西葛西第七小学校裏の『ぼくんち』と言うカフェ。
住所は
西葛西7−9−13。
ハンバーグとオムライスの店です。
看板は『手作りハンバーグと洋食の店』になってたかな?



歩いていると突然、真っ青な建物が現れる。入口の横には大きな看板メニュー。写真をクリックすると大きくなります。
中に入ると右手側が一面ガラス張り。天気の良い日は左の写真のように清々しい。
看板のメニューのとおり、ハンバーグとオムライスが主なメニュー構成となっている。そのほかにも喫茶店らしいトースト類やパスタ、ピラフと色々ありますが、メニューを眺めると、要するに具材はタラコとベーコン、コンビーフ、ツナでバリエーションを保たせている。
飲食店では仕込み作業の工程簡略化と食材の相互利用によるメニューの多様化が経営の鍵になります。これにより時間とコストが削減でき、店に余裕が出てくる。その分を少し、客である私たちに還元してくれると『美味くて、安くて、良い店じゃないか』となるんでしょうね。
近隣は完全な住宅地なので、お客さんは地元の家族を中心に考えているのでしょう。家族連れを念頭に置けば、メニュー構成はよく作られていると思います。大人も子供も、みんなが食べたいものを見つけることが出来ますもの。
実際に昼時に訪れたときには、家族連れが4組、主婦2人連れ2組、それにサラリーマン風が1人とほぼ満席状態。大仰に言えば、経営努力が実ってました。
さて肝心のオーダーですが、私は『得々セット=ハンバーグ+ミニオムライス』で連れは『ミニカレーライス』。得々セットは1160円が980円、ミニカレーライスは480円です。


ハンバーグはデミグラスソースに埋もれてほとんど見えません。ナイフを入れると、こんな感じです。⇒
ソースの下には半熟の目玉焼きもあります。ハンバーグは荒挽き系ではありません。適度なスパイスが肉の臭みを抑えてあります。ミニオムライスのケチャップソースには工夫がしてあります。ただのケチャップではありません。しかしこちらもソースが多い。こんなにソースを入れなくても十分最後まで食べられますから。オムライスはミニですが、普通の女性ならこれで十分なぐらいの量がある。
『喫茶店のセットだから』とあまり期待していなかったのに、結構美味しい。失礼致しました。

聞いてみるとミニは通常の半分のサイズとのこと。ミニカレーだって、これでも充分だよ。後ろのテーブルで普通のオムライスを頼んでいたけど、皿からはみ出す勢いだった。
カレーは子供の頃のラーメン屋のカレーを思い出す味。ウスターソースと胡椒の風味が効いたカレー。この表現でわかっていただけるだろうか?
要するに旨味を出すためにフルーツや炒め玉葱の甘味を加えた味ではありません。スパイスを自家配合するようなものとも違います。なんか懐かしい味です。
正直なところ、どこにでもある食材を組み合わせただけで、何かにこだわっている風にも見えない。付け合わせだってミックスベジタブルだもの。必要以上に手を加えていない。絶賛されることはないが、誰からも文句の出ない味。
こだわるのならメトロの中にある『
キッチンハウス モア』のカレーやハンバーグのほうが、よっぽど自家製の味にこだわっているかもしれない。
誤解のないように付け足すと、何もこだわらずにいい加減な物を出していると言うのではありません。キチンと手を加えてあります。ただ、独自の味を出すために汲々となるような過剰な手の加え方ではない。
街中の普通の喫茶店で出てくるセットメニューのレベルは遥かに越えていると思います。しかし『ウチは洋食屋だよ』と言われたとしたら、もっと特徴が欲しいと切り返すだろうなぁ。少なくともスープは頂けない。
この店はメシにこだわるのでなく、過ごし易い雰囲気にこだわっているんでしょう。
住宅地で常連をつかめる値段の範囲で美味しいものを出す。近所の人が連れ立って店に来てくれて、明るい陽の光の中でゆっくりと食事と会話を楽しんで帰る。
そんな店にしたいのでしょう。
この日は桜がほころび始めた暖かい日なので、外は明るく気持ちいい。
今の季節の昼下がりにはピッタリです。
食べ終わった後、店の人が『フルーツです』と小声で持ってきたのが下のスイカ。


アイスティーと比べればその可愛さがわかるでしょう。持っている人は子供ほどではありませんが、すごく手の小さい人です。それでこの大きさですから。
不意に出されたのと、その可愛らしさに、思わず笑ってしまいました。
それにしても量が多いわ。帰り道、お腹一杯で、思い切りそっくり返って歩いてました。
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