「やっと」と言うか、「とうとう」と言うか。Soulも今日で6ヶ月になった。
人に飛び付く以外、家庭犬としては非常に飼い易い子になっている。正しく我が家が抱いていたゴールデンに育ちつつある。しかし、ブルースとジャズによって楽しさを教えられたディスクをするには、チョット物足りない子でもある。
人間とは、暑い夏には「早く涼しくならないかな」と言い、寒い冬ともなれば「早く暖かくならないかな」と言う。誠に我儘な生き物だ。
Wanの6ヶ月とは人間で9歳、大型犬はやや幼い6歳程度らしい。そう考えれば、気が散ったり集中力が持続しないのは、その頃の自分を思い出せば分かるのだが、それにしても電池の切れるのが早過ぎる気がある。
気を引くのと焦らすために母様とディスクの投げ合いをして見せても、ポカ〜ンと見ているか、『そんなもん興味ないよ』とばかりに明後日の方向を見てたりする。
押したり引いたり、厳しくしたり優しくしたりとあの手この手を試してみるものの、一向に誘いに乗ってこない。
色々なサイトを覗きまくってる時に「喜求欲」なる言葉を目にした。こんな言葉は無いそうだが、訓練競技会で暫し使われている言葉だそうだ。
無難に課題をこなしても、それを嬉々としておこなっているか、仕方無しに行なっているかでは評価が違うそうだ。
それを高める為には、Wanの飼い主に対する信頼を得る事に尽きるそうだ。
それをSoulに当てはめるなら、私も母様もまだまだ信頼しえる飼い主になってなさそうだ。
馬鹿が付くほど真一文字のブルースと、『兄ちゃんが信頼しているんならボクも信頼してやるか』なジャズに甘え、Wanとの信頼関係に対する気持ちが希薄だったかな?
寝ても覚めても「どうしたらSoulが興味を示してくれるのか」と考えてはいるんだけど、中々彼は答えを教えてくれない。
そんなわけで、毎日が赤点続きの浪人生活は続く…。
そろそろボールドッグゲームかローラーゲームに入学したいんだけど、中々前には進めない。

6ヶ月の記念写真用にシャンプーしてからパチリ。
ウェイビーだった背中の毛も、コームで寝かしつけて真っ直ぐに。
本日の体重24.5kg