今週末の熊谷大会へ向けてプチ練習をした。
それもディスクを投げての実践ではなく、Funkの目下の課題である受け渡しの練習。
これまでも練習時や大会で、重度ではないにしろ受け渡しがスムーズにいかずハラハラさせられていたが、例の耐久ディスクを試した際に症状が悪化したのと、親元から「歳を重ねるにしたがって欲が勝り、段々酷くなるかも」の指摘で、暫くはドロップの強化をする事にした。
確かに耐久ディスクでは酷くなったが、通常のディスクはスグに離すので、今の時点では然程の心配もしていないのだが、手に負えなくなる前に矯正すれば先々も安心だからだ。
その方法は至極簡単で、悪化した耐久ディスクを目の前にかざして「キャッチ」、そのまま後ろに下がり呼び込み、持ってきたところで「ドロップ」させるだけ。
素直に離せば褒めて、離さなければディスクを裏から叩く。
それの繰り返し。
途中で引っ張りっこを織り交ぜ、わざと興奮させたところで「ドロップ」
これもスグに離せば褒め、離さなければ(ディスクを)叩く。
今日のところはスンナリといった。あとはこれを日々繰り返すだけ。
スピードで劣るゴルにとって、些細なタイムロスも疎かにできないので、受け渡しの強化は至上命令だ。
『その前に、親父のスローの正確化の方が先決だろうが!』
とか、言わ・ない・の!
で、Soulもコッチョリ特訓されてる。
こちらも耐久ディスクでやるようになってから、チョビっとだけ集中力を持続してくれるようになり、ディスクの基礎中の基礎である持来からの練習。
「待て」させ、ディスクを離れた場所に置き、集中していることを確認してから「ゴー」で持って来させる。
行き足は良いのに、戻りは相変わらずテレンコなところが減点対象だが、時折「ゴー」のコマンドを待ちきれずに上体をピクピク動かす意欲ぶり。
ここでも戻りの時に、大好きなボールをわざと転がして誘惑するが、一瞬目をやるものの「来い」のコマンドで我慢して戻れるようになった。
静かで人もWanもいない家の前から雰囲気の全く違う大会会場でも、脇目を振らずに出来るようになれば本物なんだけどな。
『恐れていては一歩も前には進めないぞ』頭の中で悪魔が囁く。
本当はもう少しじっくりと練習して、来シーズンの再々デビューを目指してたんだけど、どうなる?熊谷大会。
今の気持ちとしては、会場で他の人にも協力してもらって、様々な誘惑の中でもちゃんと出来るかどうかを見てから、2日目に決心したいと思ってる。
だが、正直な気持ちは時期早々なんだよなぁ。
また元に戻られるのがとっても恐いだわ。
囁いているのも、実は悪魔だか天使だかもわからない。
知っているのはSoulのみ。