皆さんご存知の通りAjinoはらーめん好きであります。
バンコクのらーめん屋なら、それはもうどんな怪しい場所でも、如何わしい店でもズルズルとすすってきました。
で先日、今思い出しても身の毛もよだつ恐ろしいらーめんを口に入れてしまったのです。
チェンワタナー通りのセントラルデパート内にある『ラーメン王』であります。

店の外観といい内装といい間違いなくタイ人経営のお店と思われます。

壁には『シーフードらーめん』や『トムヤムらーめん』などのオドロオドロしい写真が飾られています。
Ajinoの頼んだのが醤油らーめん。

まずはスープ…ポイントの無いボヤケタ味ではありますが価格を考えるとまあ許せます。
そして叉焼をひとカジリ…
!!★★??…超ショッパイというより岩塩を口に放り込んだ感じです。
う〜ん予想通り強敵です。
そして麺…
その刹那Ajinoの舌と鼻腔にえも言われぬエグ味と黴臭さが突き刺さる!!
味覚というより動物の生存本能のようなものが『この麺を飲み込んではイケナイ!!』と大声で叫んでいる。
らーめんが出てきて10秒ちょっと、99%残してレジへ。
従業員もこのらーめんが超マズイと気がついているようで、レジのお姉さんが恐る恐る『らーめん食べないんですか?』とたずねてくる。
苦笑いしながらやさしい声で『うん、ちょっと美味しくないね』と答えるAjino。
料金はいらないと言うが、Ajinoが注文したのだからとお金を受け取ってもらう…あまりの感動にチップもはずんだ。
早足に駐車場に戻り車の中に置いてあったミネラルウォーターを一気飲みした。
それでも
魔女のおばあさんが毒りんごと鼠の死骸をコトコト煮込んだような恐ろしい味が口から消えるのに30分程かかってしまった。
合掌
↓ポッチとしてくれるとAjino感激!!
↓ついでにこちらもポッチで大感激!!
ASTRO BARは2009年4月末をもって閉店致しました。
6年間の皆様のご愛顧に心から感謝致します。

8