Goldenism

このところ立て続けに練習をしたせいか？
SoulはもとよりFunkまで集中力を欠くようになってきた。

まぁFunkは練習では飽きてくると地面（草）の匂いが気になってクンクン・ムシャムシャしちゃうが本番ではしっかりと集中するから良いんだけど、Soulはマズイ。
特に土曜日は母様も居たので意識が散漫。

そんなわけで、数日はSoulの気分転換とチビっ子Funkの体を休ませるためにも、ノンビリと散歩するだけに留める事にした。
で、いつもと同じコースを歩いても気分転換にはならないだろうから、家から東南に暫く行った小川だか用水まで行く事にした。

そこには数種の鴨が越冬しに集まって来る。
鴨と言えば狩猟、狩猟と言えば回収、回収と言えばレトリバー。
それを見せればSoulとFunkの本能が目覚めるかも？（笑）

日頃は車に乗せて練習場に行ったり、長時間の散歩はチャリ引きだったりと楽をしている私にとって『遠いなぁ』と思う距離を歩いてやっと到着。
お目当ての鴨も川面にノンビリと浮いていた。

それを見たSoulとFunk、初めのウチこそ物珍しそうに目で追っていたが…


或るアクシデントを境に興味が無くなったらしい。

そのアクシデントとは、写真でも判るように柵の縦棒が捻れていて、上下は狭く真ん中は広くと、幅が僅かに違っている。
普通に立った時の頭の位置は広い所なのでスルリと頭を突っ込めるのだが、鴨の姿を追って覗き込むと自然と前屈みになる。すると当然、首は下の狭い所へと移動してしまう。

で、その位置から頭を抜こうとすると縦棒に引っ掛かる。
人間もそんな事には気にも留めてなかったから、突然Soulが足元で「ヒャン！」と言いながらジタバタしたのでビックラこいただよ。

あんまりSoulが必死だったので、こっちまで慌ててしまい、思わず柵を押し広げようとしちまった。だが、アルミ製ならまだしも、鉄製の柵が人間の力如きで開くわけがない（苦笑）
スグに『あぁ！な〜んだ、真ん中が広いじゃん』と気が付いて、首を上に持ち上げて助けてやったけど、それ以降Soulは柵から距離を置く（笑）

被害に遭わなかったFunkまで疑心暗鬼になって覗き込まなくなっちゃったよ。
頭の小さいFunkなら狭い所でも楽勝に抜き差し出来るのに…

Soulには災難だったけど二頭の行動に吹き出させてもらい、Wanの気分転換に行ったつもりが人間の方が気分転換になった散歩だった。

毎日新聞【ペット火葬：ブーム便乗の悪質業者横行　数十万円の請求も】
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071117k0000e040053000c.html

Wanと暮らすようになってから10年以上が経つ我が家。ディスク競技やネットなどを通して多くのWan飼いの方と知り合うようになった。
その時間も長くなり知り合いも増えれば、それだけ悲しい知らせが届く機会も多くなる。
そんな中、我が家も昨年はブルースとジャズを相次いで見送った。

死は命との別れであり、火葬は肉体との別れ。その一連の流れの中で最愛のWanとの区切りを付ける。
そして、Wanがこの世にひとつだけ残していった魂を心に宿すのが葬儀で、その儀式をする事により命や肉体は消え去っても、魂だけはずっと生き続けるものだと思う。

葬儀に臨む遺族は悲しみで精神的にやつれているし、闘病生活の介護をしていれば肉体的にも疲れている。
それを少しでも癒してくれるのは友人・知人・仲間であり、葬儀業者でもあるはずなのに、その葬儀業者がこんな事をするなんて怒りを感じる。

我が家も火葬の際には記事中に出ているような「移動火葬車型式」のペット・セレモニー（ペットpapa)にお願いしたが、こちらではそのような悪徳行為は一切無かった。
そればかりか、移動火葬車という味気無い形態であるにも関わらず、その儀式は粛々と厳正に執り行ってくれた。

その業者さんはウチ以外にも複数のWan仲間も利用しているので、記事のような悪徳業者ではない。
そもそもブームというものは、その世界を活性化する力もあるけれど、逆に質の低下を招く諸刃の剣でもある。
真面目にやっている業者さんにとっては迷惑千万な事だろう。

そしてなにより、最愛のWanとの最後の別れの場を踏みにじられた御遺族が可哀想でならない。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E6%81%B5%E3%81%AE%E8%BC%AA

