20世紀も終わりに近い頃、約4年間添乗員をしていた。海外専門で国内添乗はしたことがない。もう10年も経ったとは、業界もいろいろ変わったんでしょうねえ。
ANAの子会社に契約社員として入社したのが1994年の11月。2ヶ月国内研修をして、年が明けた1995年1月から先輩について添乗に出ること2回(サブ添)、3回目から独り立ちをした。
お客さんからは
「世界中あちこち行けていいわねえ」とよく言われたが、JALに比べれば海外路線の少ないANA、行き先は限られていた。実際
「ANAの飛んでいるところしか行かれないんですよ」と答えたこともしばしば。エジプトやトルコには行ったことがない。南米にもANAは飛んでいない。
まあそれでも一般の人よりはいろいろな国に行くことができたのは確か。ヨーロッパ、特にイタリア、スペインは人気がありよく行った。ドイツロマンチック街道〜スイスアルプス〜パリのコースも飽きるほど行った。時たま中国やタイなどアジアの国が入ると新鮮で楽しかった。非常にまれにオーストラリアやアメリカのツアーに当たるとラッキーといった感じだった。
楽しい思いも、嫌な思いも、美味しい思いも、まずい思いも、いろいろ体験させていただいたので、ぼけて忘れてしまわないうちに書き留めておこうと思う。