今年最後の理事会.
横浜支店長になられた花木さんも出席.
東京でナガオカさんのところを
覗きに行ってきてくださいとお願いいたしました.
その昔、ホテルわらしべ長者という連載??
コラムを書かれていたと思います.
名古屋出身の方ですが・・・
なにか善いご縁に成れば素敵です♪
http://www.d-department.jp/
http://web.d-department.jp/blog/
以下、
ナガオカさんの日記より
2つを抜粋させていただきました.
2001年06月24日
「デザインの現場」で連載がはじまります
デザイン専門誌「デザインの現場」で、
D&DEPARTMENT HOTELの連載がはじまります。
まだ、ショップの影もなかった頃、
同じくデザイン雑誌「ブレーン」で連載を始め、
連載が終了する頃に、
奇跡的に奥沢の路面店がオープンしたことを思い出した。
HOTELはそう簡単には出来ない。
1時間や2時間の居心地、おもてなしをするのと訳が違う。
今度はなんといっても10時間以上滞在し、宿泊し、
ルームサービスも、電話交換も、
空調もしなくてはならない。
夜中に緊急事も起こるだろうし、
気の合うスタッフを探すのに、
またまた大変な苦労をしなくてはならない。
Tシャツを作るの にあたふたし、
Webショップを立ち上げるのに大騒ぎ、
三田の倉庫を一般公開する時も大変な思いだった。
そして、初めての飲食店の経営、雑貨の仕入れ、
トイレの細やかな清掃、会員とのやりとり...。
そして、ついには宿泊施設である。
本当に無謀と言ったらこんな無謀なことはない。
古物商の免許をとるのとは訳が違う。
なんといっても、宿泊なのだ。
で、そんな苦労が目に見えているのだから、
連載もさぞ、ネタに尽きないところだろう。
ひとまず、何年かかるか分からないということで、
1年の連載が始まります。9月27日売りからです。
乞う御期待です。
D&DEPARTMENTの考え方を建築空間にしていく。
そんなプロジェクトがあります。
実はその第1弾とも言える賃貸空間を作っています。
3階建ての小さな物件ですが、1、2階で1世帯、
3階で1世帯の2世帯のみの小さな物件です。
場所は六本木ヒルズの真裏。
物件は元牛乳販売店だったところを
リノベーションするというものです。
以前に安田不動産のリノベーションブランド
「ROOP(ループ)」の話をしたかと思いますが
(2004年4月25日のナガオカ日記をご覧下さい)、
いろいろあって、私たちD&DEPARTMENT PROJECTに
委ねられることになりました。
本当は毎年行っている自主コンセプト展を、
今度は「建築空間」をテーマにしようと考えていましたから、
これは、本当にラッキーなお話でした。
しかし、いろんなことが自分の中に出てきました。
そもそも建築家とは、僕らのように
「作らないでどう建築を創るか!!」のような
創作の共通したお題を提示して活動などしません。
作風や個性はあっても、それは「テキスト」で
明示できるようなものではありませんし、
メンバーの岩松裕子の言う通り、
そんなことを言いながら造っていくのは無理なところがあります。安藤忠雄が「僕はコンクリート建築家です!!」
なんてことを言ってみたりするようなものだし、
藤本さんが「手作り建築家宣言」をして、
屋根の上にたんぽぽを植えたり、
秋野不矩美術館の床を
創り込んだりしているわけではないのでしょう。
「リノベーション」や「作らない」などの
社会性を持つテーマを掲げれば掲げるほど、
やや街の工務店のようになっていく。
建築になんとなくのあこがれを持っていた僕にとって、
そこには、やはり、僕のいる
グラフィックデザインの業界のように、
「誰を相手にものを言いたいか」で、
スタンスから違ってきます。
今回は住まいを作っているわけですが、
住まい手からすれば、
「住み心地がいい」のがいいに決まっています。
しかし、あまりそこがパーフェクトになっていくと、
やや、物足りなくなってくるような気もします。
「新しさ」「その作り手らしさ」をどこに込めるか。
今回の場合、「作らないでどう創るか」というテーマを
もつ私たちにとって、目の前のスケルトン状態をみて、
「どう、このままの雰囲気で住み心地を成立させるか」
という超難題が浮上してくるのでした。
そして、出した結論とは、「仕上げをしない」ということでした。正確に言うと、そこにすでにあるものを徹底的に磨く。
新しく加えるものは、それ自体がシンプルに機能すること。
そして、古くなれば修繕ができ、
それは、新しいものに取り替えるというものではなく、
磨いて清潔になるもので作る。
発想を具現化していくと、例えば、
トイレなどの壁は普通にある木材で骨組みをつくり、
ベニアやボードをはり、
その上に壁紙で仕上げをするという発想はなくなります。
今回、採用したのは、電圧期などは入っている
分電盤のイメージで、厚みのある鉄壁。
バスルームなどもガラスという
「そのものがすでにそのもので機能する」ものを使用。
スケルトンのコンクリートは数ミリから数十ミリを、
根気づよくグラインターで削っていきます。エアコン、
冷蔵庫などは徹底的に隠していく...。 つづく
来年もよろしくお願いいたします.

0