「あ〜。オモシロかった・・・」 <(^.^)> ♪〜 ・・・と言いながら、いつか死んでいきたい。
『わが家新聞』の「こだわりの毎日」欄です。
2020/3/10
生徒は一斉休校だが、
教職員は対象外なので、
職員室には大勢の先生方が
年度末のデスクワークに追われていた。
それでも、心なしか、
平時よりも雰囲気が穏やか
和やかで、生徒がいなくて、
授業も部活もなくて
存分に事務仕事に専念できるので
気楽なようにも見えた(笑)。
カウンセリング室のある
生徒側の校舎に移動すると
まるで人の気配がなくて、
なんだか、休日出勤したような
不思議な静寂さに覆われていた。
カウンセリング常連の生徒たちは
予約どおりに
登校してきてくれた。
不登校のT君は、
「何かやりたいことはないの?」
と尋ねたら
「ピアノで『情熱大陸』が
弾けるようになりたい」
という大望を教えてくれたので、
ならば、鍵盤楽器の基礎からやろう、
ということで、小学時代の
ピアニカ(鍵盤ハーモニカ)を持参させた。
50分でどこまで出来るか
見物だったが、
まずは左手の「ドソミソ」の
Cコードのアルペジオを
(10回×5)×5=250回
テンポを超スローから爆速まで、
半分は目を閉じてやらせてみた。
その際、
正しいポジショニングを取るのに
手の甲にボタンを一つ乗せて、
それを落とさないようにと厳命して、
ゲーム感覚でやらせてみた。
ボタンは何度も落ちたが、
段々と慣れるにしたがって、
落ちなくなり、それを外したら、
手の位置がキレイに固定された。
次に、『ちょうちょ』の出だしの
「ソミミー」の3音を右手で覚えさせ、
両手を合わせて弾くように指示したら、
案の定、アタマがこんがらがって
パニクッていた(笑)。
それから、簡易譜面を書いて、
ヴィジュアルに構造を視認させ、
「こことここが、合わさるんだ」
と三点の二声部を発見させてから、
三つのクラスター(団子)に
分解させて一つずつ覚えさせた。
最後に三ケのダンゴを
一本の串に刺すと
「ソ・ミ・ミー」+「ドソミソ/ドソミソ」
が完成する。
50分前には
全く未経験の「0」状態から、
自分の両手が独立運動して
ワンフレーズを奏でるのを
見聞きすると、たいていの人は
驚き感動する。
「ヒャーッ!! できたーっ!!」
と喜色満面になったので、
思わずふたりで握手した(笑)。
脳内で新しいニューロン・ネットワークが
この瞬間につながったのである。
乗れなかった自転車に
乗れるようになった瞬間と
同じである。
独立運動の
ワンフレーズさえできれば、
次は「ソシレ」のGコードに変えて、
後はCとGだけで
一丁出来上がり!
…である。
定型発達の子だったから、
50分の1セッションで習得できたが、
これが発達障害の子だと、
3セッション以上かかってしまう。
そこから鑑みても、
ニューロン・ネットワークから
得られる適応性、順応性において
明らかに定型群と
機能性の差を感じる。
これが、
所謂「不器用」に
関係しているのだろう。
それでも、
これに類したトレーニングで
レパートリーを増やしていけば、
ネットワークは密になり、
回路的にショートカットも生じてきて
スムーズな協応反応(coordination)が
得られるようにもなる。
⁂
T君も
初めてブレイクスルー体験をして
嬉しかったのか、
帰り道でもずっと
運指のイメトレをやってたようで、
目撃した先生方から
「両手を動かしながら
ニコニコして帰りましたよ」
とのご報告を受けた。
出勤時の車中で、
スーツの一部にシミを発見したので、
職場に着いてから、
セッケン水で濡らして
揉んだりしたが
落ちなかったので、
仕方なく内ポケットにあった
共布の糸をほぐして
得意の糊張り修復をした。
縫い目の畝(うね)に
2本ほど圧着してから、
家で入念にブラッシングしたら
まったく見えなくなって
やれやれ一段落であった。
プロに頼めば
万取られる作業だが、
DIYだとタダで済むから、
面倒とは感じず
楽しい修復作業と思っている(笑)。
⁂
年度末なので、
出勤印の掃除をしたら、
ホコリか屑が
ポロポロと取れて、
印象がスッキリした。
一年分の生徒記録で
ファイルが分厚くなった。
手書きの執務記録も
70頁ちかくあり、
ようも書いたもんだと思った。
室内に掛けてある書は
茶道の同門でもある先生に
教員退職時に書いて頂いたもので、
気に入っている。
「周りに捉われることなく
自在に、楽しく、安らかに、往くこと」
という、
望みとする生き方に
ピッタリである。
ここ最近、
コロナ・パンデミックと
株価暴落がセットで
ニュースになっている。
たった一種のウイルスが
人間の構築してきた
経済システムを揺るがしている。
もっとも、それとて、
資本家、投資家という
人間が関与しているので、
「欲」と「不安」が交錯して
マネー変動に投影されているのだろう。
この世界的な騒動の最中、
北鮮の将軍様は、
二回もミサイル花火を上げて、
あたかも、他国の不孝を
祝してるかのようだ。
そのくせ、お父っつぁんと同じ
肥満・糖尿病なので、
コロナを忌避して
部下に直接面会を禁じている。
中国との国境が封鎖され、
食料危機もあり、
韓国にはマスク提供を申し出たものの
すげなく断られたので、
その腹いせでの
ミサイル花火だったのかもしれない(笑)。
サーズ/コロナと
二度も世界規模のパンデミックを
引き起こした中国は
世界からバッシングされて
然るべきだろう。
そしたら、それを後押しとして、
『天安門事件』の時のような
若者、識者の民主化革命が
起こるやもである。
「2.26」のような
人民解放軍内部からの
武力蜂起が起こり、
独裁政権が転覆する可能性もある。
もっとも、
革命派と親政権派との
内戦になる事もありうる。
このご時世では、
まさか「鎖国」するわけにも
いかないだろうし…。
「鉄のカーテン」にも似た
「赤いカーテン」の向こうでは、
この「武漢熱」騒動で、
どんな酷い、非道な
人権侵害が行われているのか、
あとから漏れ伺うことが出来るだろう。
⁂
ミアちゃんを
虐待死させた親父が、
言うに事を欠いて、
娘が自ら望んでしたことだ、
とほざいているという。
こいつアタマがおかしい。
罪を逃れたい一心としても
低脳すぎる。
読んでて、
久しぶりに胸クソが
わるくなった。
【一罰百戒】
【頂門の一針】
で、留まらない虐待親への
見せしめのために、
「殺人罪」で死刑にすればいい。
中国なんて、
100万の経済犯や
詐欺罪でも、
死刑だって…(笑)。
スンゴイよねぇ・・・(笑)。
こういう時は、
厳罰国家が羨ましい(笑)。
⁂
今朝の
「一言ユーモア」欄は
なかなか秀逸だった。
⁂
明日は、
9年目の「3.11」である。
忘れもしない、
あの2時46分には
心して黙祷を捧げようと思う。

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