先日、テレビ出演した
生物学者の福岡先生の話が
解りやすくて面白かったので、
アマゾンで新刊書を購入した。
そしたら、図書館にもあったので
ちょっとガッカリした。
毎日、ちびちびと
読んでいたが、
久しぶりに生物学の
新しい知見に触れて新鮮だった。
これが、昔だったら、
必ずや授業のトピックに
生徒たちに話して聞かせただろうな
という面白い話題がたくさんあった。
癌は、遺伝子のミスプリから生ずるが、
そのミスプリから進化も生じるので、
生物はリスクを内包しながらも
あえて完全に修復し得る道を
とらなかった・・・
というクダリには
納得してしまった。
人生随談のために、
久しぶりに書棚から
30年以上も前に
大学の授業で学んだ
「音楽美学」の教科書を再読してみた。
当時は、生物学科だったが、
音楽の副免を取るフリをして、
音楽科で和声学や形式学などの
音楽理論の講義を受けていた。
音楽美学は、音楽を哲学する科目だが、
当時、授業でさかんに
ディスカッションをしたり
発表したりして、平田先生から
「優」をもらった記憶がある。。
同じ受講生の女子学生たちが
4年の時のリサイタルにも
全員聴きに来てくれて、
乞われて学内でも
レクチャーコンサートを
催したことがある。
このとき、同じクラスにいた
同学年のK君は今、
カミさんの学校の
同僚になっているそうだ。
*************
人生随談
奈保子 ささいなことでも、心に感じたことを行動化するのって、大事なことかもしれませんね。
先生 そうかもしれないけど、でも、誰にも勧めはしませんよ。私の車を見たらわかるでしょ。やりたいことをやるには、勇気がいるんです(笑)。
奈保子 ハハハ…。
先生 むかし、ブログにも書いたんです…。
***
家族からは顰蹙を買い…
伯母からは
「クルクルパーに見えるよ」
と笑われ…
道行く人には指差され…
信号待ちでは思わずうつむいてしまうが…
レシプロ機オタクなら
キチガイと言われようが
変人と思われようが
いいじゃないか!
一回きりの人生なんだから…
ちなみに、デカールも
排気口も全部ハンドメイドです。
洒落のワカル勤務校の校長は
「先生の車はすごいですねぇ」
と言うので、
「これは1/1の乗るプラモなんです」
と説明したら、
いたく感心されて嬉しかった。
これは英空軍の黒塗り夜間爆撃機を模したものなので、
毎日、運転ではなく爆撃任務に搭乗している気分である。
ほんとは英空軍の機長帽と制服も着たいのだが、
さすがに、そこまでやって街を走る勇気がない。
俺の臆病者めッ!
と時折、自分をなじっている。
先日は、元自衛官の後輩にも笑われた。
「スキですね〜!
バカですね〜!」
だって・・・。
ハハハ・・・。
ほっとけッ! ヽ( `皿´ )ノ
***
夜間爆撃機の黒色塗装が
スマートでカッコよかったので、
つい悪ノリで、愛車の軽にも
カッティングシートでデカールを貼ってしまった。
でも、ズングリした車体なので
精悍さからは程遠く、アキレている・・・。
友だちからは
「アホだねぇ〜」
と笑われている。
ハハ・・・。
病硬膏にいる・・・とは、このことだ。
でも、プラモ好き、レシプロ機オタクなら、
この気持ち、ワカッテくれるはず・・・。
だって、クルマだって
1/1のオモチャじゃないの。
男の子にとっては・・・。
フロントガラスの
黒いビニルテープで作ったキャノピーが、
我ながら泣かせる・・・と思う。
表裏貼ると案外、不自然に見えないのは発見だった。
でも、このまま車検にだしたら見事にはがされた。
いかなるシールもフロントには貼ってはいけないそうだ。
でも、車検が通ったら、また、貼りなおしたもんね・・・。
アンテナ線もしっかり貼って、
前輪のサイドには、
1ケ70円の水道のビニル管を
カッパー色に染めて
排気口風に両面テープで貼り付けてみた。
中にはメタル製の
メッシュが組み込んであり、
そこはプラモ少年らしく
本物志向である。
近所のガキが、
その出っ張りを見て
「なんじゃ、こりゃ?」
と寄って見ていたが、
「ケッ!」
という顔で去っていった。
ハハ・・・。
久しぶりに
大型模型を仕上げた気分は、
満足である。
「バカねぇ〜・・・」 (´ヘ`;) ハ〜 ← カミさん
ほっとけッ! ヽ( `皿´ )ノ
わしゃ、好きなように、
生きたるねんッ!

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