きのうは
我が家の庭の
サクランボの樹に
花が咲いた。
そしたら、
東京の「さくら」も
観測史上もっとも早く
開花したという。
“100年に一度の暖冬”で、
季節が2〜3週前倒しになってる感がある。
先週は、
毎日のご祈念に、
「世界中の感染症が
一日も早く、収束いたしますように」
という祈りもするようになった。
路傍の道祖神やお地蔵様にも
自然と頭を垂れる習性があるので、
根っから信心深いのだろう。
中世のペストは
権勢を誇っていた
教会の権威を失墜させ、
近代国家樹立のきっかけにも
なったという。
“神の無力”さに教会離れした
民衆を扇動するのに、
教会は疫病の源を「魔女」のせいと
でっちあげて、無辜の女性たちを
火炙りにしたという説もある。
事実だとすれば、
キリスト教史でも
トンデモナイ汚点であり、
イエス・キリストも
呆れ嘆いたに相違ない。
ギターをやる知人から
メールがきて、
「今年は、リサイタルがないから、
手持無沙汰でしょー」
とのお気遣いを頂いたが、
コロナ騒ぎで気が付かなかった。
そういや、去年の今頃は、
沖縄からアベタミさんが
リハに帰郷されたことがあって、
福島駅までお迎えに上がったら、
しきりに、
「寒い、寒い…フクシマ寒い…」
と仰っていた。
なので、
茶室でまず、
熱い薄茶を一服さしあげた。
室礼には、今見たら、
フキノトウが活けてあったので、
土湯にハンティングに行ったのだと思う。
明日のK中勤務で、
今年度は最後になったが、
一斉休校でもカウンセリング予約の
生徒たちは皆ちゃんと登校してくる。
担任たちから聞くと、
みんなカウンセリングを
楽しみにしているというから、
有難いものである。
と言うのも、
生徒それぞれの関心事や
ハマッてること、やりたいことに
話をフォーカシングし、
実際にそれを一緒にやるからだろうと思う。
いわば、レディ・メイドではなく、
各自に合わせたオートクチュールの
メソッドだから、贅沢セラピーである(笑)。
「ピアノをやってみたい」
という子の為には、
ピアニカから運指と読譜を教え、
ゲーム化させて楽しませ、
出来たら一緒に喜んでやる。
今、麻雀にハマッて
小遣いで中古品を買って
妹と二人でやってるという
JCの為に、明日は
我が家のものを持参し、
一丁仕込んだろと思っている。
教頭センセにも
「プレイセラピーで
麻雀やりますから、
校長センセにも
言うといて下さい」
と、念のため、
お断りしといた(笑)。
カウンセリング室で
博打おせーてると
誤解されたら、
かなんもんねぇ…(笑)。
中には、稀に、
そーいうおバカ教員もおって、
「見た見た! 見いーちゃったー!
カウンセラーが生徒と賭博やってるー」
とか、わざわざ管理職に
「ご忠心ーっ!」
って、チクりに行く
暇人でゴマスリもいるのである。
だったら、
トランプで「ポーカー」や
「神経衰弱」やんのも
ダメだという理屈だろうに…(笑)。
ま、「馬鹿は隣の火事より怖い」
っていうから、しゃーないけんど…(笑)。
なので、河合先生は、
プレイセラピーは傍からは
その意味を解されないので、
素人の親・教師には
公開しない方がいいかもしれない、
と仰っておられた。
たかが麻雀だが、
されど麻雀で、
我が家の理数系息子たちをして、
とうとう点数計算を
マスターせずじまいだった。
そのルール、計算法、勝負術は、
さすがに中国三千年の歴史が
生んだだけあり、
日本の「丁半博打」なぞ目じゃなく(笑)、
「メンタンピンドラ一丁、裏ドラバンバン」
でハネ万、子12.000の親18.000点…
てな具合で、これはまだ
単純なカウントの部類である。
子の30符5翻は、
24、48、96、192、384…で「3.900点」、
親なら、
36、72、144、288、576…で「5.800点」、
というような計算法になる。
もちろん、法則性があり、
それを理解するまで、
大学時代も、教員時代も
計算できない人がいた(笑)。
そこまで、きちんと
JKにおせーてやろーと
思ってるので、将来の
名プレーヤーになって
ネットTVでのオープン選手権に
登場するやもである…(笑)。
楽しい事をやっている間と、
それが心に作用している間は、
たいがいの悩みや苦痛は
癒されるものである。
これは、最新の
ACT(アクティヴ・コミットメント・セラピー)
という認知行動療法のメソッドでもある。
卒業式の日、
通勤中の車中で、
久しぶりにラペルにつけた
スワロフスキーのカットグラスが
日光を乱反射させて、
プラネタリウムのように
ルーフに星座を描いていた。
その透明度と
緻密なブリリアントカットから
ベルサイユ宮殿のシャンデリアにも
用いられていることで有名な
超一級のカットグラスである。
コンサートの舞台上でも
しばしばカフリンクスや
ラペルに付けるが、
スポットライトを浴びて
キラキラと輝くそれは
ご婦人方をして
「素敵でした〜」
と、よく言わしめる。
卒業式後の会食会でも、
用務員さんのオバちゃんが、
「センセのカフス素敵ですね〜」
と、黄色のドレスシャツに合わせた
エメラルド・グリーンの
スワロフスキーに
目が奪われたようだった(笑)。
⁂
時節柄、
レンタル・コミックの
ナイロンカバーが
コロナ汚染してんのやないか…と、
気になって、貴重なアルコールで
ひと吹きしてぬぐってから
読んでいる。
なんでも、
専門家によれば、
レザーやビニルの上には
二三日はウイルスも
生き残っているという。
コロナ坊やも
生命力あんなー…。
朝日の記者が、
「(コロナ蔓延を)ある意味、壮快」
と、ツイートして
炎上したという。
・・・ったり前じゃん(笑)。
バカじゃん(笑)。
今朝の『サンデーモーニング』では
某専門家が、
「最悪、数千万人レベルまで
拡大する可能性があるやも…」
と、恐ろし気な予測をしていた。

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