初夢が暗示していたのは吉か不吉か
奇妙なことになっている身辺アレコレ
年賀状に描いた鼠と溢れる金色の小判が
幸運を呼び込んだようで正月早々の
仕事始めは金色の龍を描く御依頼でしたが
届く年賀状で知人の安否確認をすると
来年から年賀状はやめるとの書き込みチラホラ
令和二年も先が見えない異変の予感がします。
正月三日め午前3時半頃の地震で深夜に目覚め
常夜灯の薄暗い寝室のカーテンレールに
黒い鼠がうごめいているように見えたが
ベッドに猫が居るので錯覚だと思いながら
枕元の眼鏡をかけて見るとやはり何もいない
子年の鼠で夢うつつだったのかな。
おだやかに晴れた関東の正月に気をとりなおし
毎年妻がお節で作る縁起物のエビスを食べた
これは和風の出し汁に溶き玉子を流し込み
寒天でゼリー状に固めた北陸金沢の郷土料理で
我家のは淡白な味ですが各家庭により味は様々
料理名もベッコウやベロベロなど様々なよう
この奇妙で不思議な味わいの非日常の料理は
関東などでは見たことはございません。
三が日に我家へ来た息子の友人は幽霊の出る
アパートに住んでいると息子から聞き興味津々
現実に見たことはない奇妙なものや
ふだん見えないものを絵に描きたいと願い
ムー誌で幽霊を描かせていただいているので
機会があれば伺いたいと思っています。
非日常気分は一週間過ぎていつもに戻り
ムーの怪奇ミステリー体験の読者投稿文を読み
その原稿文からイラストをイメージしているが
実を言うと整い素人離れした投稿文なので
ゴーストライターが執筆しているのかと
勝手に想像していました。
しかしそれは私の考え過ぎのようで
担当の編集者からのメール説明によると
読者からの投稿や手紙やアンケート葉書などは
会社のコンプライアンス遵守で厳重管理され
投稿者の性別と年齢などの個人情報は出せず
イラストを描く際の原稿文にも伏せられるので
やはり読者からのリアル投稿文のようです。
それにしても掲載誌上の読者投稿文には
投稿者のお名前と県市と年齢までも記載され
個人情報漏洩の件とは矛盾しているようで
本当が見えない奇妙なことです。
ということで1月9日に発売される
月刊ムー誌2020年2月号123ページから
「あなたの怪奇ミステリー体験」の
棚だけが大揺れする怪異現象、
危機一髪から免れた私、
霊が生きることに悩む私を救出、
3点の霊イラストを
ぜひとも本誌の読者投稿文と共に
ご高覧いただければ幸いでございます。
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