【金属製の知恵の輪知恵の輪（ちえのわ）はパズルの一種で、特定の外し方を使えば簡単に外せるが、その方法以外では簡単に外せない一組（2つ以上）の部品を繋げたり外したりする遊びである。

外す方法を探すために試行錯誤する過程を楽しむ。

部品には金属や紐がよく使用される。金属は容易に変形できないために、外すための障害となる。逆に紐は軟らかいため、狭い隙間を通すこともある。】



私からするとSoulとFunkは正に知恵の輪。
特に最後の「部品には〜」を私なりに書き換えれば、
「部品にはSoulやFunkが使用される。Soulは容易に集中できないために、訓練の障害となる。逆にFunkは先を見抜くため、飼い主の考えの隙間を通ることもある」だな。

外し方さえ教えてもらえば簡単なんだろうけど、それを探す事が楽しみなのならば、そうもいかない。
力ずくで外すのなんかも以ての外。
解く鍵は発想の転換なんだろうけど、固くなった頭はそう簡単には転換しない。

かと言って、一旦解けちゃうとまた考えるのを止めてしまいそうだし、暫くは試行錯誤と暗中模索を繰り返すとするか。

昨日はSoulの混合ワクチンを接種しに行って来た。
駐車場から入り口までの間もルンルン気分で歩くSoul。そして待合室には他の患者Wanが居なかった事もあってか、「座れ」の合図で以外？にも大人しく待っておりました。

でもね、その座り方ってのが、飼い主を背に真正面を顔を向け微動だにしない。
で、その視線の先には受付で事務仕事をしている看護士さんの姿が…どうせそんなこったろうと思ったよ（苦笑）

そして名前を呼ばれ診察室に入る時もルンルンした足取りだったのに、抱きかかえて診察台に乗せた途端にソワソワと落ち着きが無くなり、後ろ足はガクガクブルブル震えてる（笑）
そのせいで診察台に内蔵されている体重計が中々定まらず、やっと量り終えたと思ったらデジタルの数字は24kg台を表示していてビックリ。

流石に先生もおかしいと思ったのだろう。

「一旦降ろして、もう一度乗せてもらえますか」

再び量ると26.75kgだった。

それを踏まえて体を触診する先生の一言。

「…少し痩せ過ぎかなぁ…あぁでも、○○さんはフリスビーをやってるから、これくらいじゃないと足腰に負担が掛かりますからねぇ。大丈夫でしょ」

これは代々言われ続けているお言葉だ。

この病院には殆ど普通のペットとして飼われているWanだけじゃなく、近くにある2件の訓練所からも訓練犬が診察に来るのだが、それでも我が家のWanは極端に絞ってある。
今回の「大丈夫でしょ」にしても、先代のB/Jの時に説明してたから出た言葉でもある。

ディスクドッグに限らず、スポーツドッグにシェイプアップは必要不可欠ではあるけれど、ひとつだけ問題点を挙げるとすれば、いざ病気になった時の体力（体重）の余力が無くなると言う事。

ジャズさんは病気が発覚してから時間があったし、去勢をしたせいか元々太り易い体質だったので急激な体重減はしなかったけど、シニアとはいえ現役だったブルースの場合は見る見る体重が減り、一気に体力を消耗してしまった。
この辺のサジ加減を第二世代のS/Fにはシッカリしてやらねば。

で、本題の混合ワクチンの注射だけど、あっと言う間の出来事で「ヒン」とも「ヒャン」とも言う前に終了。
しかし、その後のSoulは先生の右手に持っていた注射器を恨めしそうな目で見ていた（笑）

子犬の時は何がなんだか分からずに「チクッ」っとされいたものが、1歳を過ぎれば此処に来ると「チクッ」とするって覚えちゃったろうから、これからの反応が楽しみだわ。
私の予想ではブルース同様に脳天気でヘタレなSoulの事だから、相変わらずルンルン気分で診察台に乗るものの、その瞬間に思い出しガクブルするとみた（爆）

覚悟はしてたけど…朝から雨の大会になっちまった…
時折強く降ったりしてけど、概ね小雨ベースの空模様。
ビギナーにはSoulとFunkを含め7チーム（キャンセル2の当日追加1）がエントリー。
順番は1番がFunk、8番（エントリーは6番目）にSoul。

