
オープンオフィスの代表ともいえる「LibreOffice」のユーザーインターフェイスにマイクロソフトオフィスでいうリボンUIを導入することが明らかとなった。
今回、新しいユーザーインターフェイスデザインコンセプト「MUFFIN」を発表し、これをLibreOffice5.3から導入することが発表された。
現在は、5.3はベータ版のみで正式版のリリースはされていない。
これにより、従来のUIに加えて、コンパクトなシングルツールバーを備えたUI、サイドバー・ツールバーを備えたUI、そしてリボン形式を導入したNotebook Barを備えたUIの4つが提供されることとなった。
リボン形式のUIと言えば、マイクロソフトオフィス2007で初めて導入され、他のオフィスソフトも追従して導入を進めている。
キングソフトの
WPSOffice、ジャストシステムの
ジャストオフィスについてもリボンUIが導入されている。これらのソフトでは、従来のUIとリボンUIを切り替えて使うことが出来る配慮がされている。
情報元:窓の杜
マイクロソフト製のオフィスソフトを中心に、ジャストシステムやキングソフトなどのサードパーティ製のもの。フリーソフトのLibreやGoogleドキュメントなど様々なオフィスソフトが存在しますが、それぞれ互換性や移行時のUIの違和感をなくすために日ごろからアップデートを行っています。
リボンUIがきらいだから、Libreを使っていたという人も中には居るかもしれませんが、切り替えができるのでご安心を。
ただ、改めてジャストやキングソフト、Libreを使ってみるとマイクロソフトのオフィスとの互換性を謳っていても、まだまだ発展途上と思ってしまいます。
特に、プレゼンテーションソフトについてはやはり完全互換については無理なのでしょうか。色が違ってしまったり、アニメーションが作動しなかったりとどうしても互換性の不具合が目立ってしまいます。
ジャストシステムのプレゼンテーションソフト、
JUST Slideに至っては、互換性以前に作成中のデータバグり、フリーズ、強制終了など、それ以前の問題ばかりが散見されましたが、今年から新たに提供されるようになった
JUST Focusになってから、バグが無くなり、互換性も格段にあがっていて驚きました。
このように、他社製のソフトでも、アップデートにより日々改善されていっているみたいなので、今後互換性の向上・新機能の実装などますます充実させていってほしいですね。

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