2017/10/9

生誕120年 東郷青児展  Museum

10月8日『生誕120年 東郷青児展 〜抒情と美のひみつ〜』損保ジャパン日本興亜美術館。クリックすると元のサイズで表示します
東郷青児(1897-1978)生誕120年を記念した回顧展。東郷青児というと、竹久夢二が"大正ロマン"たる美人画を描いたのに対して、"東郷様式"と呼ばれた独特なデフォルメをされた甘美な女性像が印象的な"昭和モダン文化"を彩った昭和を代表する洋画家です。宇野千代とのラブロマンスも有名ですが、親交を結んだ山田耕筰、有島生馬、古賀春江、川端康成、藤田嗣治などの著名な芸術家との交流が知られます。本展では、東郷が弱冠19歳で二科展に発表したパラソルさせる女(1916年)から、83年ぶりの一般公開となる扇(1934年)や、青児入魂の代表作はもちろんのこと、藤田嗣治と百貨店に競作した対の壁画、プライベートコレクションの希少品、温泉を飾ったモザイクタイルを再現した作品、見逃せない逸品や、滅多に見ることのできない作品を一堂に集め、前衛からモダン美人という東郷青児スタイル確立までの挑戦の軌跡を学ぶことができます。青児の作品を作風プロセスを追いながらの鑑賞は、大正期、昭和初期、戦後と時代の流れを感じるものでした。芸術の秋真っ只中に、東郷青児が描く夢の中のような色彩、ほのかなエロチシズム漂う美人画を、じっくりと堪能することができました。


クリックすると元のサイズで表示します東郷青児(東郷鉄春)
〔1897年(明治30)−1978年(昭和53)〕
鹿児島市生まれ。幼少時に東京に転居。
青山学院中等部卒業(青児の名前の由来)。
武久夢二の日本橋呉服町「港屋絵草紙店」に出入り。
その後、有島生馬を師事。
1916年第3回二科展『パラソルさせる女』が二科賞受賞。
1921年から7年間フランスに留学しピカソらと交流する。
1960年に日本芸術院会員、翌年二科会会長に就任。
夢見る様な甘い女性像が人気を博し、本や雑誌などに多数使われ昭和の美人画家として戦後一世を風靡する。
勲二等旭日重光章。没後、文化功労者、正四位追贈。

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