昨日は納涼を求めて日本名水百選地の「忍野八海」へ家族とドライブしてきた。八つの池なのに八海というのは何故だろうかわからないが、その中の湧池を訪れ、鱒が泳ぐ湧水を眺め、手を浸して清涼感を堪能した。富士山に降り積もる雪解け水が、地下溶岩の間で、約80年の歳月をかけてろ過されると知り、その清冽な水に感動!かつては日本のいたるところにこのような澄んだ綺麗な水辺があり、水本来の姿と護るべき自然を訴えているように感じた。日本は資源貧困国であると言われるが世界平均の2倍位の雨量があり、水資源は非常に豊富であると言える。出かける前に想像していたよりも湧池には観光客と土産物屋や人家などが多くて驚いた。自然景観の破壊が進んでいるように思えて、観光と環境が相克する複雑な気分になった。美しく神秘的な水面が四季折々の富士山をいつまでも映し込んでほしいものである。当日は晴天だったが雲が多く、富士山頂の一部しか見えず残念だった。帰り際に山中湖と山中湖温泉の「紅富士の湯」へ寄り、心を解き放ち体を癒した。夏休み最後の日曜日なので行きも帰りも中央高速道の談合坂あたりは渋滞だったが、素晴らしい一日だった。


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