先に我々の一泊避暑旅行について触れたが、アメリカでの宿の種類について書いてみようと思う。
前にも書いたが、アメ人のバケーション先は主に海や山である。普段の忙しい毎日を忘れリラックス&地元ではできないアクティビティをするのが目的である。例えばNYCとかワシントンDCとか、いわゆる日本人にも人気のある観光都市に行く人々は少数派である。
さて泊まる場所だが、一番ふつーなものはホテル。
モーテルタイプのものが圧倒的に多い。我々の常宿のような
B&Bに泊まるという手もある。モーテルとB&Bを比べると後者のほうが一泊料金は高い。朝食が含まれているというのもあるが、個性的かつアットホームな雰囲気で過ごせるという付加価値が付いているからである。
家族で旅行する場合、ホテルの2-3室に泊まるととても高くつく。そこでよく使われるのが
コンドミニアム、省略してコンドと呼ばれる、貸し集合住宅である。NHでは、2LDK程度の広さで一泊2万円前後である。冷蔵庫、電子レンジをはじめ、なべから皿まで台所用品はすべて揃っているので、自炊ができる。外食費用を抑えて、エコノミーな休暇を過ごしたい家族にうってつけである。
さらには、丸ごと一軒家を借りてしまうというオプションもある。アメリカのリゾートには
貸し別荘も多く、一週間単位で借りることができる。場所およびシーズンにもよるが、一週間で15万円前後からである。二世帯家族で折半すれば、かなりお得になる。コンド以上に一般家庭にあるものは何でも揃っている。シーツやタオルなどのリネン類や洗剤などは持参、そして食糧を買い込んでくれば、自宅となんら変わらない状況で休暇が過ごせるのである。
夫の家族がこのパターンで、毎年どこかビーチか湖のそばの家を借りている。義妹夫婦には子供が2人、義母は再婚した夫との間に3人のティーン・エイジャーがいる。我々2人も一部屋分けてもらい、3-4日一緒に休暇を過ごすのである。今年もNY州山中の別荘を借りたそうだ。二週間後に現地集合ということになっている。
一つの場所が気に入ってなおかつ予算も許すのであったら、コンドや別荘を購入してしまうという手段もある。ただどんなに好きな場所でも、年間に一体何日使うのだという問題が持ちあがってくる。それを解決するのに
タイムシェアという方式がある。これは一つの物件を複数のオーナーでシェアする方法で、それぞれが割り当てられた週に利用する。非常に合理的なやり方である。