「沈まぬ太陽」 ★★★★★(満点!)
ジャンル:ドラマ、2009年日本(東宝)、202分、MOVIX亀有
監督:若松節朗、原作:山崎豊子、製作総指揮:角川歴彦、脚本:西岡琢也、音楽:住友紀人
(出演)
渡辺謙、三浦友和、松雪泰子、鈴木京香、石坂浩二、香川照之、木村多江、清水美沙、鶴田真由、柏原崇、戸田恵梨香、大杉蓮、西村雅彦、柴俊夫、風間トオル、神山繁、草笛光子、宇津井健、小林稔侍、加藤剛
(解説)
人気作家・山崎豊子によるベストセラー小説を、壮大なスケールで映画化した社会派ドラマ。日本が経済大国へと急成長した激動の時代を背景に、巨大企業に翻弄(ほんろう)されながらも自らの信念を貫く男の姿を描く。監督には「ホワイトアウト」の若松節朗、脚本を「陽はまた昇る」の西岡琢也が担当。組織と闘う主人公を演じた渡辺謙をはじめ、三浦友和、石坂浩二など実力派俳優がそろったキャスティングにも注目。(YAHOO映画欄より)
(ストーリー)
国民航空の労働組合委員長・恩地(渡辺謙)は職場環境の改善に奔走した結果、海外勤務を命じられてしまう。10年におよぶ孤独な生活に耐え、本社復帰を果たすもジャンボ機墜落事故が起き、救援隊として現地に行った彼はさまざまな悲劇を目の当たりにする。そして、組織の立て直しを図るべく就任した国見新会長(石坂浩二)のもとで、恩地は会社の腐敗と闘うが・・・。(YAHOO映画欄より)
(感想)
3時間22分(途中休憩10分)の長編映画を観るのは久しぶりなので、期待して行った。
「タイタニック」が3時間9分(休憩無し)。「十戒」が3時間40分。「十戒」は休憩が有っただろうか。忘れた。
眠くならずに終りまで観れた。兎に角大作!出演者も凄い。
ちょい役で豪華出演者が出てくる。渡辺謙をはじめ、しっかりした演技人が揃っているので、終始ある種の緊張感を持って観ることができた。
ただ、最初の現在と過去を往復するカット割が、少々解り難かった。
それと、恩地(渡辺謙)が象を射殺するシーン、あれは何を意味しているのだろう。貴重な動物を射殺して、何か良いことが有るのだろうか。理解できなかった。無闇な殺傷は止めてもらいたい。
家族を犠牲にしてまでも、自分の生き方を通そうとする恩地と、家族の葛藤の描き方が、普通だったかな。家族が出てくるシーンが少ないせいかも。会社での恩地の生き方に力点を置いたからなのか。
原作はだいぶ前に、墜落事故が起きた後半を読んだ記憶があるが、細かい部分は忘れたので、比較はできない。
原作者はフィクションだと言っているが、観る人(または読む人)は、日本航空と重ね合わせてしまう。自戒をこめて気をつけたいと思う。

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