人間社会の中で生きる 南米アマゾン出身の
アオボウシインコのピー太郎(実は女の子だった)のライフスタイルを紹介しています。
みなさんからのコメントや感想、鳥ちゃんに関する情報などもお待ちしてます★

 ピー太郎のおしゃべりムービーのページを更新しました♪



ピー太郎のプロフィールはこちらから〜♪♪♪


ピー太郎の家出2004 PT.2

2006/9/1 | 投稿者: Birdie

クリックすると元のサイズで表示します

ピー太郎の家出の話はブログでは公開するつもりはありませんでした。

しかし今回ピー太郎の1週間の家出を経験し、
たくさんの方が迷子の鳥達のために悲しんでいることを知りました。

最後まであきらめずに探してほしい、見つかってほしいという気持ちから、
この経験が少しでも参考になれば‥と思い、ピー太郎の家出のことをブログに書きました。

2004年に起きたピー太郎の家出の話PT.1の続きになります。

ライトの光に驚いて、夜空へ泣きながら飛んでいってしまったピー太郎。

飛んでいった方向を追っかけて走っていったけど、
どんなに名前を呼んでもピー太郎の声は聞こえませんでした。

時間は夜11時をまわっていたと思います。

飛んでしまったのが夜だったので付近のカラスや鳶がいなかったのは不幸中の幸いでした。

というのもここは湘南地区なので、海がすぐ近く、周辺は松林。まさに鳶とカラスの巣だらけのところ。

ピー太郎にとってサバイバルの土地なのです。

一緒に探してくれた近所のみなさんにお礼を言って私たちは一旦家に戻る事にしました。

すぐにピー太郎の写真を使って迷子のビラを作り、数十枚印刷し、近所の電柱に貼りに行きました。

家から最寄りの駅までの道の途中、1枚ずつビラを貼り終えた時は、朝になっていました。

ピー太郎の鳴き声が聞こえるように家の2階の窓を開け、私たちは少し仮眠することに。。。

早朝の7時頃、小雨が降っていて肌寒い気候でした。

ヒロさんが網戸を開けて「今日は雨かぁ」と言った時です。

ピー太郎の鳴き声が近くで聞こえました。ヒロさんの声に反応したのです。

私たちはすぐに家を飛び出し、ピー太郎の声のする方に走っていきました。

ピー太郎は近所の大きな家の松の木のてっぺんに止まって泣いていました。

私はそこの家のチャイムを鳴らし、ピー太郎が庭の松の木にいることを伝え、庭に入れさせてもらうことにしました。

松の木の下で声をかけると、ピー太郎は大声で「おはよう」や「こんにちは」や「バイバイ」など自分の知っている言葉を話し始めました。

「ぴーちゃん!こっちだよー」と手を降ってみたけれど、自分で戻ってこれる様子はありません。

ヒロさんが近所の植木やさんに大きな脚立を借りに行く事にしました。

そのうちピー太郎の声に反応して1羽のカラスが飛んできました。

カラスはとなりの大きな松の木に止まりました。

カラスは警戒心が強いので人間がそばにいれば近寄ってきません。

ピー太郎がその場で飛ぶようなことさえなければ。。。

ヒロさんが大きなハシゴを抱えて戻ってきました。

松の木の脇に脚立をたててみたけど、ピー太郎の位置には届きません。

ヒロさんが松の木の枝に足をかけようとしたと同時に、私は大声をあげました。

「ダメーーー!!!カラスがそばにいるの。カラスが狙ってるから!!」

ヒロさんが松の木の枝を揺らしたのと私の叫び声は同時でした。

案の定、ピー太郎は飛んでしまいました。

その瞬間、カラスがピー太郎の後を追っかけました。

私は「ピー太郎!!!」と叫びながら、カラスが追っかけていった方に走っていきました。

その大きな家の庭をまわって、やっと道路に飛び出した時には
ピー太郎の姿もカラスの姿もありませんでした。

私はその場で泣き崩れました。

泣き声を聞いた近所の人が集まってきました。