今日の目標は、Funkにはローラーで7-8ポイントから9-10ポイントに4投入れて、1R28〜36P狙い（合計56〜72P)
Soulは…兎に角戻って来い！（笑）と空中キャッチでのポイントを取る事。

で、結果はと言うと。
Funkの1R、良い感じに7−8ゾーンに転がったディスクが左にカーブし、その後小回りでUターンすると思いきや！
グル〜っと大回りして、そのまま場外に…

『えっ！なんで？？』

それを健気に咥えて戻って来るFunk。
しかも練習だとドロップに難有りなのに、気が抜けるほどスグ放してくれちゃったもんだから逆に慌てる親父。

2投目、危うかったが辛うじてコート内に収まり7Pゲット。

3投目、またしても大回りのカーブで場外…（親父ご乱心＋パニック）

4投目、『まだ寝かせ足りないのか？』と思い、更に寝かせて転がしたディスクは…

『ヤベッ！寝かせ過ぎたぁ〜〜〜！！』

今度はいきなり右に一直線…結局7P止まり（親父放心）

1Rのゲーム後にコート脇に佇み首を捻っていると、同じビギナーにノエルと出たジュエルのママがポツリと一言。

「このコート、勾配になってるんだよね」

『え゛！マジっすか？』

コートエンドにしゃがみ込みコートを見渡すと、確かに5-6から7-8ゾーン辺りが僅かに左に傾斜している…

ゴルフじゃあるまいし、まさかディスクで芝を読むとは思いもよらなかった。


Soulの1R
1投目、練習の時 同様 追い足を付けさせる為に、目線の高さの低目を投げたつもりがフワっと浮き上がり、追い付いたもののノーキャッチ。

さぁ！問題はここから…

『オッ！？戻って来たよ』

と喜んだのも束の間、ラインを通過しポイント確定した直後にラインジャッジの某眉さん目掛けて突進！！
ビビって立ち上がる某眉さん（つか、ラインズマンは死んでも動くな！）
「眉！動くなぁ〜！」と恫喝（笑）してSoulを捕獲。

仕切り直しての2投目、今度は思った通りに目の高さにスーッと飛んで行くディスク。
残念ながら口に触ったものの落とす。そして呼び込みをすると戻って来る（喜）
で、ふとラインズマンの方を見ると、そこにはイスしか無い。

「あれ？」っと思いつつ視線をコート脇にずらすと、懲りた某眉さんはコート外からチェックしているではないの（爆）
お蔭でこっちは助かったけどね。

3投目、またしてもフワッと浮いてしまい追い付いてたけどタイミングが合わずにノーキャッチ。
その後、落ちたディスクを咥えてコートの外周（外側）を回って戻り、そのままコートの後ろに逃避行…

『あ゛〜！ばか・バカ・馬鹿！！折角のレトリーブポイントが…』

結局2レトリーブの14Pで終了。


Funkの2R
完全に入賞ラインを望めないので、欲を捨てFunkの完璧なレトリーブに賭け手堅く転がす事に（勿論勾配も計算に入れて）

その前にトイレも済まさせなければ。
シッコはスグにしてくれたけど、その後の様子が変…？
しきりに地面の匂いを嗅ぎながらウロウロ。

『もしかして…』（つうかジャッジがスタンバイしそうなんですけど：焦）

そして、おもむろに相撲の立会いのポーズ。

『やっぱし』

そう、まだまだお子ちゃまのFunkはチョット動くと「ンコ製造マシン」へと変身するのだ。
そして間一髪、コールと同時にスッキリ（ホッ）

で、ゲームはコート内に収めさえすれば後はFunkにお任せで、無難に4投レトリーブの26Pで合計33Pでフィニッシュ！
投げ手さえシッカリすればFunkのレトリーブは完璧だわ。

問題のSoulの2R
ラインジャッジの某眉さんは最初から場外に非難してるし（笑）
今回は3投連続で低目に投げるが、1投目よりは2投目、2投目よりは3投目と追い足が鈍っている。

『やばっ…集中力が…』

それでも1投目は戻って来たけど、案の定、2投目のレトリーブ確定後にコートエンドに居たWanに猛ダッシュ！
ポイント確定後だったので、躊躇無く首根っこを掴まえてコートに戻し、続く3投目はお散歩気分…（苦笑）
Soulの集中力は完全に無くなっていた。
最後の4投目はディスクに一瞥をくれるも、コートサイドに居る人間に向って直角ターン！

