「あ〜。オモシロかった・・・」 <(^.^)> ♪〜 ・・・と言いながら、いつか死んでいきたい。
『わが家新聞』の「こだわりの毎日」欄です。
2021/4/24
高原の僻地にあるY中が
今年から勤務時間が
半分に減らされたので
月一くらいになり、
毎週金曜も完オフ日になった。
そしたら、
きのうは早朝にブログを書いて
寝室にもどって
マンガを読んでたら
二度寝してしまい
11時くらいに目が覚めた(笑)。
朝っぱらから
こんなに眠れるのは
体調がいまひとつなのか、
「春眠」なのか・・・。
たしかに、ここ数日、
風邪っぽさを感じながら
勤務してたので、
休みともなると
気が緩んで眠れたのだろう。
42の厄年に
うつ病を発症して来、
家元に書いてもらった
【暇が出来たら寝てること】
という箴言を
養生訓として
寝室にかけてある。
主治医からは
【明日できることを今日するな】
と戒められた。
元来、
A型性格(アグレッシヴ・タイプ)なので、
若い頃から
「生き急ぎ」の傾向があった。
ミッドエイジ・クライシスとして
うつ病になったことで、
その生き方を
否が応でも改変させられた。
そして、
3.11とコロナ体験で、
ますます、
【人生ぼちぼち参ろうか】
と、おじゃる丸みたいな
メンタリティーになってきた。
眠気が覚めないので、
いくらでも
寝ていられそうだったが、
丸一日寝そうな気がしたので、
なかば無理くり起きて着替えた。
そんでも、
これから、いったいどーすべぇ・・・
と思案にくれた(笑)。
ちょうど、
昼時分だったので、
こーいう時は
「飯っ喰い」に限る。
糖質制限食餌療法も
近頃、とんと、
グダクダになってきた(笑)。
どーいうわけか、
今月は「カツ丼」マンスのようで、
「あらい食堂」に始まり、
「みなふく食堂」「玉井食堂」
「吉倉食堂」・・・と、
カツ丼行脚している(笑)。
なので、
そのテーマに沿って、
ターゲットを絞ってみたら、
「もりなが食堂」に
白羽の矢が立った。
オフィス街にあるので、
正午にでもなったら、
満員札止めになってしまうので、
あわてて家を出た。
11時開店なので、
もうすでに開いてるはずだった。
すっ飛ばして行くと
11時半頃に到着した。
有料駐車場の隣が
お店なので
歩いて10秒もかからない。
狭い5席のカウンターには
すでに一席ずつ空けて
3人が陣取っていたが、
二人掛けテーブルは
幸い空いていた。
『食べログ』で
前もってリサーチしたら、
ここのは
ソース味を玉子で閉じて
キャベツの上にのっけるという
"ハイブリット"(笑)なので、
女将さんに
「ソースとキャベツなしで、
ふつうのカツ丼にできますか?
親子丼と同じ味の・・・」
とリクエストしてみた。
そしたら、
狭い厨房で
それを聞いていた
老齢の親父さんが
「玉葱でやるから出来るよ・・・」
と快諾してくれた。
カウンターのおっさんが
この店のスペシャリティでもある
海老天を別皿でやってたのを
盗み見て、『孤独のグルメ』の
五郎さんよろしく
「えび天一本も
お願いします・・・」
と追加注文した。
それから、
おもむろにスマホでも
見てみっか・・・と、
数分も眺めたら
すぐに出来てきて驚いた。
この店は、
昔っから常時、
出前もやってるので、
とにかく仕事が迅速なのである。
まずは、
揚げたてで
濃いめのタレにくぐらせた
大きい海老天に
ガブリとかぶりつく。
もう、
55年近く
これを名物としてるだけあって、
さすがに美味しい。
まだサクリという
歯応えがあり、
タレの甘辛加減が
絶妙なのである。
おそらくは、
老舗うなぎ屋と同じく、
何十年物かで、熟成して
「まろみ」があるのだろう。
せっかくなので、
カツを二枚ほどのけて、
海老天のタレを白飯にもかけ
天丼としても楽しんでみた。
これは、
贅沢である。
カツ丼・天丼の
ハイブリット丼である(笑)。
カツ丼の味も
さすがにタレの甘辛加減が
決まっていて、
ご飯もほどよく
合格点のものだった。
追加した海老天は
値段が分からなかったので、
お会計では
いくらになるのか
興味があったが、
女将さんが970円というので、
カツ丼は700円だから
270円であった。
以前は、
20p以上ある
『ジャンボ海老天丼』
というのをやってみたが、
これは1000円だったので、
ハイブリット丼は
それよりか30円格安だった(笑)。
隣の駐車場料金が
100円かかったが、
有料を払ってまで
食べる価値のある店である。
ここも、
子どもの頃から在る
数少なくなった
昭和の優良店なので、
老主人、老女将の
名コンビで
あと何年続くかわからないから
行ける時に、ちょくちょく
行っとこと思っている。
帰り道には、
いつも隈畔(わいはん)を
通って、弁天山と
阿武隈川の河原の風景を
愛でている。
山の早緑に
涼し気な水面(みなも)。
菜の花の群生が
目に優しく、
このポイントは
「私的フクシマ八景」
の一つとしている。
庭のサクランボが
なり始めたので、
今日あたり
そろそろ袋掛けをしないと
赤くなる前に
鳥たちについばまれてしまう。
木の上までは
脚立を登らないとできないが、
去年、裏庭のザクロ採りで
脚立の頂上から転落して
ケガしたので、
もう足腰の弱ってる爺様には
危なかしくって出来やしない。
立って手の届く範囲で
留めておこうと思っている。
カミさんが、
駅のショッピングモール
S-PALの『ジュピター』で、
いつもコーヒー豆を
買っているので、
ついでに「駅ピアノ」を
撮って来てくれた。
最近、世界中で
流行りのようである。
何かの用があれば、
ついでに弾いてもみたいが、
公衆の面前で弾くには、
やっぱり度胸と腕が要る。
ちっちゃな子どもが
『ネコふんじゃった』を
弾くなら可愛いが、
いい歳したオッサンだったら
馬鹿丸出しである(笑)。
ギャハハ _(_ _)ノ彡☆バンバン!
かつて
10年勤務したK高では、
この時季になると、
新入生のための
「カウンセリング・ガイダンス」を
毎年やっていた。
元・教員でもあるので、
教壇で生徒たちを前に
しゃべるのは何でもないが、
緊張した面持ちの
子どもたちを前にすると
こっちにもそれが伝わって
背筋がピンとした覚えがある。
これに似た記憶は、
金光第一高で11年間、
担任をやった時かもしれない。
4回も一年生を受け持ったが、
彼らとの
ファースト・コンタクトの時には、
生物室から教室に向かう廊下で、
教室前の扉で、
ちょっとだけ不安と期待が
交錯して緊張したような気がする。
あのドキドキ感は、
大ホールでのサリイタルで、
開演時に
ステージ中央の椅子に向かって
歩いて行く時の気分にも
似ている。
あれは、
心地よい緊張感なのかもしれない。

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