
紫がかった深い青色。
仏教の七宝の中のひとつに「瑠璃」がある。ラビスラズリのことだと思われる。
古代から貴石としてアクセサリーに使われており、粉末にしたものは、日本画などで高級な青色岩絵の具としても使われている。
私も含めてだが、日本人は青色系統が好きらしく、女の子の名前にも瑠璃と名付けられることも多いようだ。高貴でロマンチックな響きがあるためなのか、人気がある。
鳥では、春に日本にやってくる大瑠璃(オオルリ)が名前のごとくきれいな瑠璃色の小鳥。
鳴き声もきれいで鶯、駒鳥とともに、日本三鳴鳥のひとつ。夏鳥で、渓谷の林によくいる。
昭和初期、俳誌「馬酔木」を主宰していた水原秋櫻子の俳句作品にも詠まれている。
この沢や いま大瑠璃の こゑひとつ
静かな渓谷の林の中で大瑠璃のよく通るきれいな鳴き声だけが聞こえてくる様子がよくわかる。
ほかに冬の鳥でルリビタキというかわいい青い鳥もいる。

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