2008/2/22

たかだか半音ですが・・・  
またまたご無沙汰です。

ちょっと最近ごたごたしてました。特殊管といえばどうしてもE♭/F/G/A/High-B♭・・・
ということになります、モダンピッチになる以前は
各地でピッチがバラバラだったのはみなさんご存知の通りですね。
A=442なんてのもそんなに昔じゃぁないですので、同じF管とかE♭管とかでも
作られた時代によっては、半音近く違ったりするそうです。

で、今回は半音のものを見比べてみました。Schilke(またSchilkeネタかよ・・・)の
E3L-4とG1L-4(ENatural)です。E管とE♭管ですので半音しか違いませんが、
よーくみると結構違いますね。
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分かりやすいように同じ4Valveのものを選びました。
皆さん違いがわかるでしょうか?(その前にどっちがどっちかわかりますかね?)

青いテープが貼ってあるのがE管です。
反対方向からの写真です。
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マウスパイプが4番管に入る角度とか、4番管の長さとかベルの長さがかなり違うのが分かると思います。E管(といってももとはG管)の方がベルは長いです(G→F→Eって下げるので当たり前ですが)ね。でも4番管はE♭管の方が長いです(これも下の音が低いので
当たり前)。E3L-4をベースにE管を作ったらまた違った形になるんでしょうけど。高々
半音ですが、これだけ違います(ベースが違うので至極当然なんですけどね)。
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2008/2/15

Meyer-MonkeのA上昇管付G管  
前々から話題には触れていましたが、つい最近写真を撮ってきてもらいましたので、アップします。
もともとMeyerに特注でつくってもらったA管への上昇管付G管です。G管ともなると下の音が出にくくド#(実音Gis)まででるように4本Rotaryなのですが、A管への上昇管がつきますので、5Rotaryです(笑)。
で、しっくりこないので、MonkeのHigh-B♭ピッコロ用のベルをつけたところ、見違えるようになったので、譲ってもらいました。かれこれ3年4ヶ月前にMonkeの工房で吹いて一目ぼれしましたが、その後色々他の楽器を購入したりして、ようやく昨年購入しました。
が、Monkeの工房に眠ったまま既に1年が過ぎようとしています。
こんな状態です。
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後は支柱をくっつけて、ベルを曲げて磨いてRotary調整して銀メッキかけるだけなのですが、なかなか先に進みません。
ベルは宙ぶらりんです(笑)。
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そもそもTubaやHornじゃぁあるまいし、何で5つもRotaryが・・・と思われるかもしれませんが、重さを余り感じず、よく鳴ってくれます。やっぱりバランスなんでしょうねぇ。
NaturalTrumpetの管等も映ってますが、これがMonkeの工房の写真でもあります。
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Monkeはベルを自分のところで絞っているので、ちょっと高いですが、やっぱりいいです。今年中に仕上がるのでしょうか・・・。それよりAの上昇管の使い方が良くわかっていないので、箪笥の肥やしになりそうですが・・・。
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2008/2/11

Max Enders (G管)  
Mainz系の代表的なマイスター、Max EndersのG管ピッコロトランペットです。最近LechnerのC管を売却して、購入しました(金額は全然違いますが・・)。
MaxEndersはトランペットより、ホルンとかトロンボーンの方が有名かもしれません。
C.A.Muellerの工房を継いだマイスター(Muellerは初めてBrandenburgConcertoの2番のためのF管ピッコロを製作したことで有名ですね)で、戦時中はMarknuekirchen近郊のErlbachに疎開していたそうです。ですのでこの時期に製作された楽器は、Markneukirchenのパーツが(グラスリッツ辺りのサプライヤーからのもの)が使われているようです。
その後、何とか旧東ドイツから西ドイツのMainzに戻って楽器製作を2代目が続けていたようですが、その後工房で働いていた職人が会社を購入して楽器製作を続けていましたが、経営的にはあまり上手くいかなかったようで、楽器自体は1970年頃までで生産が終わっているそうです。
ですので、今や幻の楽器ですね。
こちらがG管の写真です(現在MPあわせのためドイツにまだありますが)
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2枚目の写真をごらんいただければわかるとおりマウスパイプがピルチックの様にステップになっています。オリジナルのMPがないので、何を狙った効果なのかははっきりしませんが、当時としては革新的なアイデア、とのことです。3番ロータリーに直接入る構造は、Knothなどにも見られた構造ですが、マウスパイプからリード部分が長く取れるので、メインチューニング管のない特殊管ではコントロールしやすいですね。

これで、MaxEndersは3本になりました。こちらはE♭/D管ですが、構造的にはMonkeのE♭/D管に似て(といってもMonkeもEndersで修行してましたから、多分Monkeが似ているんだと思いますが)いますね。
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EndersのE♭/D管もシャンクが特殊でMP探し中です。一応購入した際に亀山さんがあわせたYAMAHAが付いてきましたが、YAMAHAのリムが合わないので、そのうちW.C.Schmidtにお願いしようかと思います。

で、一番毛色が違うB♭管です。現在修理上がりでドイツにあります。ドラムロータリーでイタバネ式のウォーターキーになってますので、ヘッケルみたいですが、多分ドラムロータリー部分はミラフォンの上級モデル用だろう、とのことです。
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シャンクは普通のトランペットシャンクだそうで、少しホッとしてます。

