2019/6/28

桂雀々 独演会 「梅雨の陣」  Live Theater

6月28日、『桂雀々 独演会梅雨の陣(ゲスト 林家正蔵)』国立演芸場にて鑑賞しました。クリックすると元のサイズで表示します
久しぶりに愚息と会食の機会があり、よもやま話の中で、"落語"が最近のマイブームだと告げたところ、愚息も"渋谷らくご"へ行ったりするのだそう。離れて暮らしていても親子、何だか以心伝心なのかと不思議な気持ちになりました。さて、この日は国立演芸場へ、桂雀々さんの独演会。まずは、開口一番、三遊亭歌つをさん。高知の出身なのでカツオの名をいただいたのだそう。「初天神」の子供役は"カツオ"ではなく"スネ夫"のイメージでとても初々しく感じました。次は自分と生まれ年が同じ桂雀々さん。掴みは、若き修行時代の威厳があり緊張感をもって接した緒師匠の皆さんの話。モノマネを織り交ぜて面白可笑しディスリを。雀々さんというと、ドラマ「陸王」の埼玉中央銀行の支店長役で良い味を出していたのを思い出しますが、身振り手振りのデフォルメ的表現がお上手で、雀々ワールドへ一気に引き込まれます。「猿後家」「雨乞い源兵衛」は大熱演で、声を張ったり、口パクで笑いを誘う口調の妙は流石。上方弁を耳障り良く楽しませていただきました。一方、江戸っ子の林家正蔵さん。父の三平師匠からは落語を教えてもらえなかった話。"ズボンが破けた。またかい?"、"中国の方が骨を折ったよ。ペキン"。家族ネタの掴みからの「恪気の駒」。若かりし日から露出が多く、現在は落語協会副会長の正蔵さん。こぶ平のイメージを払拭した黒の羽織でシックに決めて、すっかり"おすまし屋さん"の芸風は、"爆笑王"三平さんへのアンチテーゼでしょうか。正統派落語家の面持ち。還暦を控えた50代後半で自分と同世代の雀々さんの正蔵さん、サラリーマンとして枯れかけた自分と対比し、いよいよ貫録増した円熟芸を感慨深くたっぷりと楽しませていただきました。

  〔 桂 雀々 独演会 「梅雨の陣」 〕 国立演芸場
     初天神        三遊亭 歌つを
     猿後家        桂 雀々   
     恪気の駒       林家 正蔵
          〜 仲入り 〜
     雨乞い源兵衛    桂 雀々   

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クリックすると元のサイズで表示します三遊亭 歌つを 本名:原田 仁樹
高知県出身
2017年(平成29) 三遊亭歌奴に入門
2018年(平成30) 前座となる 前座名「歌つを」







クリックすると元のサイズで表示します桂 雀々 本名:松本 貢一  上方落語家
1960年8月9日生まれ 大阪市住吉区我孫子出身
1977年(昭和52) 桂枝雀に入門 内弟子修行に入る
2006年(平成18) 映画「かぞくのひけつ」役者として出演
2008年(平成20) 自叙伝「必死のパッチ」(幻冬舎)を刊行
2011年(平成23) 活動の拠点を本格的に東京に移す
2017年(平成29) ドラマ「陸王」埼玉中央銀行支店長役
弟子には俳優の伊原剛志(雀々や剛々)がいる



クリックすると元のサイズで表示します林家 正蔵 本名:海老名 泰孝  落語家
1962年12月1日生まれ 東京都台東区根岸出身
1978年(昭和53) 父・林家三平に入門 前座名「こぶ平」
1980年(昭和55) 三平没後 林家こん平門下へ
1981年(昭和56) 二ツ目昇進
1987年(昭和62) 真打昇進
2005年(平成17) 九代目「林家正蔵」を襲名
TVアニメ"タッチ"(1985)、TVドラマ"ドクターX"(2017)他、出演多数


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