「雨の六日町(南魚沼)」の異名を持つ恒例JFA南魚沼大会。
第1章のBJ時代はここで幕を閉じ、第2章SF時代がここに幕を切った。
正直、今のSoulには大会に出るレベルではない。だから少なくともそのレベルになるまでは出す気もなかった。
Soulを迎えた時は「1年もあれば形になだろう」と楽観視していたが、想像以上に道程は険しかった。
でも、私にとって南魚沼はWan生活、ディスク生活の凝縮された場所。どうしても行きたい。
ビギナーだからといって優勝とか入賞なんて全く考えていない。目標はシッカリとレトリーブしてくれること。あわよくば大会初キャッチくらい。
そのために立てた作戦が、1投目は通常のスローで空中キャッチ、それ以降は取っても取れなくてもローラーでのレトリーブと決めた。
この1週間、ロングリード付きだったがなんとか戻ってきたので「もしかしたら」と淡い期待もしていたのだが、普段の場所と大会会場の雰囲気は全く違い、Soulはそのギャップに対応出来ずコントロール不能に陥った。
1日目
1R、フワッと投げたディスクをキャッチ出来なかったが、なんとか真っ直ぐ戻って来て大会初ポイントの3pゲット! ホッとしたのも束の間、その足でコートエンドに脱走…。
取り押さえて転がした2投目はディスクを咥えたまんまコート出口に向かって脱走…。
この時点で「脱走2回で失格」それまでのポイントのみの3pで終了。
2R、同じくフワッと投げたディスクを初空中キャッチ!!……が!そのままコートサイドに脱走し幻に終わる。
必死で捕まえてタイムリミットギリギリで転がしたディスクを追い掛けるも…以下同文(号泣)
この時、MCは「あっ!適当に投げたディスクがキレイの転がってます!」と言っていたが、私のローラーは通常の胸元前から投げるのと違い、右側の耳の横から振り下ろす変形スローだから。
最悪の事を考えて望んだ方がショックも少ないと思っていたし、たとえ3pでも取れたから完全には凹まなかったけど、それでもなぁ……(溜息)
2日目
この日はFunkの親元も参戦、当然ママのぴぃちゃんの産後復帰戦もあるし、同胎のべりーも連れて来た。
受付時間までの間の会話で急遽Funkをデビューさせる事になった。
で、Soulといえば
1R、2Rとも私本人、そして見守りに集まってくれた仲間の協力も空しい大脱走劇…
これにはマジで凹んだ。
指摘された問題点は自分でも実感しているが、改善しようにも思うようにならず頭を抱えるばかりで、それ以上の問題行動にも「Soulが楽しいんだったらそれで良いや」の範囲を超えていた。
これはマズイ、ディスクドックを目指す以前にペットとしても問題だ。と言うかWanの扱いに慣れたディスク仲間だからこそ笑って済まされるから良いが、それ以外の人にとっては重大問題である。
それは嬉しさの余りに飛び掛り服を噛む事。服を噛むだけなら謝れば済ましてもらえるかもしれないけど、勢い余ってその下の体にまで歯が当ってしまう。
いくら本人に悪気は無くても、不慣れな人にしてみれば「噛まれた!」と叫ぶだろう。これだけは早急に対処しなければ…。