウルトラ I なんかもあって、こちらはドライカリーとの組合せ。
トレスコンボは好きなカレー3種類を組み合わせることが出来る。
アベックのCがないことや、ウルトラのEFGHが抜けていることは謎。
なんか理由があるんでしょうね。
カシミールと言えばデリーの極辛カレー。
実際にはマドラスカレーとメニューに載せるところを、間違えてカシミールとしてしまったらしい。
しかし当時唯一無二だった濃い茶褐色の極辛のデリーのカレーは大ブレイク。
いつの間にかインド風極辛カレーはどこでもカシミールと言うようになった。
確かにデリーのカシミールカレーは南インド風のサラサラカレーなので、当初の案通りマドラスカレーとした方が合っている。
デリーにもベンガルカレーと言うのがあるが、こちらは普通の辛さのカレーで、色も普通のカレー色。
ラティーノのカレーは右がカシミールで左がベンガル。
そしてベンガルが極辛でカシミールが普通の辛さ。
色も辛さもデリーとは逆になっている。
ややトロミもついていますが、小麦粉のトロミではありません。
ウチの店はデリーのパクリじゃないよという意思表示でしょうかね。
カシミールは食べ始めは甘みを感じるカレーですが、後からジワリと辛さが追いかけてくる。それに対してベンガルは始めから辛味を感じます。
辛さのアレンジはせずにデフォルトで頼んだのですが、辛味自体はデリーのほうが辛い。
ですがデリーとは質の違う辛味です。
唐辛子、胡椒、生姜など、辛味を与える香辛料は多々ありますが、ラティーノのカレーの辛さにはストレートな唐辛子の辛さを感じる。
ただの日本のカレーではなく、インド料理を意識して作ったカレーだなという印象があるのは、過剰な旨味がないからでしょう。比較的アッサリと美味しく食べられる。
反面、スパイシーさが前面に出すぎて美味しさに欠けると思う人もいるはず。
複雑に旨味が絡んだカレーソースではありません。
確かに食べ終わった後の印象の残り方が少ないのですが、サクサク食べられるラティーノのカレーは、これはこれで一つの形だと思う。
デリーのカレーも美味しいけれど、私はたまにニンニクの匂いが鼻についてしょうがない時がある。ラティーノのカレーはそんなことはない。
好みですね。
夜にはタコスやナチョもある。元祖エビメシなんて言うのもある。それにドライカリーとビーフカリーが旨い店という人もいるので、こちらも食べてみないとね。
昼のカレー屋だけじゃなくラテンバーとしての顔も見てみないと、この店の本当の良さは分からないかもしれない。

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PS:このページだけではありませんが、一般的な呼称としては『カレー』、店でのメニュー表記がカリーとなっているものを指す場合には『カリー』と書いてます。
『ラティーノの極辛カレーはベンガルカリー』と言う具合です。
『冬にこの店で食べたい蕎麦は牡蠣そば』なんかも同じです。

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