2008/1/31

SchilkeのE♭管(E1)  
まだまだ続く、Schilkeネタです。
ショートタイプのSchilkeのE♭管(E1)です。D管が欲しかったので、D管の替え管をレトロフィットしてあります。2番管の調整が必要なので楽器を送り返しました。
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E1のようにベル固定タイプの特殊管はE2がカタログに載っているだけで(日本にも正規輸入されていたのはE2Dです)、他のモデルは60年代から70年代に殆ど5本以下のレベルで、試作品として或いは完全カスタムメイドとして作られたようです。
SchilkeLoyalistにもE1の説明は記載されていません。
感じとしてはE2より少し小ぶりな感じがします。こちらは、以前オークションで落札したものの、売却してしまったE2です。
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以前所有していたE2DGPは主管/1・2・3番管全て交換するタイプでしたが、こちらのE2は主管のみでD管になりました。ベルは特注でベリリウムが付いていましたが、あまり感動しませんでしたね。
Schilkeの特殊管は定評のあるところなので、文句のつけようがなかったのですが、もともとD管が欲しくて落札したE♭管ですので、D管でしか使用していません。E♭管だと楽器によっては、ミとレのトリル(実音G-F)がかからなかったりしますが、この楽器は大丈夫です。
前述のE2DGPはどこ行っちゃうの?ってくらいかかりませんでした(笑)。まぁそれで良くハイドンのコンチェルトなんかやったもんだ・・・(恥)。
D管は他にもあるし、E♭管も他にもあるので、出番全くなし、の楽器E1でした。
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2008/1/27

Schilke B3 B♭管  
病気療養中ですが、ようやくPCの前に座ることができるようになりましたので、記事アップしておきます。

B3(B♭管)です。1961年に導入されました。珍しいというか余りクラシック向きではない、というかMベル(Cベル)Lボアですね。Hersethが吹いていた、ということをSchilkeLoyalistの記事から知り、たまたまイーベイに出ていたので落札。
でも、ケース付でそのまま送られたたため、中で楽器が暴れ、ベルの先端とR部分にヘコ多数&メッキもかなり剥げ、且つPick-Upマイク用ステーのためかリードの一部に穴を開けていたらしく、それを埋めるためのパッチがしてありました。こんな感じです。
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で、落札した金額がそこそこ高かったために、転売もできず悶々としていた際にSchilkeでリペアを請け負っているのを知りました。依頼内容は、1)リードパイプの交換、2)ベル交換、3)内部清掃、4)リプレートでした。
楽器を送ったところ、ベルは交換する必要がないので、ヘコ出しでOKだろうとのことで、全てメーカーにお任せしました。で、
帰ってきた状態がこんな感じです(メッキだけはアンダーソンプレーティングでしたが)クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します
メッキの仕上がりはよくも悪くもアンダーソンプレーティングですが、まぁまぁ満足してます。一番驚いたのは、その修理代です。ま、送料はこちらも特に指定せず漫然とお任せていたので、後で考えたらバカ高ですが、請求書の金額(っていうか事前にもらったMailの数字が信じられなくて、Mr.Pad Hundに何回も確認してしまいました)みて思わず笑ってしまい、この金額ならしょうがないか・・・って納得しました。しかも一応工場での作業だし。
これが請求書のコピーです(一緒にE1のD管レトロフィットも頼んでます)。
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読めますかね?515ドルですよ、515ドル。ま、この手の話しに事欠かないのがSchilkeなんですけど。詳しくはSchilkeLoyalistどうぞ。現在でもこうした修理が可能かどうかは分かりません。何でも最近は日本の輸入元からのクレームで、日本からのDirectDealは受けないようですが・・・。
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2008/1/15

SchilkeのC管  
Schilkeは特にマニアというわけではなく、楽器が好きで知らないうちに集まった、という感じなのですが、中にはやはり珍しいものもあるようで、マイミクさんから写真投稿いただきましたので、『ヒトの楽器でブログ』更新させていただきます。
SchilkeのC管の21Cという型番です。
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正式にラインナップにのったモデルではなく、Prototypeだそうです。シカゴ響向けとS22C改良を目的とした楽器だそうで、X−ValveCasingでS22Cとの違いはベルがS22CのBベル(ML)のHeavyなのに対し、Aベル(L)のライトウェイトがくっついているそうで。
93年から94年の間に数本製造された実験的なもののようです。
シカゴ響といえば、最近BachやYAMAHAから復刻されていますが、ベルはライトウェイトですもんね。Herseth管も実は229-25Hが本物ではなく、セッティングがちょっと違うようです。
このヒト自分でつくったそうですので、英語を読む気がある方はどうぞ。(今回投稿くださったマイミクさんとは全く関係ありません)
http://www.trumpetjunkie.com/projecthorns.htm

