2020/12/1

四国八十八ヶ所霊場巡拝の旅〔其之拾六〕 第59番〜第63番  Ohenro88

  11月25日〜12月4日(9泊10日) 『四国お遍路さん(八十八ヶ所霊場巡拝)の旅』 (16)

12月になったことで、既に記載済の納札の日付を十一月から十二月に訂正した訳ですが、今回、四国お遍路さんツアー参加にあたり、事前に準備したもの、遍路用品について触れておきます。まずは、身に着けるものですが、一般に、@お遍路さんの正装となる白衣、A僧侶の袈裟を略式化した首に掛ける輪袈裟、B弘法大師の分身(同行二人)といわれる金剛杖、Cお参りの際に手にかける数珠(煩悩の数108玉の数珠)、D日除け雨除けの遍路笠など。今回は車での遍路旅にて、B金剛杖とD遍路笠は省略し、@白衣、A輪袈裟、C数珠(108玉)を購入しました。さらに、お参りに必要なものとして準備したのは、E般若心経や各札所の御真言などが書かれた勤行本(旅行会社から提供あり)、F予め住所・氏名・祈願を記し、各霊場で本堂と大師堂の納札箱へ納める納札。G本堂、大師堂で灯明する蝋燭、H同じく本堂、大師堂であげる線香(一度に3本)、Jライター、Kこれらを入れる頭陀袋。もちろん、Lお賽銭のための少額硬貨(事前に銀行で両替していきましたが、硬貨20枚以上の両替手数料550円)。また、御朱印をいただくための、M納経帳、N御影帳。今回MNに加え御朱印をいただくためのO御詠歌入りの白衣も別途用意しました。納経軸(掛け軸)もありますが、その趣味はありません。以上、多くの準備用品の購入には、それなりの出費となりましたが、非日常のお遍路さんへ変身するのに、形から入るのに必要な小道具ですし、何より身に着けると気分が高揚します。事前準備で時間を要したのが、久しぶりに自分の名前をたくさん書いた納札でしょうか。記載方法は、年月日(日にちは吉日と記載)、住所、氏名、年齢を記し、表面には"天下泰平"と"家内安全"は印刷されていますので、それ以外の願い事がある場合は、裏面には願い事を記します。願い事が複数ある場合は、"諸願成就"と記載。これを本堂、大師堂用だけでも88ヶ寺ですので176枚必要ですし、本堂、大師堂以外のお堂でも納札箱もあり、また、お接待を受けた時なども(名刺代わりでしょうか)納札を渡す風習があります。私は初めての巡拝で白札でしたが、納札は巡拝回数により種類が異なり、4回までは白札、7回までの緑(青)札、24回までの赤札、49回までの銀札、さらに99回までの金札、100回以上は錦札となります。残念ながら、今回の巡拝中、金札、錦札を納札箱の中に見かけることはありませんでした。


【第59番 国分寺】
金光山 最勝院 国分寺(こんこうざん さいしょういん こくぶんじ)
 〒799-1533 愛媛県今治市国分4-1-33
 [ご本尊] 薬師如来
 [ご真言] おん ころころ せんだり まとうぎ そわか
 天平13年(741)、聖武天皇の勅願により行基が薬師如来像を刻み安置し開基。第3世住職・智法律師の時代に、弘法大師が長く滞在して五大尊明王の画像一幅を奉納。また大師の弟子・真如も2年ほど留まり法華経の一部を書写して納められている。

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本堂
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大師堂
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握手修行大師(握手して祈願すると願いを一つだけ叶えてくれる大師像)
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薬師のつぼ(薬師如来がの持ち物の壺。真言を唱え体の悪い部位を触ると治癒という。)
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【第60番 横峰寺】
石鈇山 福智院 横峰寺(いしづちさん ふくちいん よこみねじ)
 〒799-1112 愛媛県西条市小松町石鎚甲2253
 [ご本尊] 大日如来
 [ご真言] おん あびらうんけん ばざらだど ばん
 白雉2年(651年)、役行者が石鎚山の星ヶ森で修行に励んでいたところ、山頂付近に蔵王権現が現れた。役行者はその姿を石楠花(シャクナゲ)の木に刻み小堂に安置。弘法大師がこの寺で厄除けと開運祈願の星供養の修法をしたのは大同年間(806〜810)とされ、この時に蔵王権現が現れたのを感得、堂宇を整備して霊場とした。

本堂
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大師堂
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歓喜天堂
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【第61番 香園寺】
栴檀山 教王院 香園寺(せんだんさん きょうおういん こうおんじ)
 〒799-1102 愛媛県西条市小松町南川甲19
 [ご本尊] 大日如来
 [ご真言] おん あびらうんけん ばざらだど ばん
 用明天皇の病気平癒を祈願して聖徳太子の開基したという四国霊場屈指の古刹。金衣白髪の老翁が飛来し本尊の大日如来を安置した。弘法大師が訪れたのは大同年間(806〜810)。大師は栴檀の香を焚いて安産・子育て・身代わり・女人成仏を祈る"四誓願"の護摩修法をされて寺に遺し霊場に定めた。現在も"子安の大師さん"と呼ばれ多くの信仰を集めている。

大聖堂(本堂・大師堂)
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大日如来
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大師様
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【第62番 宝寿寺】
天養山 観音院 宝寿寺(てんようざん かんおんいん ほうじゅじ)
 〒799-1101 愛媛県西条市小松町新屋敷甲428
 [ご本尊] 十一面観世音菩薩
 [ご真言] おん まか きゃろにきゃ そわか
 伊予三島水軍の菩提寺、また、大山祇神社の別当寺として栄えていたのが沿革。聖武天皇の勅願により、伊予国一の宮の法楽所として建立。大同年間(806〜810)、弘法大師が訪れ、聖武天皇の妃・光明皇后をかたどった十一面観世音菩薩像を刻み本尊とし寺名を宝寿寺と改めて霊場とした。

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本堂
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大師堂
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安産観音像(大師が難産で苦しむ国主夫人に玉の井の霊水を加持、安産に導いた事に由来。)
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【第63番 吉祥寺】
密教山 胎蔵院 吉祥寺(みっきょうざん たいぞういん きちじょうじ)
 〒793-0072 愛媛県西条市氷見乙1048
 [ご本尊] 毘沙聞天
 [ご真言] おん べい しら まんだや そわか
 四国霊場の中で、唯一、毘沙聞天がご本尊。弘法大師が弘仁年間に巡教した際、大師は1本の光を放つ檜を見つけ、一帯に霊気が満ちているのを感得。この霊木で本尊とする毘沙聞天像を彫造し、さらに脇侍として吉祥天像と善膩師童子像を彫って安置し、貧苦からの救済を祈願して堂宇を建立したのが開創と伝えられている。

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本堂
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大師堂
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くぐり吉祥天女(毘沙門天の妃の像。像をくぐると貧困を取り除き大きな冨や財産が授かれる。)
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