昨日は、まだまだ大会には出せないけど、今のうちから色々な会場の雰囲気に慣らせてあげたいので、野田の大会を見学に行って来た。
ゴル仲間から「Soulどう?」と聞かれたので、「全然やんないよ」と答えておいた。
冗談交じりで「大会が終わるまでに仕込んどいて」とSoulの欲付けがてら遊んでもらった。
その間、私はヌクヌクのタープの中でまったりと大会見学。
暫くして戻って来たゴル仲間。開口一番「Soulやるじゃん!」
それに対して私が「んなはずないよ!やるわけ無いじゃん」
その後「やった!」「やるはずがない!」の押し問答(笑)
確かにSoulはボールは追い駆ける。ディスクにもチョビッとは興味を示す。
問題はちゃんと戻って来てゲームとして成立させる事。ディスクに於いてはボール同様に興味を示し続ける事なのだ。
見てなかったので、それをどこまでやったのか?それが分からない。
その後も、同世代のボー飼いの訓練風景を見たついでに、Soulの問題点の矯正法を尋ねてみた。どうやらSoulには服従がしっかり入っていないようだ。
基礎の基礎「脚側を完璧に入れる」を教わった。普段の散歩では引っ張ったりする事なく左横を付いて来るSoulなので簡単そうに思えたが、訓練として歩かせると少々問題が見つかった。
ブルースには厳し過ぎるくらいに服従を入れたが、Soulには知らない間に甘過ぎたようだ。前進、左折、右折の時に反応が遅れるとガツンとやる。するとSoulの表情が一瞬『何時もと違う』と戸惑うのが分かる。と言っても厳しくするだけじゃなく出来ればすぐさま褒める。ひとつひとつの動作にコマンドを出し、「叱る」と「褒める」のメリハリを付ける事とだと気付く。
これまでも色々な人に色々な方法論を教わって試してきた。その中からSoulの性格に合った方法を抜き取って教えていこう。
そして驚いた事に、今まで他のWanがゲームをしていても知らん顔だったSoulが、その動きをジッと見詰めて居た。本当にこれにはビックリ。
そして今日、色々交えて試してみると周りに気を取られる事が一段と少なくなった。
Wanが近寄って来ても、人がそばを通っても、意識はそちらに向くものの「来い」「待て」でコントロール出来た。
遊んでもらったのが良かったのか? 色々な方法の中のどれかがSoulに合っていたのか? 他のWanの姿を見て興味を示したからか? 私の教え方が良かったのか?(笑)
誰のお陰かは判らないが、また一歩成長したようだ。
今はまだロングリードに繋がれているから出来たのかもしれない。これが大会のようなフリーの状態でも出来るようになれば再デビューの日も近づくんだけどなぁ。
前回のつくば以来、皆から苦労談を聞かされた。その励ましに応えられるようになりたいな。