話しは戻りますが、この21CはDillonに3本ぐらい出ていたそうで、残り2本のうち一本はヤフオクに出ていたそうですので、日本にあるんでしょうね。
吹奏感はオープンでレスポンスも上々、S22Cより少しダークな感じだそうです。
チューニングスライドがラウンドクルークのものとS22Cタイプのものがあったそうですが、マイミクさんが購入されたのはラウンドだそうです。
フェルトが珍しい黒ですね。緑が手に入らなかった時代のものです。僕のG/F管も97年購入でしたが、黒でした。でもEナチュラルレトロフィットに出したら緑に替えられちゃいました(笑)。
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こっちが緑のフェルトのCXだそうです。
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Schilkeの長管(といってもB♭管とかC管とか)は好みが分かれるところなので、難しいですが、個人的には気に入ってます。E♭/D管以上になると誰も文句ないところなんでしょうけど。
でも21C、格好いいですね。
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2008/1/13

SchilkeのC2  
まだまだ続くSchilkeネタです。
SchilkeのC管トランペットのC2です。
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SchilkeのC管はB♭管に比べると、BachやYAMAHAに押されており、フルオケで使う人はあまりいないようですね。
C2は1961年から生産されています。MidiumLargeBoreでMidiumBellだそうですが、特徴はステップボアデザインといって、チューニングスライドやバルブのボア径が徐々に大きくなっていくデザインですね。
吹奏感がRotaryに近いこともあり、とてもRotaryからの持ち替えが楽です。ちょっとピストンの感覚がシルキーっぽくないですが。
所有品は、"Schilke"Logoが四角で囲まれる前のものですので、かなりのVintageですね。
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シリアルも連番ではなく、プレートを掛けた日、ということになるそうです。1日一本しかプレートを掛けなかったのかどうかわかりませんが。
それと、1番管が少し違います。カニ目が2個ありますね。
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Uフックも少し小さ目です。あと、バルブキャップの内側のフェルトの色が赤いです。
ちなみにマウスピースレシーバーのところにはモデル名の刻印がありません。
音抜けは最高ですが、ピストンのC管は4本もあるので、出番は少なそうです・・・。
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2008/1/10

SchilkeのC5-4  
Schilkeネタは続きます。

昨年購入したC5-4ピッコロトランペットです。High−C管になります。以前ワールドスーパーオーケストラで元カナディアン・ブラスのイェンス・リンデマンがブランデンブルグ協奏曲の第2番をYAMAHAのC管ピッコロで演奏していたのを聴いて、ずっと探していました。たまたま、アメリカのイーベイで発見し、即落札しました。
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何でも前のオーナーさんは、アメリカ合衆国の国防総省(ペンタゴン)に勤務されているそうで、仕事が忙しくなるので、少し楽器を整理している、とのことでした。殆ど吹いた形跡がなく、バルブもまっさらでした。
何か大きな戦争でも起きるのでしょうか?(笑)。

多分一生本番で使うことはないと思いますが、面白いことにこの楽器を使っている映像を見つけましたので(というか教えてもらいました)リンク張ってみます。
http://jp.youtube.com/watch?v=PlWKhbGqPhU

元フランクフルト放送響の首席だった、ラインホルト・フリードリッヒさんですね。太っちゃって最初誰か認識できませんでしたが。
確か、ラインホルト・フリードリッヒは、ハンス・クロマットの4ピストン使っているはずでしたが(ポスターもらったことあります)。

楽器は以前感想を記入しましたが、下の音程に難あり、です。音色はシルキーそのもので、Vivaldiの2本のトランペットのための協奏曲は原調で、読み替えなしでいけます(笑)。

C5-4は1976年にデビューだそうで、Schilkeのラインナップでは一番小さい楽器だそうです(High-C管ですので当たり前ですが)。年に2・3本しか生産されなかったそうですので、多くて90本ぐらいでしょうか?確か4〜5年前まではHPに載っていましたが、今は載っていませんね。ヘラルドは注文も受け付けてくれないようです。マンドレルとか型とか壊して捨てちゃったかな・・・。いずれにせよ、YAMAHA以外では貴重でレアですね。
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2008/1/6

Schilke E3L-4その3  
えーっと、E3L-4で記事投稿していたら、師匠から写真頂ましたので、アップします。
E3L-4の特別仕様でE♭管、D管ベルともベリリウムベルだそうです。
D管の絞りはE3L用と同じなので、ノーマルのE3L-4よりも少し小ぶりですかね。
ベリリウムなのでカンカン鳴ってくれます。
ベルが違うとこうも違うもんでしょうか?こっちはE♭管ですね。
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で、Dベルつけるとこんなに長くなります。
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フルオプションで並べるとこんな感じです・・・。
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ノーマルオーダーのE3L-4ベルはこんな感じになりますね。
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以前新大久保の中古楽器屋でボディはシルバーでベルのみベリリウムGP、という
のを見たことがありますが、既に持っていたのと、あまり使わないので興味ありませんでしたが。