G管は基本的にPiccoloの範囲に入りますので、Piccoloの範囲に入る楽器はこれだけになりました。
1.YAMAHA YTR-951
2.D.Calicchio Piccolo
3.M.Lechner RotaryPiccolo
4.R.Schilke C Piccolo
5.YAMAHA YTR-9710 G/F
6.R.Schilke G1L-4 G/E
7.J.Monke/Meyer G/A
8.M/Enders Rotary G
7番についてはまだMonkeの工房にありますので、まだまだご紹介できる段階ではありませんが、試奏はしてます。
特殊管マニア道まっしぐらですね・・・。自分でもいい加減あきれてきました。
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2008/2/9

売られた花嫁・・・。  
殆どコレクター道まっしぐらですが、別にむやみやたらに買い漁っているわけでもなし、無尽蔵に資金があるわけでもないので、これまで売却した楽器も結構あります。
殆どがオークションだったりするわけですが、売ってから『あぁ、やっぱり売らなきゃよかった・・・』と思う楽器もありました。
既に所有権がなくなっていますので、勝手に写真を使うとクレームがくるかもしれませんが、その場合はすぐ削除しますので、現オーナー様、お許しください。
まず、写真はありませんがSchilkeのE2DGPです。
大学に入る前に渋谷のネロ楽器で購入。アンサンブル等でそこそこ使用しました。
現在は友人の高校の後輩氏が所有(たまたまオークションで売却したら、落札者様が友人の後輩だった!)してます。
次いで、SchilkeのE2SPです。
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この楽器オークションで落札しましたが、しっくりこなかったので、修理先に委託して売却しました。ベルは固定ですがベリリウムでした。
ちょっと勿体なかったかな?と思っているのは、M.EndersのB♭管でModelProf.Ehemannです。ポザウネンコーア用で、1960〜70年代にこういう小ベルが流行ったそうです。Finkeなんかも沢山つくったそうです。ヤフオクで落札しました。
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M.Endersはシャンクが全て特殊で、現在3本所有してますが、全部違います(笑)。Keyも違うので仕方ありませんが。
珍しいところでは、AlexanderのRotaryCornetですかね。A管の替え管つきでした。ドイツ・イーベイで落札しましたが、一部ハンダが外れていたり、バルブも要調整・修理状態でしたので、売却しました。それ以外の状態は綺麗でよかったです。
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レアものついででは、Monkeのピストン・ピッコロですかね。これは元ケルン放送響(ゲヴァントハウスにもいたそうです)首席のSchneidewind氏がMonke工房のHelmich氏に特注した楽器で、ものすごくいい楽器でした。上のツボがどこまでもあって、息さえいれられれば、ガンガン鳴ってくれました。どうしても他に欲しい楽器があり、惜譲しました。
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最近オリジナルのフレンチベッソンをたまにみかけますが、LondonBessonのB♭管もあまり見かけませんね。3rdリングが逆で、バルブスプリングの足が3本です。1940年頃の楽器でしょうか。楽器としてはまずまずでした。同じタイプのD管を持っているので、残しておきたかったのですが、あまりにも出番がないので、売却しました。アメリカのCharlsFailから購入。
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自分でも珍しい楽器持ってたなぁ、と感心しますが、SchilkeのHeraldPiccoloP6-4も昨年売却しました。これは、C5-4が欲しくて代替しました。どちらかというとP6-4の方がレアなんでしょうけどね。落札者様とは今でもやり取りさせていただいています。いい方に落札いただいて楽器も幸せですね。
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今年になって売却したのはLechnerのC管です。これは、Vioworldというドイツのサイトで見つけて個人から直接購入しました。珍しいピッチファインダーの跡がありました。バルブキャップに彫刻があるタイプで、ベルの彫刻も少し凝ったタイプでしたので、LechnerがBreakし始めた頃の楽器だと思います。吹きやすくていい楽器でした。チョッと後悔してますが、現在もお金さえあれば、新品購入できるので、売却しました。
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写真はありませんが、SchilkeのC5GPもヤフオクで売却しました。これは、問題なかったのですが、C2購入のためです。ちょっと傷がありましたが。DillonMusicで購入。あと、ノーブランドのPosthornもありましたっけ。
てな感じで、結構売却してますね。もちろんオークションに出品してもまったく売れなかった楽器で現在も箪笥の肥やしのものがあります。
あ、そうそうもう一本ありました。これはOriginalF.A.Heckelに化けましたが、D.MonetteのB♭管です。クリックすると元のサイズで表示します
現オーナーさん(師匠ですが)が気に入ってくれているので、楽器も幸せですね。
楽器以外にもMPやケースもちょこちょこ売却してますので、また別途。
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2008/2/7

SchilkeのG(E)管  
しばらくご無沙汰しました。
SchilkeのG1L-4です。E♭管もE3L-4で4Valveですが、こちらの方が先に購入しました。
G管としてはもちろん、E管としてもまだ殆ど遊び程度しか吹いてません。
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Schilkeのカタログによれば、G管はもっともVersatileな楽器だそうで、使い道が多いってことですかね?で、G1Lと同じくE管ベルとF管スライドのオプションでEナチュラルが作れるので、遊びで作ってみました。こんな感じです。
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マルサリスのロンドンコンサートのLDでSchilkeのG1LのE管GPが見られますね。フンメルを原調でやってます。最近はYouTubeでも見られます。
それ以外はHersethがやはりE管でやったのを聴いたことがあります。
それぐらいなんでしょうか?使い道は。誰かご存知でしたらE管の使い道教えてください。ロータリーもE管ありますが、G管の方が使い道あるかなぁ・・・。
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