前に書いたネタでカラオケ屋のおじさんのお話があったのを御存知でしょうか?
(
http://gold.ap.teacup.com/cremaster/100.html)
そこに再訪してみました。
とはいえ、まあ、その間に2回程訪れているので実は4回目なのですが。
その間になにかあったかというと、憶えているだけさらりと記します。
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2回目の受付は違うおじさんでした。
違う部屋に通されましたが、今回はカラオケの電源が入っておりました。
わりかしまともな部屋に通されましたが、部屋の小窓に全然スモークがかっていなかったため、通路を通りすがりの高校生に歌っている姿をジロジロ見られました。
その都度、キッ! と睨み返しました。
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3回目は1回目のおじさんでした。
受付に誰も居らず、ボーと突っ立っていると、便所紙の芯とモップを濡れた手で持ちながらやってきたおじさんはツナギを着ておりました。
ちょっと(うわ〜)と思いました。
通された部屋も1回目と同じ部屋でした。
クッションがなくなっており、代わりにソファにガムテープがはってありました。
隣りの部屋でも同じく独りで来ていると思われる男性が福山を歌っておりました。
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さて、今回の4回目の受付坊は身なりを小綺麗にまとめた1回目のおじさんでした。
若者っぽいストローハットをかぶっておりました。
まあまあ粋。
気になったのは、受付の脇におじさんの知人らしき"見知らぬおじさん"が座っていたことです。
誰なのだろうか、あれは。
2回目の部屋の方がよかったので要望をふってみることにしました。
私:「3階のUGA(※UGAは通信カラオケ機種の一種です)のある部屋がいいんですが空いてますか」
おじさん:「えーと… あぁ、空いてます」
私:「あ はい」
おじさん:「……」
私:「……」
私:「…じゃあそれで」
おじさん:「…いきますかっ!」
いきますかっ! じゃねえよ。と思いましたがクールに
「いきますね」と応えました。
やはりカラオケの電源は点いていないようで
おじさん:「電源の点け方わかる?」
私:「あぁ… まあわかると思います」
おじさん:「ほんとう?」
私:「まあ、わからなかったら呼ぶんで」
おじさん:「いやぁ。でもなあ」
私:「大丈夫ですよ」
おじさん:「いいよ、行くよ!行きましょう!」(仕方ないな風に)
私:「あ、はあ」
そんな風に連れてってもらいましたが別段なんともない電源でした。
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帰りしな、延長したのでレジで延長金を払う時も、ひとやりとり。
おじさん:「ありがとねぇ!!」
私:「いえいえ、こちらこそ」
おじさん:「また来てね!」
私:「ええ。是非」
おじさん:「明日、来る?」
さすがに、さすがにそこまでヒマでは…。

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