2012/6/24

師匠と弟子  
BEEGEEさんがLechnerCollection充実の結果、以前ハンドキャリーしたKuernerのピッコロを引き取ることになりました。

ま、珍しい楽器なので、欲しい方がいれば、お譲りするかもしれません・・・。

これで、ピッコロトランペットだけで4本になりました・・・(笑)。ま、High-G管もピッコロの範疇になりますので、G管も加えれば計7本ですが・・・。

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ロータリー2本、ピストン2本(しかもヘラルドタイプ)で見た目のバランスはいいですね(笑)。すでにビョーキ重篤化です。

さて、Kuernerはご存じのとおり、B&S時代を経てLechnerの工房にて修行、独立しています。師匠のLechnerについては、以前のブログで初期の作品と現在(といっても最近また進化しているようですが)の比較をしましたが、今回は師匠と弟子の作品比較です。
こちらが2台の写真
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ご覧の通り、まったくコンセプトが違うのがわかります。Kuernerはマウスパイプから1番管に入れるのに対し、Lechnerはオーソドックスに4番管に入りますね。
マウスパイプが短いと音程が取りにくくなりますが、その分マウスパイプを長くしてます。結果普通のC管と同じようなグリップ位置で吹けますので、ホールド感に違和感は感じません。

ロータリーピッコロや、ショートタイプのピッコロはどうしても楽器が近くなるので、力が入りすぎる傾向にありますが、その辺は自然ですね。

ベルの曲げ方も独特です。4番から出していったん戻してから、というデザインになってます。管の長さを確保するためとはいえ、独創的ですね。結果、マウスピースと楽器の位置は自然でも、グリップはコンパクトですので、楽器のコントロールは非常に楽です(高音が出しやすい、という意味ではなく)。

で、肝心の楽器ですが、音色は、若干ダークです。Lechnerに比べて、ですが。音程は悪くはありませんが、独特の構造が災いしてちょっとコツが要るかもしれません。但し、MPとの組み合わせでコントロールできる範囲かも。ちなみにシャンクが若干特殊(といってもシュミットと合わせただけですが)で、シルキーやラスキーはばっちり(だそう)ですが、シュミットはスカスカでした。
ブレゼルマイヤーはOKです。いろいろ試してみます。当然使用予定はありませんので(笑)、単なる趣味です。

ハンス・ガンシュがロメオ・アダッチの後に使っていた楽器として、一部マニアの間では有名なKuernerですが、日本ではLechnerの陰に隠れてしまって、勿体ないです。
楽器は音程・音色ともLechnerに負けず劣らずなのですけどね。これで、KuernerはE♭管とピッコロの2本になりました(爆)。

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2012/6/19

改良・進化?2  
本日は台風4号の影響で、さっさと帰宅したのですが
時間が経つにつれて、早めの帰宅が吉だった、とほっとしています。

さて、もう一本。

レヒナーのピッコロです。今回のブツはベルをレヒナー自身で絞っていたころのモデルで細かいところも現在のものと違います。

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4番管にはいる角度を変えてますね。そのせいで3番管の長さも変えてます。
また、ベルの曲げ方も変えてます。
よーくみると違いがいっぱいなのはわかりますね。
現在のベルはSandnerから購入しているものだと思います。

吹き比べてませんので、なんともいえませんが。マウスパイプはBeck製が2本付きます。
コルネットシャンクです。

改良なのか、進化なのか・・・・。
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2012/6/17

改良?進化?  
本日帰国しました。

ま、航空会社のラウンジやら飛行機からの風景やら、ヨーロッパの風景なんかは、それほど腐るほど
FB等でアップされているでしょうから、やはりこのサイトはラッパの話で(笑)。

今回もせっかくなので、2本引き取ってきました。

まずはすでに売れてしまっている、3月渡独時にオファーのあったF.A.Heckel(Windischによるオーバーホール済)です。

マウスパイプとマシンを交換してあり、またトリガーが後付になっています。B.C.Meyerオーバーホール品と比較して(こちらはパーツはすべてオリジナル)どうでしょう?

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持った感じもかなり重いですので、同じようなみためでも鳴りが違うのは明らかです。
また、彫刻もマイヤーO.H.品よりもシンプルで、Windischの彫刻のようです。

とはいえさすが両者とも工房の正式な後継者だけあって、倍音の鳴り方はまさしく”ヘッケル”ですね。

もう一本は、明日また。
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2012/6/2

F.A.Heckel for Sale!  
ブログ掲載後に引き合いがあり、無事売れました(^_^)有難うございました。
大分ご無沙汰しました。

先週本番(トラ)があったので、演奏機会が増えるとなかなか楽器ネタの方まで手が回らなくて・・・。

で、ドイツ出張時にオファーのあった、オリジナル・ヘッケルのご紹介です。現在円高・ユーロ安が過去最大になってますので、絶好の機会ですね。

すでに写真は少しアップしましたが、旧東独奏者の所有品で、Arno Windischがオーバーホールしてます。その際にマウスパイプとロータリーを交換してますが、Heckel工房の正式な後継者ですのでまったくヘッケルらしさは失われていません。

マウスパイプを少し長くした関係で、S字飾り(HeckelSchnecke)が天地逆になってます。あとトリガーもつけられてますので、かなり実用的になってます。
肝心の音色は、オリジナル・ヘッケルそのもので、テオドア・アルヴィンの後期の作品ですのでへたりも少なく、倍音豊かなヘッケルサウンドです。音程もありがちなFisも問題なく、即戦力で使えます。

ドイツではSchagerl新モデル、HansGanschと吹き比べましたが、扱いやすさはSchagerlに分がありますが、音色、倍音の多さは圧倒的にHeckelでした。MPさえしっかり選んであげれば、現代の楽器にもまけないくらい、フルボイスもいけます。

で、肝心のお値段ですが、この円高のおかげで30諭吉で確実にお釣りがきます(送料・輸入消費税込)。為替の変動はコントロールできませんので、気になる方はお早目に(笑)。
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