『終わった…なっ…』

結局19Pの合計33P…ん？もしかしてFunkと同点？
なんと！偶然にも仲良く同点になっちまっただよ。
で、順位は7チーム中、共に4位タイ。
しかも、この日の優勝は64P。流石にこれは無理だったけど、2位50P、　3位に至っては40P？だったような。

アラアラ…Funkの1Rをまともに転がしてあげてたら楽に3位入賞だったし、うまくいけば2位も狙えたんじゃん…（ショボーン）
まぁ、「たられば」の話だけど…

勿論、帰ってから母様に「ぶぁっかやろうぅ〜〜！」と怒られましたとさ。

で、Soulに関してはノーキャッチと脱走はしたものの、これまでの最高得点（3P)を大幅に記録更新したので褒めてあげたい。
それに集中力を切らしてしまったのは、追い足を重視しし過ぎて取れないディスクを投げたせいで、これは練習の時にもキャッチ出来た時と、出来なかった時では集中力の持続が違っていた。
本番では取れるディスクを投げ手やらねば（反省）

そんな訳で、本日の総合評価は
Soul＝80点
Funk＝100点
親父＝マイナス200点

江戸川で開催されたJKC秋季訓練競技会に行って来た。
と言っても、SoulやFunkを出したわけじゃない。
ブーさんの時は何がなんだか分からずに4ヶ月間ほど訓練所に預け、ジャズさんも見よう見真似で教えたもんだが、SoulやFunkに至っては訓練どころか躾さえも儘ならない。
最近の親父なんかは「躾って何？」と開き直る始末（苦笑）

「じゃぁ、何しに行ったの？」「改心したのか？」と問われれば、さに有らず。
交配後、初めての競技会参加となるFunkの父親クウ（空）パパと、その家の子になった兄弟のカイ（海）君、それを応援しに来た母親のぴぃーちゃんママ、その娘（兄弟）のベリーちゃんに会う為。

パパのクウ（空）君は訓練犬

ママのぴぃーちゃんは訓練＆ディスクドッグ

お祖母ちゃんのイヴちゃんも訓練もディスクもやってた。

兄弟のカイ（海）君は将来の訓練犬

兄弟のベリーちゃんも将来の訓練＆ディスクドッグ

ディスクを引っ張りっこするFunkとカイ（海）君

そこに割り込むベリーちゃん

そしてFunkとベリーちゃんで引っ張りっこに

顔はソックリだったけど、毛色の濃さが全然違う3兄弟
ベリーちゃん・Funk・カイ（海）君

お父さんとご対面のFunk。父親に「ヨッ！」はないだろ（笑）

月齢が近いG・シェパードのジーク君（訓練士さん宅で修行中）とも遊んだよ

訳は分からないけど楽しそうなSoul

飛び掛った相手が悪かった…訓練士さんに教育的指導を受けるSoul
『でも、そんなの関係ねぇ』

訓練士さんに散歩に連れて行ってもらうSoul

凛々しい表情のFunk

ボクはディスクドッグの道を目指すぞっ！

でも…今日は疲れたｚｚｚ
先週のSoulの兄弟に引き続き、今週はFunkの兄弟に会えて楽しかったな。

つか、訓練競技会の様子を全然見て来なかったわ（汗）

懲りもせずＪのつくば大会のビギナー（10日のみ）にエントリーした。
で、気が付けば最終戦なんだね。
結局ウチは飛び入りを含めて3回しか出なかったなぁ。
来シーズンもどうなる事やら。
まぁ、ノンビリやろう。

で、Funkに関しては何の心配もしてないけど問題はSoulだ。
ここ暫くは良い調子でディスクを追っていたのに、またヤル気が見られなくなった。
先日のオフ会は集中力を試す良い機会だったのに、点数的には落第点…つうより０点だったし、帰って来てからはテンションすら上がらない。

この分だとまたFunkにぶっ千切られてしまうのか？
確かに、Funkとのゲームの方が確実に戻って来るから安心して遊べるけど、ヤツはまだローラーしか出来ない。
不確実ではあるものの、空中キャッチも出来るSoulとの方が「ディスクをやってる」って気にさせてくれる。

当日の公式戦はファイナルへのノミネートを賭けて熾烈な戦いが繰り広げられるのだろう。
それを見て人間のモチベーションが少しでも上がったらSoulにも通じるかな？
兄弟達と遊んでいた君の目はキラキラと輝いていた。
その輝きをディスクをやっている時にも見せてほしい。

兎にも角にもガンバんべぇ。