「米上院報告書、イラク開戦前の機密情報を全面否定」
戦争
ブッシュのアメリカが忌まわしい戦争政策をはじめてもう何年になるでしょう。
911の同時多発テロ事件をきっかけにアメリカの暴走は始まりました。
911のテロ事件そのものは確かに起こったことなので、そこでお亡くなりになった方々や遺族の方々にはともに涙する気持ちです。
しかし、その後のブッシュ政権は911テロ事件の恐怖を逆手にとり、911とは無関係な国々に言いがかりをつけ、ひたすら正義のない戦争に突き進んできました。
ブッシュの手口のいやらしいのは、あからさまな情報操作です。見え見えのウソや誤魔化しを負かり通す厚顔ぶりは「悪の大統領」と呼ぶにふさわしいものです。
さらに、ブッシュを動かしている主義者たちの動向もわかっています。彼らはその口先とは裏腹にテロの蔓延を望んでおり、怒りと憎しみ、浅ましさと惨めさで世界を覆いつくし、品性を失って恥じない醜い兆億長者と奴隷のように這い回る貧民たちの両極端に人間を分かち、友情や信頼、愛や希望、連帯と共同、過去数百万年の間に人類が学んだ徳をことごとく踏みにじりたいと思っているのかもしれません。
1960年代に生まれた世代の多くはアメリカが大好きです。もしかすると自分の国より好きかもしれません。
テレビも映画も音楽も、私たち60年代世代にとってはアメリカからやってきたものです。私たちは「大草原の小さな家」で暖かい家族の姿を学び、「白バイ野郎ジョン&パンチ」で身近な正義の存在を確信し、「スタートレック」で夢と希望への信頼を得ていたのです。
「白バイ野郎ジョン&パンチ」この二人の白バイ警官は絶対に銃をぬかない。彼らにとって犯罪者すら守るべき市民だったからだ。
「大草原の小さな家」アメリカの理想の家族がここにあった。
「スタートレック」大冒険は人類の進歩と宇宙全体の相互理解のためにあった。
ベトナム戦争と言う負の側面は否定しようもありませんが、同時に社会の矛盾に立ち向かう指導者と若者たちがおり、アポロの宇宙飛行士は月におりたっていました。
アメリカは全てにわたって私たちの憧れだったのです。

「That's one small step for a man, one giant leap for mankind.」
もちろん、大人になるにつれアメリカのベールは一枚一枚はがれていきました。それは当り前のことです。どんな国のどんな人生もただ楽しく明るいだけで済むはずがありません。かならず避けることの出来ない負の側面があります。
私も大人になりましたから、生きるということはそう言うことだと受け入れておりました。
しかし、私は間違っていました。
大人になろうがなるまいが、許してはならないものは許しては駄目なのです。
ブッシュの戦争政策がそれです。
ブッシュが敵視したイラクに、ついに大量破壊兵器はありませんでした。
このことはすでにアメリカは認めています。
そして一昨日、サダム・フセインはアルカイダとも無関係だったことをアメリカの上院情報特別委員会が明言しました。
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米上院報告書、イラク開戦前の機密情報を全面否定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060909-00000002-yom-int
もともと世俗主義のサダム・フセインはウサマ・ビン・ラーディンのような原理主義者とは相容れません。しかもサダム・フセインは親米の独裁者でした。
それは現国防長官のラムズフェルドがよく知っているはずです。イラン・イラク戦争においてサダム・フセインに毒ガスを売る段取りをつけたのがラムズフェルドだったからです。
彼らは全てを知っていた上でイラク攻撃を推進したのでしょう。大量破壊兵器もアルカイダもアメリカが戦争をするための口実に過ぎないのです。
ここで批判の目を日本に向けましょう。
私たちの政府はブッシュ政権の出鱈目を信じ、多くの国民の反対の声があったにも関わらず、ブッシュの戦争政策を支持し続けました。
破壊されたイラクを復興すると称して自衛隊を派兵することまでしました。幸いサマワの陸自は誰一人殺すことなく、また誰一人殺されることなく無事に帰国することが出来ました。しかし航空自衛隊の輸送機はまだイラクで活動しています。米軍の兵士と物資を輸送するためです。
忘れてはならないのは、私たち国民の多くが反対していたとは言え、私たちはアメリカの正義なき戦争を後押ししてしまったのです。
戦争前に彼らが言っていたことは何から何まで嘘です。
我々を騙したアメリカの政治指導者は誰一人責任をとっていません。
同じように我々を騙した日本の政治指導者も責任をとっていません。
とる気配すらない。
我々を騙した日本のマスコミもまるで何事もなかったかのように今日も馬鹿馬鹿しい番組や記事を垂れ流しています。
あの時、テロの脅威を喧伝し、イラクに大量破壊兵器があるかのように出鱈目を言い、アルカイダとイラクが無関係であることに目をつぶり、我々日本人を騙してアメリカによる大量虐殺の手助けをさせた政治家や学者や評論家やジャーナリストは、今何をしている!
少しでも良心があるなら、日本人全部に侘びて見せろ。
イラクにいって反米ゲリラたちに頭をさげろ。
爆撃や銃撃で死んだ市井の人々に手をついて謝れ。
イラクで死んだアメリカ兵の家族だって泣いているぞ、彼らにも何か言うことがあるはずだ。
みんな、怒りの声をあげろ。
あんな奴らに二度と騙されないようにしよう。
あんな奴らにこの国の舵取りをまかせては駄目だ。
奴らにこれ以上出鱈目をさせないために、拳を振り上げろ。
怒れ!
日本人は怒れ!
今の日本人に必要なのは、不正や欺瞞に対する怒りだ!

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