ワールドシリーズの第2戦は、初戦以上に両チームが競り合って見ごたえのある試合となった。ただまたしてもクェスチョン・マークのつく判定があり、特にアストロズファンの興を削いだであろうことが残念である。
問題の判定は、7回裏4−2とリードされたホワイトソックスの攻撃でのこと。二死一二塁フルカウントの場面でバッターのジャーメイン・ダイが
デッドボールを受けて満塁となった。
リプレーでよく見てみると、ボールはダイの腕ではなくバットに当たっていた。つまりファウルであったはずで、アストロズも抗議はしたが判定は覆らなかった。そして次のバッターはポール・カネルコ。なーんと初球をレフトスタンドへ運ぶ満塁ホームラン!6−4とホワイトソックスが逆転した。
だがドラマはここで終わらなかった。9回表にホワイトソックスは昨日同様ルーキーのボビー・ジェンクスを抑えとして投入。彼は昨日ほど球の切れが良くなく、二死二三塁で代打に立ったビスカイノに適時打を許してしまった。アストロズ側が一気に活気づく。スコアは6−6。
降板してベンチの隅で大きな体を小さくしていたジェンクスの肩を、今日先発のバーリーが気にするなと叩いてやっているのがTVに映った。く〜先輩の鑑〜、ホレちゃいそう〜〜。そして試合は同点のまま9回の裏へ。
まず先頭打者は9番ながら打撃好調のウリベ。センターへ大きな当たりを打ったが追いつかれてワンアウト。惜しい。1番パドセドニックは本日ここまでノーヒット。がんばれ、クリーンナップまで繋ぐんだと思ってみていたら、右中間に大きなフライが。うわあああ、、、
サヨナラホームランであった!!
もう球場全体が優勝したかのような騒ぎ。チームが皆ホームプレートに集まってパドセドニックを迎える。そして
ジャンプ、ジャンプ、ジャンプである。デジャブ〜、去年のレッドソックスみたい。本当に劇的な幕切れだった。ジェンクス君も遠慮気味に、少し遅れてチームの輪に加わりジャンプ。可愛い奴っちゃ。
アストロズにしてみれば、7回の誤審さえなければという気持ちが消えないだろう。しかし現在ではこれも野球の一部なのだ。気持ちを切り替えて、地元で巻き返しを図って欲しい。月曜日はお休み。火曜日からまた世界一への戦いが続く。