2008/1/21  23:58

さてスウィーニー・トッドです!  diary

今日はお休み。
まずは自由が丘のカフェにブランチ。
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自由が丘の「Palms Cafe」(パームスカフェ)に行った。

自由が丘でどこか行こうかなあ・・と検索。
70年代から80年代のカリフォルニアの雰囲気を・・・という歌い文句に負け行ってみることに。
サーファーっぽいイメージで明るく開放的で、アメリカっぽくしているのか食べ物の量は多かったなあ。

気持ちよくご飯が食べれるカフェとして気に入りました。



そして映画へ。
今日は・・・・







「スウィーニー・トッド」
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えー、シネコンによくある大型POPの前で撮ってみました。
人が来ないうちに。
出演者の1人になったつもりの表情で。

でもこの映画・・・・そんな笑ってられる映画ではありません!

昔、「決して1人では見ないで下さい・・」というフレーズのホラー映画がありましたが、この映画は、「決してジョニーのファンだからと言うだけで見に行かないで下さい。」と言った感じ。
もしくは「決して子供には見せないで下さい。」でしょうか。

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ご存知の通りミュージカルですが、ミュージカルが必ず楽しいの物と思ってはいけません。

これはホラーミュージカル。
いやそれではロッキー・ホラーショウ程度でしょうか。
これはスプラッター・ミュージカルと言ったほうがいいでしょう。

主人公が殺人鬼で喉をかっさばき、血が吹き出る映像が1回や2回ではない。
そんな映画普通ではない。

女性なら目を背けるでしょう。

パイレーツでジョニーが好きになったからということで見に行くと痛い目に合います。

しかしこれはジョニーと監督のティム・バートンの復活ののろしとでも言うのでしょうか。

元々、この2人は異端児。
映画界の異端児。
言うことを聞く人間じゃない。

いままで「それは売れないよ」と言う映画を売ってきた。「そんな不愉快な内容誰も見ないよ」という映画で逆に映画マニアを惹き付けてきた。

ジョニーは「ラスベガスをやっつけろ!」とか「デッドマン」「シザーハンズ」「ブロウ」「エド・ウッド」など一般受けしない映画を山ほどやってきた。
愛想笑いはしない。エージョントの言うとおりに作品選びをしない。

そんな彼が今では「子供が出来たから変わった」と言われ、反逆児はどこかへ行ってしまったと囁かれていた。

ティムも暗〜いマイナーな映画から独特の手法でメジャーに登ってきた。
決して今までその点について妥協はしていない。
しかし今ではメージャー監督となっていった。


そんな2人が元の2人に戻ったのいえるのが今回の映画。
しかも、これがその真骨頂と言えるかもしれない。

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予算はメジャー映画。
しかし内容は子供には絶対に見せられない。
年配の奥様方にはお奨めできない。実際今日の映画館で奥様方3人が眉間に皺を寄せて出て行った。


映画とは必ずハッピーエンドではない。ミュージカルは必ずしも楽しいものとは限らない。あなたの期待を裏切って見せます。と言わんばかりだ。


そういった意味で彼らの真骨頂だと言える。

映画と言う芸術は表現方法やメッセージ、意図は言論の自由から言ってもどうあってもいいはずだ。
ただそれがお金と絡むためそれと釣り合いが取れるか?という観点だけだ。
今回の映画は?

十分採算は取れるでしょう。

だって今までの2人の実績があるから。ファンがいるから。
理由がどうであれ予算以上は世界中で設けるはず。

なんか文句ある?と彼らは言うだろう。


そういう意味で忘れられない映画だった。



それと今回の映画を見てティム・バートンの芸術手法について触れてみよう。
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彼の映画では今回のようにダークなものが多い。
夜とか暗いイメージ、闇。

今回の映画を見れば分かりますが、例えばこの中世の路上。
黒いレンガの壁に黒っぽい道路。
これは単に黒いセットを作っているだけでなく、それらがテカテカしているのだ。
道路は水に濡らしたルックスにしてある。

そうすることで黒い壁や道路の光が当たったところは白く光り、黒部分は一層黒く見える。
黒が映えるのだ。
白があるから黒がある。
単に黒いセットでは黒は見えない。

それと同様に主人公の肌は白い。

そうすることで顔の表情はよりハッキリ見え、鋭さを増し、微妙なニュアンスも見てとれる。

全て白を意図的に浮き上がらせ、黒で表現する。

今公開されている映画で「レンブラントの夜警」というのがある。
昔の画家でレンブラントという人がいて彼の生涯を映画いたものだが、レンブラントの絵は片方から強い黄色がかった光が当たり、反対に強い影が出来る。
それにより人の顔などに深みを与えている。

このテクニックを用いたのがフランシス・フォード・コッポラの「ゴッド・ファーザー」だ。
デ・ニーロやブランドーの顔が怖かったのはこのライトのせいなのだ。
これを映画業界では「レンブラント・ライト」と言ってわざと強いライトを当てるのだ。

僕はバートンの黒の使い方や、ダークな表現はこれに並ぶものと思っている。
彼の黒の使い方を後に「バートン・ブラック」と呼ぶことになるかもしれない。

いや20年後にそう言っているはずだ。
ここで僕が作っちゃおう。
「バートン・ブラック」BURTON-BLACK



それだけ彼の初期からずっと徹底して行ってきた手法だと思う。


ながーいユウジの芸術論でした。
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2008/1/22  20:45

投稿者:JIRO

洋画はあまり見ないのですが、ここ二週連続で金曜ロードショーで洋画を見てしまいました。

先週の「ファンタスティック・フォー」を見て思ったんですが外国の俳優さんは凄く鍛えあげられた体ですよね!

日本人と外国人という違いなのかな?

そんな所にも外国の俳優さんのプロ根性を感じてしまいました。

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