一匹、二匹、と
来年の干支のネズミを
様々に描いていたが
令和になった日本を祝福して
国旗日の丸に群れる
百匹以上のネズミを描いた。
同じネズミでも
白ネズミのマウス(Mouses)と
黒ネズミのラット(Rats)では
天使と悪魔のように対比される。
さらに白ネズミでも
赤い目はアルビノなので
黒い目がマウスといえる。
灰色はネズミ色とも言われ
一般的ネズミに表現され
灰色的な薄墨の線描きのみで
白ネズミのマウスを表現した。
横幅約1メートルの画仙紙に
薄墨をつけた面相筆一本で
半日くらいで一気に描けるが
じつは試し描きと本描きの
同じような絵を2枚描いた。
水墨画は修正や直しがきかない
薄墨の色合いとネズミのポーズや
手指4本と足指5本の数や形などと
署名や落款の傾きなど描き損じたので
出来の良い方を京都新聞社会福祉事業団の
第37回チャリティー美術作品展へ寄贈した。
子年向け年賀状シーズンの
2019年10月16日から21日まで
京都高島屋グランドホールにて
開催されるので関西の皆様方は
機会がありましたら
ご覧いただければ幸いだ。

2019reiwaJAPAN,
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