ヒロさんに向かって「あなたがピー太郎を殺したのよ!」と泣き叫びました。

「あそこで松を揺らさなければ、ピー太郎は飛ばずにいたのに!!」

数羽のカラス達がギャーギャーと興奮して叫んでいました。

私たちは雨の中、何時間も探しまわりましたが、ピー太郎の声を聞くことはできませんでした。

家に戻った私は、ぴーちゃんごめんね、ごめんねと何度も言いながら泣き続けました。

どのくらい泣いていたのでしょうか。。。

外を見るとさっきまで降っていた雨がいつの間にか止み、空が少し明るくなっていました。

雲がまるでピー太郎を象っているようでした。

夕方の5時を過ぎた頃「もう一回探して来るよ」ヒロさんが外に出ていきました。

私は探す気力もなく、ピー太郎との思い出に浸ってずっと泣いていました。

外でヒロさんの探す声がかすかに聞こえました。

しばらくするとヒロさんが家に戻ってきました。

「ピー太郎の声がした!」とヒロさん。

「えっ?本当に?嘘でしょ?」と私は一瞬動揺しました。

もしかしたらぴー太郎がまだ生きているかもしれないという希望が見えたのです。

ヒロさんは「ピー太郎の声だと思う。でも場所がはっきりわからないから一緒に来てよ」

私は家を飛び出し、ヒロさんの言う場所に走っていきました。

「この辺で聞こえたんだよ」というので、「ぴーちゃーーん!!」と私は呼びかけてみました。

すると確かにピー太郎のひと泣きが聞こえたのです。

私は声のする家の庭に入っていきました。

ピー太郎の声は更に奥の家から聞こえました。

私たちはその場を離れ、もう1本先の路地に走り、ピー太郎の声がした家の前に来ました。

チャイムを鳴らすと、そこの家の方が出てきたので、事情を話しました。

その方はすでに迷子のビラを見ていたらしく私たちがピー太郎を探していることを知っていました。

「うちの庭にいるのかい?ならどうぞどうぞ中に入って探してください」

「ありがとうございます」

そこの家の庭はまるでジャングルの様でした。

生い茂った木とあちこちのクモの巣をかき分けて
ピー太郎の声がした方に入っていきました。

この辺だ。。。間違いない。

その場で「ピーちゃん!」と声をかけると、下の方から「グエ」とカエルのような鳴き声が聞こえました。

もう一度「ぴーちゃん?」と言うと、やっぱりピー太郎によく似た声で「グエ」という返事が返ってきました。

ここだ!間違いない。

暗闇の中でピー太郎の姿を探すと、大木の下の方の枝にピー太郎のような大きな鳥の姿が見えました。

恐る恐る「ぴーちゃん?」と手を差し伸べてみると、その鳥は私の手の上に乗ったのです。

私はその鳥を手にのせたままゆっくりと草むらの中から取り出しました。

その鳥は間違いなくピー太郎でした。。。

こうしてピー太郎は無事私たちの元へと戻ってくることが出来たのです。

ピー太郎が飛んでから20時間が経過していました。

幸いなことに、足にかすり傷が一つあるくらいで、身体や羽根などに異常はないようでした。

家に帰ってすぐに濡れた身体をドライヤーで乾かし、軽く食事をした後すぐに寝てしまいました。

翌日、横浜にある鳥の病院に連れていき、健康診断をしてもらった結果
特に問題ないということでひと安心しました。

同時に二度とこのような事をしてはいけないと深く反省しました。

その後、ピー太郎と出かける時はかならずキャリーに入れるようになったのです。

それから2年。。。

また悪夢のような出来事が起きてしまったのが、ついこの間の8月20日のことでした。

長くなるので、続きはまた次回に‥

3




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。
コメントを書く

名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