ちなみに師匠のは、Serial15xxxで、1982年にPJBEがD管使っているのをみて
1983年に特注したそうです。

SchilkeLoyalistのサイトによると、E3L-4の導入はE3Lより遅れること6年の1974年だそうで、通常はE♭管Onlyだそうです。D管ベル・スライド共完全にオプションですね。通常のベルは"C"ベルだそうで(SchilkeのベルはKeyではなくSizeです)、オプションで"D"ベルも購入できるそうです。師匠のD管ベルはまさしくこの"D"ベルですか。
最初はハワード・スネルのロンドン響だそうで。この"C"ベルはB2、B3、C2とかにも使われており、Bessonデザインだそうです。確かにB3、C2と比較しても負けず劣らずですね。今度比較の写真載せます。Schilkeはサイズとフレア形状の組み合わせがあるので、L/ML/MベルでサイズがA/B/C/D/E・・・となるので、E3L用のMベルは"D"でB♭/C管用Mベルは"C"ベルでってなことでわけわからなくなる、とSchilkeLoyalistにはあります。

2008年はすっかりSchilkeネタ尽くしになりましたが、宜しくお願いします。折角7本もありますんで、ちょっと突っ込んでみますか。
SchilkeManiacsメンバー方の助言もいただける嬉しいな・・・なんっつって。
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2008/1/4

Schilke E3L-4その2  
コメントいただいた方から、ものすごく貴重な写真をいただきましたので、紹介させていただきます。
マーラーの交響曲第2番を演奏された際に、なんとE3L-4 が3本も揃ったそうです・・・。こんなの日本だけなんでしょうねぇ・・・。
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ホールでの鳴りはGPが一番だったそうです。何故かSchilkeってGPが合いますね。バランスがいいような気がします。特に特殊管とか。
ちなみに投稿いただいた方の所有品は一番手前の1番管Oリングで、ベルがE3Lと同じベルのものだそうです。確かに標準のベルはでかい音しますけど、取り回しにくくてそれがまた用途を限定しているような気がしますので・・・。
肝心の楽器ですが、吹き比べをした結果、
『もう一本のSPの楽器はとても柔らかく、上から下まで音色もばらつきがなく高音域では倍音がきれいに響く感じがしました。私のは他の楽器と違うベルの関係かと思いますがコンパクトで明るい音がします。PからPPくらいのボリュームでもきれいに鳴
ってくれる感じでした。やはりE3Lにちかいようです。』

とのことでした。
取り回しを考えるとベリリウムの細ベルがいいのかもしれませんね。ま、使用頻度から考えてD管の替えベルさえ作る気もないので、そこまでしないと思いますが・・・。
でもなんでSchilkeの特殊管ってこう格好いいんでしょうか。B&SやYAMAHAも4Valve出してますけど、見た目の質感が違うのかな?音程はたぶんYAMAHAが一番なんでしょうけど・・・。
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2008/1/2

Schilke E3L-4  
新年あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。
結局昨年は5本増えて1本減りました。内訳はB♭管ロータリー1本、D管ロータリー1本、D管ピストン、B♭管ピッコロ1本、C管ピッコロ1本でした。(B♭管ピッコロ1本売りましたが)。今年は数を追わず、少し所有楽器の質向上に投資しようか、と思ってます。
でも増えちゃうんだろうなぁ(苦笑)。

昨年は"D"の年だったので、今年は半音あげて"E♭"で始めてみます。

SCHILKEのE♭管4Valve、E3L-4です。D管の替え管はありません。E♭管のみです。ベルリンの楽器屋さんで購入しました(と、いっても実際には帰国してしまったあとだったので、購入して送ってもらいましたが)。

これまでマーラーの2番のバンダのトラで最後5番を吹きましたが、そのときだけしか本番では使ってません。(もしかすると真夏の夜の夢でもつかったかも・・・)。そのくらい使い道がありません。

ベルがでかくて、アンサンブルでは取り回しがイマイチで殆ど出番なし、です。売ってもいいのですが、みんなもてあますので、たまにオークションにでます。そのうち何か出番があるかもしれないので、一応箪笥の肥やしになってます。でも音程は以前所有していたE2Dよりいいですし、ちゃんと実音G-Fのトリルもかかります。全く問題ないです。

見た目もへんてこりんで格好いいです。でも出番ないんですよねぇ・・・。

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もともと、イギリスのオケで使い出したのが、ブレークの始まりですから、イギリスものか、イギリスのオケのサウンドを目指すにはいいでしょうけど。やっぱりE3-Lの方が使い道あるんでしょうねぇ・・・。
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